2008年03月01日
初めてのKO防衛
関心のある人は少ないと思いますが 自分自身の日記として書き残したいのでエントリーします。 興味のない人はスルーして下さい (^ ^) 【プロボクシング】 WBA世界ミニマム級タイトルマッチ 12回戦 後楽園ホール 王者 新井田 豊 6R KO 挑戦者 ホセ・ルイス・バレラ (VENEZUELA) 珍しく1Rから相手にプレッシャーをかける新井田。 時折放つスピード満点の左ダブル、トリプルのパンチで アマチュア時代に英雄と呼ばれたバレラはすっかり及び腰。 そして3Rに左フックでダウンを奪う。 さほどのダメージは無さそうだが、たたみかける新井田。 何とかラウンド終了のゴングまで逃げ切るバレラ。 5R、バレラが軽快なフットワークでこの試合初めて攻勢に出る。 しかし6R、再び先制攻撃でプレッシャーをかける新井田。 バレラも打ち合いに応じるが、明らかに新井田のパンチの方が強い。 ラウンドの後半、得意の左をダブルで放ち、その2発目が相手のレバーに炸裂。 苦痛に顔を歪めながらバレラはクリンチで逃げようとするが それが振りほどかれた後、更なる新井田の連打を浴びたバレラは マットに崩れ落ち、そのまま10カウントとなった。 ニュートラルコーナーで待機していた新井田は 側転+後宙返りで歓喜を表現。 なにせ7度目の防衛戦で初のKO勝利。相当嬉しかったのだろう。 右脇腹に痛烈な一撃を受けたバレラは、試合後もしばらく立ち上がれなかった。 次は8度目の防衛戦となるが、候補として上がっているのが ランキング1位のローマン・ゴンザレス(NICARAGUA)。 この選手はデビュー以来無敗の16連勝。しかもオールKO勝ちの怪物である。 だが新井田は、この強敵と戦いたがっている。 彼は具志堅用高が持つ世界戦13回防衛の日本記録を目指しているが 私としても、ゴンザレスとの戦いは避けるべきだと思う。 おそらく勝てないだろう。 〔参 考〕 日本ジム所属王者の防衛回数上位 13回 具志堅 用高 09回 勇利アルバチャコフ 08回 徳山 昌守 07回 新井田 豊 06回 小林 弘、輪島 功一、渡辺 二郎、川嶋 郭志 オルズベック・ナザロフ ※ WBAスーパーフライ級王者の渡辺二郎は7度目の防衛戦を WBC王者との統一戦として開催しようとしたが、双方協会の ルールの違いから、試合開始と同時にWBAの王座を剥奪され WBC王者に挑戦したという形になった。 その試合に勝ち、更に4度の防衛を果たした渡辺二郎は 実質11回の防衛を果たしたに等しい。
posted by hiroki |20:58 | プロボクシング |