2008年10月09日
裁判員制度と極刑
たまには真面目な話を…。 真面目すぎるかも…。 どうして私はこう極端なんだろう…。 日本における極刑 (死刑) については随分前から存続論と廃止論が出されていますが 結果的には何の変化も起こらず現在に至っています。 【存続論】 ・危険な犯罪者を死刑に処すことは公的安全を保障することになる。 ・重大な犯罪を目論んでいる者への威嚇になる。 ・1番重いのが終身刑だと殺人を犯しても命を失わずに済むので いとも簡単に殺人への決断を下す者が出てくる。 【廃止論】 ・死刑廃止国において、廃止前に死刑に値していた犯罪は増加していない。 ・無実の者に死刑判決が下る場合も考えられ、そういった者の命を奪ってしまうような 取り返しのつかない事態もあり得る。 ・先進国の多くが既に死刑を廃止している。 【ちなみに】 死刑完全廃止 ⇒ 91ヶ国 (大半の先進国を含む) もう10年以上死刑を実施していない ⇒ 33ヶ国 (ロシア・韓国など) 戦時逃走と反逆罪など一部犯罪を除いて死刑廃止 ⇒ 11ヶ国 (ブラジルなど) 死刑を行っている国 ⇒ 62ヶ国 (アメリカ・中国など) う~ん、非常に難しい問題……。 私なんかには、どちらが良いかなど全くわかりません (^_^:) でも、来年の5月21日から裁判員制度はスタートされる (予定) なんですよね~。 私達のような一般人が無罪・有罪を判断し 更に有罪となった被告に対し無期懲役か死刑かを下す判断に関与するという日は 刻々と近づいているのです。 【裁判員制度の対象となる事件の代表的なもの】 殺人 強盗致死傷 傷害致死 危険運転致死 現住建造物等放火 身代金目的誘拐 保護責任者遺棄致死
posted by hiroki |20:20 | 事件 |