2007年03月03日
ここぞ!の時に見せるアグレッシブな動き
僕が競技場やスピカへ足を運ぶ理由は、ヒマだからゴールや勝利が決まった瞬間の興奮や感動を味わいたいからというのが大きいけど 今日は最後まで溜め息ばかりでした……。 (ちなみに最前列の左端に座って観戦しました。) せっかく奪い取った後ボールが足につかず直ぐに相手に行ってしまったりで なかなか攻撃にならない展開が続いた上 流れの中からゴールを許し、ほとんど良いところが見られなかったけど ようやく前半42分に決定機をを迎えました。 砂川が左サイドでフリーになっていた西谷へパス。 その西谷が左足で強烈なシュート!相手GKが何とか弾いたこぼれ球に 中山元気が反応したもののボールはあさっての方向へ……同点は成りませんでした。 後半はスタートから和波を下げて、大塚をボランチの位置へ投入。 ボランチの芳賀が右サイドに回り、西嶋が左サイドへ移動となりました。 これにより前半は消える事が多かった砂川が突如攻撃に顔を出し始め 何度もチャンスを演出しました。 1人の選手を入れ替えるだけでガラリと流れが変わる! これがサッカーの面白い部分のひとつです。 しかし徐々に流れは京都に引き戻されていきました。 それは、相変わらず修正されない何でもない場面での イージーなパスミスが目立ち始めてからでした。 後半18分、クリアが小さい+やや集中が切れた瞬間に喰らった痛い2失点目。 結局、昨年まで存在した問題点はほとんど修正されていない感じ……。 これはある程度メンバーが入れ替わっても治らないという もしかすると伝統的に根付いてしまったものなのかも知れません。 前半終了近くから後半序盤までのチャンスゾーンを抜け2点目を奪われると またセカンドボールが取れなくなりました。 その原因は、走り負け+気持ちの面だと思います。 京都は、ここぞ!という時のアグレッシブさでコンサドーレを完全に上回っていました。 こういう動きを、リードして気分良くやれている時だけじゃなく 常に集中心を保って試合の中で続けていける事が出来るチームが 最後に昇格を勝ち得るのではないかと、今日の試合で強く感じました。 まだ始まったばかりだから…という考えもあるけど 少なくても次の鳥栖戦から4試合(鳥栖→徳島→湘南→山形) 絶対に落としてはならないと思います。 特に次節では、冴えない試合を見せてホームのサポーターに どんよりしたムードを持たれてはダメ! 深い霧が立ち込めていつまで経っても出航できない船になってはならないのです。 逆に4連勝となれば、スタートダッシュを決めた事になるはずです。 ここからは少しポジティブなことを書きます(^o^) 今年は、昨年秋からそうだったように、その時その時における相手との力量差が 結果に反映され易い1年になるような気がします。 状態の良いチームに苦戦する反面、取りこぼしが減るということです。 もしそうなら強豪と言われるチームとは互角に戦えて 4度の対戦で星を取り合うような形にもっていくことが重要となり 更に、自分達よりも強いチームが少なくなるように勢いをつけたいところです。 そのためにも少なくともセレッソ大阪戦を迎える前までは勝ち続けてほしいと思います。 今日、実は相手のある1人の選手に注目していました。 それはGKの上野秀章選手。この選手は室蘭大谷高校出身の道産子です。 何年ぶりかの先発だったそうですが、ナイスセーブも見せ完封に貢献しました。 コンサドーレが敗れたのは残念だけど 相手チームの選手とはいえ、道産子が頑張った事は別の観点でウレシかったです。
posted by hiroki |19:09 | コンサドーレ |