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2006年10月23日

たとえ,泥の川の流れだとしても・・・

No.1 代表 くーです。


数年前,ある語学の教室で,人生の先輩(多分80才くらいの方)からこんな話を聞きました。


「今ではもう,今日覚えたと思った単語も明日には忘れているし,

 わかったと思った文法も,もう一度尋ねられたら答えられない。

 私の歩みは,遅々としてまるで今にも流れのとまりそうな泥の川のようだ。

 けれど,どんなにわずかでも流れてさえいれば,水車は回る。

 流れなくなれば,水車は回らず,すべては終わる。

 だから,私は泥の川であっても,諦めずに,流れ続けて,水車を回し続けるんだ」


心にズシンとする言葉でした。




コンサドーレの10年という歴史をしみじみと感じて,

次の10年を思った土曜日でした。


今のコンサドーレは,急流でも,清流でもなくて,

たぶん,泥の川。

でも,流れてさえいれば,水車は回り続ける。


これまでの10年,水車を回し続けて来た人々の数々の汗と涙とを思うと,

絶対に水車を止めてはならないのだと,切実に思いました。



試合終了後に,選手達が挨拶に来たとき,

私は「戦い続けるんだよ!!」と叫んでいました。

「戦い続けるんだよ!!」


昇格が消えても,コンサの未来が消えたわけではありません。

残りの試合は,次の10年の始まりの試合でもあります。

選手達は,これから,何を目指して,何を求めて,日々を過ごしていくのか?

これから,厳しく自分と向き合って戦って行くことができる選手だけが,
新しい明日を持ち得るのかもしれません。


泥の川が,また清流となって,急流となって,水車を勢い良く回す日がやって来ることを信じて,

私はこれからの日々も,
コンサドーレを愛して,一緒に歩み続けようと思っています。



posted by No.1 代表 くー |20:03 | コメント(3) |