2013年10月29日
だらだら遠征記 『4勝1敗 私たちの旅』
26日から28日まで、2泊3日で京都へ遠征して来ました。 忘れないうち記録しておこうと、遠征記を書きました。 例によって、だらだらと長いですが、 興味とお時間のある方は、お付き合いくだされば嬉しいです。 では、 だらだら遠征記 『4勝1敗 私たちの旅』 どうぞ・・・
<10月26日(土) 第1戦・第2戦> 本来この時期にはやってくることのない台風、しかもWという状況で、本当に行けるのか、飛行機は飛ぶのか、JRは止まらないのか、とずいぶんと気をもんだ今回の遠征。 週末には通り過ぎるかと思われていた27号の動きが思いのほか遅く、どうなるかと思いましたが、進行方向が東にずれて行ったため、これなら飛行機は飛ぶでしょうと、確信を持てたのが金曜日の夜でした。 ところが、その頃、台風による大雨が近畿・東海あたりを襲っており、東海道新幹線も一時運行を見合わせていましたし、私たちが翌日乗るはずの北近畿のJR線も落石で不通になっていました。 新幹線移動で合流予定のNo.9支部長が予定通りにやってこられるのか、翌日のJRでの移動は可能なのか、という新たな心配を抱えたまま、土曜日の朝になりました。 新千歳空港で待ち合わせたNo.1わたし:くーと、No.7このりちゃん、No.8ひろみさん、No.20くーママの4人は、神戸への飛行機が予定通りに飛ぶことに一安心。 北近畿のJRも普通に動いていることが確認できました。 あとは、No.9支部長が予定通りに移動できるのかだけが気がかりという状況でのフライトになりました。 黒雲が広がる空ながら、雨の降っていない神戸に着き、No.9支部長からの「定刻で動いてます」のメールに安堵しました。 安心すればおなかが空きますww。 なにしろみんな早起きで動き出していますから。 ということで、三宮のイタリアンブッフェのランチです。 その後、JR三ノ宮から、特急に乗車して、今夜の宿である城崎温泉に向かいます。 No.9支部長も姫路から乗車して、今回の遠征のメンバー5人がそろいました。 第1戦 台風×2 vs No.1 代表:くーの晴れ女パワー、この戦いは、「晴れ女パワー」が勝利。 やっほ~~!! 大きな大きな1勝目!! JRは予定通りに城崎温泉駅に着きました。 商店街を歩いて行くと、柳の木のならぶ川沿いの風情のある温泉街に着きます。 宿はその入り口にありました。 部屋で、つかの間の一休み。 なぜなら、私たちは2つ目の戦いを控えているからです。 城崎温泉は、2年前の10月に、私・No.1くーとNo.27いっちゃんが鳥取戦のおりに訪れ、その風情あるたたずまいと、外湯めぐりという入浴システムに、「これはコンサ隊の温泉女子たちが喜ぶところだ」との思いを強くして帰った場所でした。 それ以来、ずっと行きたい!行きたい!!と温泉女子たちが願い続けた城崎温泉。 念願叶って、来たからには、「目指すは7湯完全制覇!」なのです。 「ここで勝利しなければ、明日の勝利はない」と、意欲に燃える私たち。 ところが、7湯のうち、「さとの湯」が改修工事中でお休みだと判明しました。 うーーーむ。 それなら、「内湯もいれて7湯制覇にしよう!」話は早い!! 城崎温泉の地図を広げ、各お湯の営業時間を比較しつつ作戦を練ります。 明日の朝は1か所として、夕食後は11時の終了前にせいぜい2か所、ならば、夕食前に4か所は行かなくてはなりません。一番遠い「まんだら湯」から攻めて、次第に宿に近づいて来ようということになりました。 決まれば、さっそく出発です。 宿の浴衣の上に、羽織を着て、足元は宿から出してもらったタビックスを履いた足に下駄ばき・・と行きたいところですが。 どうも鼻緒が痛くなりそうな気配なので、実用的につっかけを履くことにしました。 その足で、柳の下をそぞろ歩いて、一番遠い「まんだら湯」をめざします。 しかしながら、そのつっかけを履いた足ではどうにも歩きにくく、途中から「足がつりそうだ!」との弱音も出ます。 「足がつっても歩かねば、勝利は手に入らないよ~!」 道に少々迷いつつ、やっと1番目の「まんだら湯」に到着です。 