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2008年04月21日

人の心を惹きつけるもの

<お金がない=戦力的に劣っている>

だから、総力戦。
すべてを出し切って、みんなで力を合わせて勝ち点を取りに行く。
泥臭い戦い。

どんなことをしても、J1に居続けたい!
しがみついてでも、残留したい!
だから勝ち点を積み上げたい!

今年のコンサはこのただ一点にだけを追い求めているように思われる。


「サッカーコラム J3」というところに、
『コンサドーレ戦が面白い理由』なる一文が載っている。


この筆者の過去の文を読むと、
三浦監督の守備的サッカーを是としてはいないように見受けられ、
それから推して図ると、
この一文は「逆説的否定」なのかな?とは思うが、
とりあえず、そのまま素直に受け取ると、
なるほどと思う部分がある。

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三浦監督率いるコンサドーレは、(一般的に言われる)いいサッカーをしようとする意識(邪念)がほとんど無いということも相手チームにすると嫌なところである。

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いや、良いサッカーをしたいと思わないわけはないが、
優先順位が

   勝ちたい(=残留したい)>良いサッカーをしたい

なのだと思う。

体を張ってゴールを阻止する。
ハードワークして、危険なところを消す。
前から追ってボールを自由に出させない。


そして、チャンスを生み出し、そのチャンスを決めて、
勝利を手に入れる。


勝ちたいのだ!
去年もそう思ってまっすぐに進んで来たが、
今年はもっともっと、勝ちたい思いが強まっているような気がする。

その気持ちが率直に感じられた神戸戦であり、
だから、引き分けとはいえ、すごく心に響いた戦いだったような気がする。


こういう必死な姿勢は、
判官びいきな日本人の心を案外打つんじゃないか?

華麗なサッカーじゃなくても、
人をひきつけることは出来るような気がしてきた。

泥臭く粘り強いサッカー。

コンサのサッカーの原点はここにあるのかも知れない。




posted by No.1 代表:くー |10:25 | コメント(0) |

2008年04月21日

若いDFたちの頑張りにワクワクする

若いDFたちが文字通り体を張っている。

コンサ史上最年少と書かれた4人(平均年年齢22.25歳)が、
ジュビロ戦の勝利に自信をつけ、
神戸のシュートの嵐にも耐えた。

(決められたミドルシュート、あれは事故だと思って良いと平川さんも今朝のラジオで言っていた)


みうみう監督のゾーンディフェンスは、はやり独特のものらしく、
当初は戸惑いや迷いが見られ、
危うさ・もろさが感じられたが。

昨今の試合を見ていると、
ゾーンを意識しつつも、ゾーンに縛られないというか、
自分流のアレンジがじょじょに出来て来ているような気がする。


ずるずる下がらない。
いけるときは前から行く。
付いて行く時はついて行き、それを誰かがカバーする。

吉弘と柴田のCBコンビは速さもあり、強さもあり、
お互いの呼吸も合って来ているし、
試合途中に修正が出来たりして、
見ていて頼もしい。

坪内は左サイドの方がイキイキして見える。
とにかく熱い。
GKがファインプレーをすると、必ず駆け寄って手を差し出す。
よし!いいよ!ありがとう!そんな声が聞こえそうだ。

平岡は攻撃にからむと、良いなあと思う。
CBにいたときより、か弱く見えない。
すごく良いサイドチェンジのボールを蹴ったりする。
あと少しすると、シュートも決まるような気がする。


そして、なにより、この4人は、絶対に諦めないところが良い。
最後の最後まで、ボールにネットを揺らさせてたまるかという気迫が見える。


守ることが安定すれば、
みうみう監督は新しいステップに進むことも考えているような気がする。

なにはともあれ、
若いDFたちが自信と経験を手に入れて、
どんどん進化していくのを楽しみにしている。

posted by No.1 代表:くー |09:51 | コメント(2) |