2016年09月15日
得意なポジションでの起用
昨日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「ジュリーニョ、札幌昇格&優勝へ自由与え脅威」です。 J2リーグ第31節群馬戦3―1で勝利 全体的にはぼやっとした感じに見えた群馬戦だが、それでも勝てるのは個々のクオリティーの高さと、チームとしての力があるから。 昇格、そして優勝が近づいているのは間違いない。 ぼやっとした原因は、途中まで攻撃の起点がなかなかできなかったから。 どう打開するか注目していたら、トップ下にヘイスを入れ、ジュリーニョを左サイドに出した。 独特のリズムで進むジュリーニョのドリブルは、正直J2のDFでは止められない。 その突破から生まれた石井のゴールは、ジュリーニョが挙げたとも言える程だった。 守備面を不安視され、中央で使われてきたジュリーニョだが、群馬戦でもボールを失った際にすぐに追い掛けて後ろから取り戻したように、DF自体はうまい。 ただシステマチックに動くのが苦手なだけで、彼がサイドに入ったからといって、そこを狙われてやられる事はないと思う。 攻撃の選手はあまり決めごとを意識させ過ぎると、寄せるだけの守備になりがちになる。 ジュリーニョは攻撃をイメージした上で、最適な奪い方を考えるタイプ。 DFを懸念するよりも、ある程度自由な発想をさせて怖さを出す方が、相手にとっては脅威になる。 今後につながるいいオプションができたと言っていい。 ジュリーニョの左サイドの突破から、石井の勝ち越しゴールが生まれた。 石井は上手く頭で合わせて、ボールはゴールマウス内に飛んだのだが、相手GKが上手く足に当てはね返された。 ジュリーニョの奪われたシーンは、あのままであれば致命的なシーンだった。 しかし、奪われると直ぐに奪った選手を追いかけた。 そして、ファールにならずに上手く取り戻した。 寄せていたヘイスが自分達のボールとしてプレーが続いた。 ジュリーニョは、足も速いので上手く相手からボールを奪うことができていた。 また、ジュリーニョとヘイスは札幌に来てから守備を磨き、十分チームの約束事を習得している。 都倉と内村も守備は十分機能しており、ヘイスとジュリーニョの4人がピッチ上で同時にプレーできれば、守備と攻撃のどちらにも厚み増す。
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2016年09月14日
適材適所!?
北海道新聞の「終えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「配置転換ピタリ 局面打開」です。 札幌は先制こそしたものの、群馬の勢いに押されて主導権を握れない。 ハードワーク、球際の厳しさで負けないことが主導権を握る上でのポイントであったが、ボランチの宮澤、上里のところでノッキングする場面が多かった。 相手の激しいプレスにボランチがボールを失うことが多く、上里が横パスを引っかけられショートカウンタから失点。 ゲームコントロールできなかったボランチの責任は大きい。 上手く行かない状況でも勝ち点3を取れたのは、四方田監督の采配だと言ってもいいだろう。 ヘイスをトップ下に入れ、トップ下で機能していなかったジュリーニョを左ウイングバックに配置転換した。 左サイドに入ると得意のドリブルで2人のDFを巧みに突破し、石井にピタリとあわせてみせた。 マセードの故障で急遽、ピッチにたった石井も1発目ヘディングでは決まらなかったが、跳ね返りを泥臭く押し込み今季初ゴール。 ヘイスも3点目に絡み、ベンチワークが光ったゲームであった。 評価「良い」のBは、石井「緊急発進も結果出す」、ヘイス「ファーに打ったのがみそ」、都倉「2点ともいい位置取り」の3人、「悪い」のDが、菊地「不用意すぎる横パス」、上里「判断遅く失点起点」の2人です。 「普通」のCは、具「中距離弾には余裕あり」、増川「カウンターに苦戦」、福森「あれ絞れない?」、宮澤「判断遅くミス多し」、堀米「戦術的交代」、ジュリーニョ「縦に突破して石井へ」、内村「DF嫌がる裏への動き」、小野「しっかり試合を制御」で、マセードは「採点不可」だった。 