なにしろ2時間ほどの間に4か所は入らねばなりませんから、「移動の時間も考えると1か所20分だね」とのことで入ったわけですが、そこは温泉の熱いお湯。ドボンと浸かって、湯あたりしないように上がってみると、20分もかかりませんでした。 さて、さっさと浴衣を着て、次のお湯をめざします。 お湯で温まったので、タビックスは脱いでおりました。 すると・・・あら?なんて歩きやすいんだろう?! そうなのです。あの歩きにくさは、タビックスがすべるからだったのです。 ということで、快調に歩いて、次の「鴻の湯」へ。 ここでもさっさとお湯にはいり、次の「御所の湯」へと移ります。 このあたりから、道路は浴衣がけのお湯に入ろうとする人々であふれるようになりました。 脱衣所も混雑して隙間がないくらいです。 けれど、それにめげることもなく、入浴を済ませると、「もう4か所入ったけど、まだ時間があるし。夕食前にあと2か所行けるんじゃない!」と私たちの勢いは止まりません。 ということで、「一ノ湯」「地蔵湯」と、アディッショナルタイムまで攻め続ける私たち。 6時ちょうどに、地蔵湯を上がり、宿へと戻り、美味しいお夕食をいただきました。 見慣れぬ「焼き魚」の名前を仲居さんに尋ねると、調理場まだ確認にいってくれて「アラカブ」と、教えてくれました。 「何度聞いても、覚えられないんです」とすまなそうな仲居さん。 「アラカブ」ね。。あらかぶ・・・・。私たちにはとっておきの記憶術があります! 「『荒野がかぶって、アラカブ』だよね~~。」 はい!これで、もう、忘れませんから!! 仲居さんには「いくつお湯に入られたんですか?」と聞かれました。 「6つ!」と言うと、「それはまああああ」とたいそう驚かれました。 その上、「内湯は何時までですか?」と聞いたものだから、「まだ入るんですか?」とつい言ってしまった正直者の仲居さん。 そうなんです。これは私たちの戦いなんです! 食後には、ちゃんと内湯にも入って、これで7湯制覇!! 第2戦 城崎温泉湯めぐり vs コンサ隊温泉女子、この戦いは、温泉女子の勝ち!! わ~~~い! 2勝目!! <10月27日(日) 第3戦・第4戦> 昨日の勝利に気をよくして、7時の開場を待って、朝から「おかわり」の温泉入浴をしました。 よし!万全だ!! 朝食後に、JRで京都へと移動です。 途中乗継もいれて、2時間半ほど。 便が限られているので、スタジアム入りはギリギリになりそうです。 城崎温泉駅に着くと、名物の「カニ」と「丹後牛」のお弁当が売られていました。 スタジアムへ行く前に、コンビニに寄って昼食の買い出しをしたいけれど、そうするとスタジアムに着く時間がますます遅くなると心配していた私たちのために売っていたんじゃないかと思うようなお弁当売りにビックリです。 さっそく、お弁当を買い込み、安心してJRに乗り込みました。 京都へ向かうほどにお天気が良くなっていきます。 二条駅で降りて、そこからはタクシーでスタジアムへ向かうのですが、こちらは5人組なので、2台に分乗だと思っていました。 ところが、ちょうど駅前で待っていたタクシーは、中型車。なんということでしょう!1台でOK. 私たちが札幌から応援に来たというと、運転手さんは「うそでしょう」としばし絶句でした。 「うそじゃありませんてば!」「女性のご一行さんで、しかも、このお年で。。。」とますます混乱する運転手さん。 「珍しくありませんから!」 そんな会話をしながらスタジアムにと到着です。 今回は、到着がギリギリだし・・ということで、メインのスタンド席チケットを買ってあったので、メインスタンドに座ります。 ちょうど、ウチの選手たちが出入りするあたりでしたので、選手たちの顔がよく見えました。 試合は・・・・・。 試合後、引き上げてくる選手たちの顔は、なんといえば良いのか。。。 「不機嫌な顔」とでも表現するのが一番当たっているような表情でした。 みんながみんな。。。 第3戦 京都 vs 札幌 2-0 敗戦。 うーーーむ、悔しいぞ~~! 試合後は、ホテルへと向かいます。 道中で、他のチームの試合結果もわかり、「まだ可能性はある」というツイッターを見て、「よし!次だ!」という気持ちになりました。 