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2009年10月29日

あなた自身のために戦いなさい

試合を見るために、選手たちを応援するために、コンサドーレの勝利のために、
スタジアムへ足を運ぶ。

雨が降っても、風が吹いても、たとえ雪が降ろうとも、
万障繰り合わせて、足を運ぶ。


スタジアムという空間が好きで、サッカーをとりまく雰囲気が好きで、
北海道が好きで、仲間が好きで、
そこにある<非日常>が好きだからだ。


普通の生活の中では得られないドキドキ感やワクワク感。
波乱万丈な<非日常>。
普通の生活では触れあうこともないような人々との出会いと交流。
色々な人々との<連帯感>。


だから、それを私に与えてくれるコンサドーレという存在にいつも感謝して、
その存在が未来永劫に続くことを願っている。



いつだって、選手たちの力になりたいと思っている。

選手たちの疲れた背中を押してやりたい。
止まりそうな足を動かしてやりたい。
ひるみそうな心を励ましてやりたい。

サポーターの応援が、そういう力を持っていてほしいと思っているし、
そういう力を持っているに違いないと信じてもいる。



私が払うお金は、その空間に参加するための代金である。
応援することに参加するための代金でもある。
だから、「こんな試合をしやがって!金返せよ~~!」とはならない。


遠征もまたしかり。

アウェイの、あの独特の雰囲気に参加したい、応援に加わりたいと思うから遠征するのであって、
遠征の費用は、参加料であるから、
どんな試合内容であろうと、
「金かけて来てるんだぞ~!わかってるのか~~!」とはならないのだ。


「私のために戦って欲しい」とは、思わないのだ。


ただただ、
「自分のために、自分の明日のために戦いなさい」と思う。

Jリーガーになれる確率は、東大に入れる確率より低いのだそうだ。
志半ばで去っていった多数の人々。


選ばれし人々である選手たちは、
今を全力で駆け抜けて欲しいと思う。

自分の未来を切り拓く鍵は、あなた自身の手の中にあるのだから、
戦いなさい、自分のために。


自分のために必死で戦っていくことが、チームを強くし、
このチームを愛する人を増やし、チームの未来を築くことにつながっていくのだと私は思う。


そして、そういう選手たちの姿を目の当たりにすることが、
私の喜びであり、
応援することのご褒美だと思っている。

だからいつも思っている。
「自分のために戦いなさい」


試合の後、
疲れた表情の中でも、
瞳を輝かせ、
赤黒の胸を張って歩いて来る選手たちを
いつだって見たいと思っている。

posted by No.1 代表:くー |09:24 | コメント(7) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:あなた自身のために戦いなさい

くーさんのおっしゃること、ほぼ同感です。
私も、サッカーを見たくて、コンサの試合を自分の目で見たくて、スタジアムへ行ったり遠征に行ったりしています。試合を見て、誰かのせいで代金や費用を損したと思ったことはありません。自分が好きで自分の意思で駆けつけているのですから。
(「損した」じゃなくて「疲れた・・・」と思うことはありますけどねw)

だけど、選手に純粋に自分のためだけに戦って欲しいと思うかというと、ちょっと違うかな・・・という気がしました。
「私のために」戦って欲しいとは思いませんが、チームのために戦っては欲しいかなと。サッカーは個人競技じゃなくてチームプレーなので、チームに対する帰属意識や愛情はもっていて欲しい気がします。
で、チームとは何ぞや?と考え始めると、よくわからなくなるのですが。
「私のために」戦って欲しいとは思わないけれど「私たちのために」戦って欲しいと思うのは、やっぱり欺瞞でしょうか。
自分でも何が言いたいのかよくわからなくなっていますが、純粋に自分のためだけじゃない、何かプラスアルファがある気がして、それがどういうことか、もうちょっと整理して考えてみることにします。