3-1で勝利した割には、D評価が2人もいる。 残り11試合で首位にいる札幌だが、まだ何も決まったわけではないので、確実にミスを減らしていかないと何時足元をすくわれるか分らない。 特に菊地は、天皇杯2回戦に続いてのD評価、進藤がけがから復帰してポジション奪取に向けて、闘志を燃やしている。 ミスが多ければ、進藤に取って代わられる。 ただ、菊地を取った時には手薄となっていたボランチでの起用も想定しての獲得だったはず、夏場の疲れが出てきているのだろうか? 時期長崎戦位向けてしっかり修正してほしい! ジュリーニョについても、元々は左サイドでの今日を想定しての獲得だったはずなので、ヘイスが本来の力を出せるようなら、左サイドで先発させた方が群馬戦のように攻め込まれる場面は少なかったのかもしれない。 苦しい時でも、代わりに出場した選手が、穴を埋める体制ができているのが、今札幌が首位にいる理由のひとつだろう! また、緊急発進の石井がしっかりマセードの抜けた穴を埋めて、結果をさせたことは良かった。 四方田監督が、各選手の特性をしっかりはアクして適材適所での起用が、今季出来ているところにも首位にいる理由があると思う。
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2016年09月13日
J2得点王を都倉に
今季初めてJ2に落ちた清水は、第31節を終えて勝ち点54で5位にいる。 2位の松本との勝ち点差6で、J2にかなり苦戦しているように思えるが、総得点数は60でリーグ1位、得失点差は30で札幌と並んでトップである。 失点は札幌が21点で少ない方から1位に対して、清水は30で5位である。 清水は総得点でトップでも失点の少なさがトップでないことが、今J2リーグで苦戦している要因である。 そんな清水の総得点の原動力は、鄭大世の17得点で都倉と並んで1位である。 この先J2リーグ得点王を誰が取るか? 勿論都倉が取ってくれることが、札幌サポーターの望みです。 そこで、都倉が得点王を取れる可能性を探ってみようと思います。 鄭大世は、ここ2節は無得点に終わっているが、その前の10試合では11点とコンスタントにゴールを挙げている。 一方都倉は、群馬戦で2ゴール挙げてはいるが、20節からの10試合では5点しか上げられていない。 群馬戦もそうだったが、相手のマークが厳しく最後のフィニッシュまで持っていくことが難しい試合も多い! そんなマークが厳しくなるのは、鄭大世も同じだがチームの総合力では、清水の方が上回っていると思うので、有利なように思う。 都倉には、取れるところで確実に決める必要があり、相手のマークを上手く交わす必要がある。 ただ、都倉一人だけで打開するのは難しい! そこで、群馬戦の2点目のように、ヘイスが放ったシュートに上手く触ってコースを変えるというようなゴールが必要になってくる。 また、チーム内2位の内村と3位のジュリーニョが、それぞれゴール数を増やすことが必要になってくる。 強いチームは、何人ものゴールゲッターがいる。 石井が群馬戦で今季初ゴールを挙げたが、マセードや堀米といった2列目の選手ももっとゴールを上げなければいけない。 都倉の得点王争いのライバルは鄭大世だが、もう一人怪我から復帰した同じく清水の大前元紀も脅威である。 早速山形戦で途中出場から、直接FKでゴールを決めている。 こちらもまた、都倉のライバルと言って良いだろう。 都倉が得点王を取るためには他の選手がと書いたが、清水は鄭大世と大前元紀の二人が今後ゴールを量産しそうである。 ただ、残り試合札幌は上位チームとの対戦はほとんど終わっているが、清水は松本・C大阪・岡山・京都など自動昇格の2位からプレーオフ圏内の6位以内を争うチームとの対戦が残っていることが救いである。 ライバル2人よりも上に行くには、毎試合確実にゴールを決める必要があると思う。
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2016年09月12日
勝利の女神は札幌に微笑んだ!