こういう経験は何度も何度もあるわけで、気持ちの切り替えは、自慢じゃないけれど早いのです。 「さあ、あとは、美味しいものを食べて、観光を目いっぱい楽しんで帰りましょ!」 ホテルに着いて、一服したあとは、四条河原町・祇園あたりまで、買い物と食事に出ました。 日曜日の夕方だというのに、なんでこんなに人がいるの?というくらいの混雑ぶり。 やはり、京都だわねぇ・・と感心しつつ、それぞれがお目当てのお店で買い物をし、先斗町の京風居酒屋さんで夕食をとります。 生麩・生湯葉など、京都らしい食べ物をチョイスして、1種類を1皿ずつ注文し、みんなで小分けして食べるという、これまたコンサ隊の得意技を発揮して、少しずつ多種類を堪能。 控えめにちょっと早めの夕食が終わります。 なぜなら、食後に第4戦が控えているからです。 それは「都路里の抹茶パフェ」を食するということ。 みうみう監督の1年目の開幕戦で京都に来た時に初めて食べて以来、コンサ隊女子部は、遠征で都合がつく限りはこのパフェを食べています。 汐留の支店で開店前に並び、東京駅の支店に支部長を前乗りさせてまで・・。 その数3度。 今回は6年ぶりに本店で食べなくちゃ!ということだったのです。 いつも長い列ができている本店のカフェ。 もちろん、今回は並んででも食べる気満々ですが、できれば並ばずに効率よく食べたい。 ということで、日曜日の夜、早めに夕食をすませ、その後の時間帯を狙う作戦に出ました。 お店に行って見ると、作戦は大成功!! 先ほど通ったときには、店先に長い列ができていたのですが、すんなり店内に案内されました。 私たちが席に着いたあとは、またちょっと列ができたことを考えると、絶妙な時間帯を選んだと言えます。 10月限定のパフェをいただいて、大満足でございます。 第4戦 都路里パフェの長蛇の列 vs 並ばずに食べよう作戦 は、私たちの作戦勝ち!! へへへへ。 3勝目!! <10月28日(月) 第5戦> 一夜明け、観光がメインの1日が始まりました。 目指すは「宇治」。 人ごみの多い京都の街中を避け、ちょっと足を伸ばすことにします。 暑くも寒くもなく、良いお天気の中、宇治の街をのんびりゆったりと散策です。 平等院鳳凰堂が修復中で、その姿を見ることができなかったのは、本当に残念でしたが、宝物殿で国宝の数々を間近で眺めることができました。 平等院の見学を終えた時間が11時ちょっと過ぎ。 そして、最後の戦い。 せっかくの京都なのだから、ちょっと素敵な京料理も味わいたいと事前に調べたところ、宇治には抹茶料理を出すお店があることがわかりましたが、なにしろ本格的抹茶会席料理はお高いので、手は出せません。 ところが、ランチに「10食限定で抹茶点心」があるということがわかりました。 事前予約は受け付けておらず、純粋に早いもの勝ちだというこのお料理。 この時間なら、まだ大丈夫かな?よし!行こう!! ということで、ドキドキしながら、そのお店に行ってみたところ、私たちが最初のお客さんで、希望通りの「抹茶点心」がいただけることになりました。 出てきたお料理は、秋の風情をうつした美しさ。。 抹茶の風味も効いて。 これまた、大・大満足のランチとなりました。 第5戦 10食限定抹茶点心 vs コンサ隊女子部得意作戦(食事は早めに限る) コンサ隊女子部 作戦勝ち! おほほほ。4勝目!! 食事のあと、宇治のお茶のお店を眺め、カフェで一服して、京都へと戻りました。 京都からNo.9支部長は、新幹線で東京へ。 私たちは神戸空港へと移動し、無事に札幌まで帰って来ました。 今回の遠征。 5戦して、4勝1敗。 4勝は、温泉と食べ物。。。 なんなんだ?!コンサ隊女子部って??!!という疑問はいっさい持たない私たちwww 「今度はあそこへ行こう!今度は○○して、△△を見て」ともう次の遠征のことを考えています。 そして、今回も、「コンサドーレがなかったら、こんなに楽しい旅はなかった。コンサドーレに感謝!じゃあ、次のホームで!!」と言い合って別れたのでした。
posted by No.1 代表:くー |21:24 | 遠征記 | コメント(0) |
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