素敵なテーマをありがとうございます。

posted by あきっく| 2009-10-29 12:40

Re:あなた自身のために戦いなさい

>あきっくさん
コメントありがとうございます。
あきっくさんのおっしゃっていることも、すごく良くわかります。
選手にはチームへの帰属感や愛情を持っていて欲しいと私も思っています。
ダイゴくんが「コンサのバンディエラになりたい」なんて言ってくれると、もう、泣きそうになりますものwww
ただ自分のために戦えない選手に、チームのためにということを求めてもだめなんじゃないかなと思う気持ちがあって、このエントリーになりました。
自分自身のために戦うことができる選手こそが、チームのために戦える選手なんだよと。。
なんだか、抽象論で申し訳ないです。
若いウチの子たちは、自分自身のためにも、まだ十分には戦っていないぞ・・ということです(苦笑)
と、鬼のようにお尻を叩く(爆)

posted by No.1 代表:くー| 2009-10-29 13:55

最初にあるべきもの。

くーさん こんにちは。書き込むのは始めてですかね。

このエントリーは凄く分かります。
モチベーションの在り処が不明になった今 何をエネルギーにすればいいか
分からなくなるんじゃないかと思います。だから 「自分のため」 なんですね。

本来は あきっくさんの言う様に 「チームのため」 もしくは 「全てのため」 というのが
団体競技の在り方だと思います。ただ そのもう一つ 奥にあるのが 「自分」 じゃないなかと。

まずは 自分があって その次に みんながある。

そう思いますね。今 色んな事が上手く行かなくて 壁にぶつかってるなら 煩わしさなんか
取っ払って まずは自分のために頑張ればいい と思いますね。

それが出来たら 自然と 「チームのために」 戦えると思います。
その順序は 応援する我々も一緒かなと思ってますね。

posted by 蹴馬鹿 | 2009-10-29 14:10

Re:あなた自身のために戦いなさい

>蹴馬鹿さん
こちらでは、初めてだったかもしれませんね。
わかっていただけたようで嬉しいです。
蹴馬鹿さんがコメントしてくださったことを読んでいただければ、このエントリーももっとよくわかっていただけるかな。。と思いました。
ありがとうございます。

posted by No.1 代表:くー| 2009-10-29 15:08

Re:あなた自身のために戦いなさい

こんばんは、くーさん。
同感です。皆さんのコメントも拝見させてもらいました。
極端な話ですが、選手がこれから益々厳しくなるであろう状況(各クラブ経営面等)でどうやって生き残っていけるか。
そういう意味でもまずは自分のために頑張ってもらいたいですね。

posted by ろぜっ太| 2009-10-30 00:20

Re:あなた自身のために戦いなさい

くーさんこんばんわ(^o^)/

ボクは昨年J1シフトでヴィッセル戦やガンバ戦は当然サンガ戦にも万障繰り合わせて
仕事の調整をして参戦しましたが「勝てそうも無い試合に入場料払って行くのが不思議」
と揶揄する同僚もいました。それはサッカーなんて単なる娯楽と思っている人たちです。

彼らは入場料に見合う対価を要求します。たとえば映画等では見終わった後で「金返せ」
なんてのも少なからずありますよね。でも映画等は作品が完成された時点でその価値が
決定されているのに対してサッカーは未知数です。満足の行く試合なんて年間どれだけ
あるでしょうか。それでも私は応援し続けます。

ではナゼ?私達は対価を求めないのでしょうか?・・・むしろ自分の出来る範囲でもっと
あげたいくらいですよねェ・・コンサのスポンサーの商品を買ったりとかしますし。

>その存在が未来永劫に続くことを願っている。

そこなんでしょう。コンサが出来てたかだか13年位ですよねェこのチームを孫子の代
まで存続させる義務が創設から関わったサポーターにはあると思ってます。

個人差はあると思いますが、どんなきっかけであれ愛した限りは愛し抜きましょう♪
ボサッとしている若い子には愛のムチも・・・(^▽^;)

posted by 大阪帰りの道産子 | 2009-10-30 00:26

Re:あなた自身のために戦いなさい

>ろぜっ太さん
そうですね。
コンサに限らず、クラブの経営はどこも厳しい状況のようで、その中で生き残っていくためには、やはりしっかり戦っていくことが必要なのだろうと思います。
まずは、自分のために・・

>オオドサさん
いつもありがとうございます。
私たちサポーターは、このチームを未来永劫に続けたいと思っていて、そのためにはサポなりの努力が必要ですよね。
それは私たちの戦いであるとも言えますね。
「戦う」は今年のコンサのスローガンですが、意味が深いなぁ・・と最近とみに思います。

posted by No.1 代表:くー| 2009-10-30 09:18

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