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2017年01月04日

クラブの価値を高めていかなければ

先日、山雅の反町監督が地元新聞のインタビューでサポーターに耳の痛いことを話しているというツイートを見つけました。

地元新聞の記事が画像として貼ってあるものだったので、部分的にしか内容がわからなかったのですが、こういうことを言うのは大事なことだなと思って見ていました。

今日、こちらにそのことについて書かれた記事がアップになりましたので、興味深く読みました。

「【J2】 『松本山雅は選手からの人気が高くない。(by 反町康治監督)』について」http://llabtooflatot.blog102.fc2.com/blog-entry-7335.html

「地元メディアが松本山雅のことを悪く言うことはほぼ無いはず。ある程度以上のサポーター歴がある人にとって自明の話でもサポーター歴の浅い人にとっては自明の話ではないことは意外と多い。成長期のときは詳しくないことがプラスに作用することも多いが安定期や停滞期に入るとマイナスに作用することが多くなる。地元民の期待値が勝手に上がってしまうことの怖さを反町監督は誰よりも理解しているだろう。

今オフの補強についても『松本山雅はJリーグの中では屈指の人気クラブなので獲得したいと考えて選手にオファーを出したら高確率で受諾してくれる。』と認識している人と『松本山雅は熱狂的なサポーターを抱えているがやはり地方のクラブというハンディがある。オファーを出したとしても断られる可能性は低くない。』と認識している人では今オフのフロントの仕事ぶりに対する評価は天と地ほど変わってくる。」

「クラブとしての魅力、価値が、選手にとってあるか」という話は、当然我らがコンサドーレにも同じことが言えるわけで、報知1月1日のインタビーの中で稲本選手が同じようなことを語っていました。

「札幌は岡田さんの時(2001年)しか残留してない。その歴史を変え、定着していかないと、J1からいい選手は来ない。『札幌に行こう』、『あそこに行ったら面白いサッカーがあって…』という文化にまではなっていない。まずは2年、3年と残留していかないと。鳥栖や甲府がギリギリでも定着してるのは、勝ち方だったり、守り方というのがチームに浸透しているから。それをキャンプからやって、試合をするごとにチーム力が上がっていければいい。残留するチームは、こうしたらやれるという自信を持ちながらやっている。それは見習わないと。正直、自分が札幌と対戦していた時は、札幌は勝ち点を計算できるチームだった。それは変えていきたい。例えばセットプレーがすごく強いとか、攻撃が速いとか、何かやる、特徴のあるチームにしていく作業が今年。コンサドーレのサッカー文化を根付かせる、すごく重要な時期だと思う」


「J1にさえ上がれば、良い選手が来てくれる」と、ついつい思いがちでしたが、そうではないことは、このオフの選手獲得の様子を見ていれば痛切に感じます。

稲本選手が話している通り、「クラブとしての価値・魅力を高めて行く」ための大事なシーズンが始まるのだと、改めて認識した年の初めとなりました。







posted by No.1 代表:くー |20:58 | コンサドーレ | コメント(0) |