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2021年12月06日

コンサ旅を考える

この記事は
「北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2021」

の12月6日記事用に書いたものです。



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コンサドーレのサポーターになってから、日本中あちらこちらに行きました。

始めの10年弱は観戦仲間であるコンサ隊メンバーとのグループ旅行(しかもほとんどが女子旅)、後半の10余年はリタイア後の夫との夫婦旅。


もちろん、試合観戦のための旅なのですが、一方で周辺観光も欠くこのとできない要素になっていることは否めません。


試合の後、「さ!気分を変えて、たくさん観光して美味しいものを食べて帰ろうっと!!」と、そんな切り替えが必要なことが多くあったからもしれません。


夫婦旅になってからはのんびりゆったり旅になりましたが、最初の頃の仲間たちとの旅は、振り返ってみても、笑えるほどのてんこ盛り旅でした。

試合はもちろん、観光、グルメ、さらに温泉まで、メンバーの要求は尽きることを知らず、一方、幹事役の私と言えば、「旅の楽しみの80%は計画にある」というタイプ、なるほど、てんこ盛りになったのもうなずけます。

それでも、みんな仕事持ちですから、使える日数は限られます。

最初は土日の1泊2日が普通でした。


1泊2日の旅で、忘れられないのは、2003年10月の「川崎との試合で、箱根観光」という、なにそれ?という旅です。


朝一の航空機で羽田に飛び、等々力まで。

試合を終え、新幹線の1駅乗車(確か900円くらいで乗れた)も利用して、小田原へ。

小田原からはバスで夜の暗い箱根の山道を揺られ、その日の宿に着いたのが20時ころ。

夕食と温泉を楽しみ、その日は就寝。

翌日、朝食後、バスで芦ノ湖まで移動し、観光船に乗船し、対岸では、箱根関所跡などを見学し、また観光船で湖畔まで戻ります。

ここで昼食は、自然薯のとろろそば。

そこからはロープウェイを乗り継ぎ、大涌谷で観光。もちろん「黒卵」も手にします。

その後は、ロープウェイ、登山鉄道を乗り継ぎ、途中駅でお土産を物色してから、小田原駅まで出ます。

あとは羽田へ一直線。

試合観戦と箱根観光を両立させ、「1泊2日でやれるものなんですねぇ」と参加者を感心させた伝説の旅程です。


これですっかり自信をつけたものだから、あとは、とどまることを知らず。


1泊2日で「ジュビロ磐田戦と飛騨高山観光」を両立させたこともあります。


神戸でのナイトゲームのときには、1泊2日ながら、時間を有効活用して、朝こちらをたち、午後になんば花月で吉本を見学し、ナイトゲームを応援したのちに有馬温泉まで移動して(スタジアムから最寄り駅までは伝説もののダッシュ)泊まり、翌日は姫路城を見学して帰るというこれまた仰天の旅もしました。



そのうちに、「せっかくならもっと観光したいよね」となり、みんな何とか仕事にめどをつけて2泊しようということになっていきました。


2泊3日ならば、もう、無限に広がる旅のプラン(大袈裟)

京都の試合と城崎温泉とか。

徳島の試合で、淡路島・小豆島とか。

柏の試合で、伊豆半島とか。

岡山の試合で萩・津和野・倉敷とか。

鳥栖は、交通の要所で、しかも駅がスタジアムの目の前という利便さがあるので、大宰府・柳川・湯布院・日田・熊本・長崎への観光の拠点として、何度も行くことになりました。


つまりは「飛行機で飛んじゃったら、あとはどこでも行けるじゃないの」という感じ。

航空機が発着する「空港」を起点に、そこから行ける観光地を考えると、こんなことになります。

さらにそこに、道産子ならではの「距離感」(札幌~函館なら日帰りできる!みたいな)が加わるわけで、こういう感覚は本州組にはなかなか理解しがたいようです。


そんなこんなで、20年ほどの間に、本当に日本中を駆け巡りました。


私があと訪れていないのは、鹿児島県のみ。

昨年の春、計画を立てていたのですが(これも鳥栖が拠点)、行けなくなったので、きっと、リベンジするぞ!と思っています。










posted by No.1代表:くー |08:30 | 遠征記 | コメント(0) |