2015年07月18日
血や肉とするために
ゴメスくんの絞り出すようなツイッターの言葉。 「苦しいですが、何かを伝えなきゃいけないので書きます。今日の試合は個人的に特別な思い入れがありました。砂さんは僕がアカデミーのときからずっとコンサドーレを支えてくれていてトップに上がってからも目標とすべき姿勢を示してくれていました。だから勝利で送り出したかった。」 「気持ちのない選手はいません。苦しい時だからこそ声を出して助け合って、絶対J1昇格というところはぶれずにやっていきます。今日の悔しさをしっかり胸に刻んで、これからも共に戦ってください。お願いします。今日も熱い応援ありがとうございました。」 スタンドから見ていた「敗戦」。 先輩たちにあびせられる「ブーイング」。 チームの一員ではあるものの、どこかちょっと遠くにあったものが、 今、全部自分の背中にある。 プロの苦しさとはそういうもので、レギュラーの座とはそれだけの責任があるものだと、 ひしひしと感じていることだろう。 苦しんで、悩んで、 けれど、怯まずに、臆せずに、 この葛藤の時間を、自分の血や肉とするために過ごして行って欲しいと、 心から願っている。