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2006年02月21日

フラッグ製作 こぼれ話

No.1 代表 くーです。
今日はフラッグ職人としてのお話あれこれです(笑)

<縮みます!>
フラッグの基礎布は「シーチング」という木綿のシンプルな生地なのですが,
布を買おうとして,計ってもらう時,
毎回必ず店員さんが「縮みますよ」と言います(笑)はい,了解しておりますんで・・・
なので,大きめに買って来て,まず最初にするのが「水通し」です。
つまり,洗濯して,干して,アイロンをかけてから裁断するわけです。
縮む布は先に縮めてから使えということですね。
これをしておかないと,雨に濡れたら地布だけが縮んで,文字がくちゃくちゃになった・・
なんてことになりかねないのです。

<歪みます!>
布を裁つ時に,定規で測って印をつけて,チョキチョキと・・というわけには行きません。
布って歪んでいるものなんです,意外と。
だから,チョキチョキとやって,畳んでみたら上下左右全然合わずに,
なんだかよじれた長方形になっている・・なんてことがあるわけです。
小さなものだと気にならないのでしょうが,
90cm×60cmの布となると,なんだかなあ…という印象になるわけでして。
そこで,きちんとした長方形にしたい私は,
切り口からほつれた横糸をたどって,繊維に添って裁断するという,
実に細かい方法をとっています。(^_^;
でも,これだと,まちがいなくきちんと畳めます。
普段はひどく良い加減な性格なのに,なぜにフラッグに関してはこだわってしまうのでしょうか・・・
フラッグ職人の意地?!?(激爆)

<基礎布の縁はユニ仕様>
基礎布は「白地」と決めているのですが,縁取りはその年のユニのイメージで作っていきます。
去年は赤い縁取りで,下にだけ黒い3本線が入りました。
今年は,両サイドは黒で,上下は赤黒の縦縞です。
縦縞は作る時には手間がかかりますが,でも,見映えが良くて嬉しいです。

<昇格したら金糸銀糸!?>
とうとう手刺繍まで登場した今年のフラッグを見て,ウチの隊員たちが,
「昇格したらどんなフラッグになるんだ?」
「そりゃあ,金糸銀糸を使ったヤツでしょう」とか無責任に言いました(爆)
「え~~!それはない!!金糸銀糸って縫うの大変なんだよ~~ォ」と私。
しかし,「金布とか銀布とかなら使えるかも?」とつい言ってしまった…(自爆)
「代表は,きっとすぐにどんな布があるか偵察にいくと思うな」と追い討ちをかける隊員たち。。
行きそうな自分が恐いです。。。(^_^;)

<これがフラッグ製作行程>
フラッグの製作過程を書いてみましょう!

コピー決定(新年会)
  ↓
新ユニを見て,デザインを決める
  ↓
布を買う
  ↓
水通し・乾燥・アイロンかけ
  ↓
基礎布を裁断する
  ↓
基礎部分をミシンで縫う
  ↓
文字の型紙を作る
  ↓
文字を切り抜く(文字はフェルト)
  ↓
文字を背景部分に縫い付ける
  ↓
文字の配列を決める
  ↓
基礎布に文字を縫い付ける
  ↓
付属品を作る(今回は「ふくろう絵馬」「コンサ隊エンブレム」「年度表示」)
  ↓
付属品を縫い付ける

うーーむ。
あらためて,こうやって書き出してみると,けっこう行程がありますね。
でも,ひとつひとつ出来上がる様子を見ているのは,実に楽しいことでして,やめられません!(笑)

これからも「ウチの子フラッグ」の製作はドンとお任せください!
(^_^)V


posted by No.1 代表 くー |14:18 | コメント(3) |