昨日の群馬戦の録画を確認した。 先制点は、福森が上手くパスを出し、内村がつぶれているところに都倉が詰めて、上手い崩しのゴールだった! しかし、同点に追いつかれたシーンは、相手の上手いカウンターによるもので、失点後は相手が有利に試合を進めていた。 前半は風下ということもあり、相手がシュート数などで札幌を上回っていた。 そんなピンチを何回も防いでいたのが、具 聖潤だった。 具のファインプレーがなければ、負けていたと思われるほど相手が上手く攻めていた! 劣勢が続いた試合ではあったが、そんな試合を勝ちに手繰り寄せたのが、今季リーグ戦初ゴールを挙げた石井謙伍だった。 ただ、普通にVTRを見ているだけでは、本当に入っているか疑問に思えたが、スローにしてみてGKが掻き出そうとしているシーンの、GKの位置を見て入っているのだと確証を持った。 代表戦の時のノーゴールとなった浅野のゴールより、録画シーンでは入っているかどうか分らないカメラの位置だったが、線審がしっかり見ていたのだと思う。 結局石井のゴールが認められたことで、それまで劣勢だった札幌が息を吹き返し、3点目の都倉のゴールが生まれた。 いくら劣勢で、良くないプレーをしていても、ひとつのチャンスを物にしただけで勝利を手繰り寄せる、そこには首位にいるからこそ勝利につながるのではないかと思える、見えない力が働いている。 群馬戦のパフォーマンスは、相手の方が明らかに上回っていたが、勝利の女神は札幌に微笑んだ。 次の長崎は、昨日のC大阪最手に失点するまでは、結構守りを固めていたので、アウェイということもあり苦戦が予想される。 昨日の課題をしっかり克服して、臨んでほしい!
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2016年09月11日
勝ちましたが、ハラハラドキドキでした!
今日12時から厚別公園競技場で、ザスパクサツ群馬戦が行われました。 試合は、群馬がコイントスで勝利したため、攻守の向きがいつもとは逆になり、札幌は前半風下に立つこととなった。 そんな風下ではあったが、前半10分に都倉のゴールで、札幌が先制した。 しかし、19分に相手のカウンターで同点に追いつかれた。 その失点は、天皇杯2回戦で岡山に決められた2点目のようだった。 同点に追いつかれてからは、ちょくちょく相手に攻め込まれるシーンがあり、何時失点するかという感じで試合が続いたが、何とか1-1で前半は終了した。 後半風上に入って、少しは流れが変わるかと思ったのだが、あまり変わらなくちょくちょくカウンターを受け、ピンチを招いていた。 そんな流れは、後半33分に石井が勝ち越し点を入れるまで続いた。 石井の勝ち越し点が入ってからは、少し流れが良くなりだした。 そして都倉の追加点が4分後に入り、3-1とリードし小野を入れてからは、何とか自分達の流れの時間を作れるようになり、そのまま終了することができた。 2点差をつけて勝利したが、終わってみればハラハラドキドキの試合だった!
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2016年09月10日
堅守&都倉得点王・内村とジュリーニョは15G
「北海道コンサドーレ札幌・首位を走る原動力は」ということで、Footall LABで解説しています。 J2リーグは残り12試合となった。 その中で、北海道コンサドーレ札幌は13節で1位に立ってからはその座を明け渡すことなく、2位に9ポイント差を付けて首位を快走している。 48得点はリーグで2番目に多く、20失点はリーグで最少の数字。 特に、完封した試合数はリーグでトップとなる16回と抜群の安定感を誇る。 札幌は後方でブロックを作ることが多い。 タックルをしたエリアを見ると、ディフェンシブサードでの比率はリーグでも最も高く、ボールを奪取した高さでは4番目の低さ。 また、自陣PA内での空中戦の勝率は57.2%と、押し込まれても増川を中心としたDF陣が最後に攻撃を跳ね返せているのが特徴だ。 さらに、GKのセーブ率ではクソンユンが85.7%で、続く京都の菅野が75.9%であることを考えれば、その高さは特筆すべきといえるだろう。 自陣で組織をつくり突破されてもPA内で跳ね返す、仮にシュートを打たれてもGKがストップできていることが、磐石な組織を作り出す要因なのだ。 オフェンス面に目を向けると、得点ランクで2位につける都倉を中心にジュリーニョ、内村らが攻撃を仕掛けている。 シュートの5プレー前までに関わった選手の上位に名を連ねるのは、まさに彼らであり、3人を軸にカウンターなどで得点を奪う場面は多い。 加えて、ポゼッションは50%に満たないものの、パスの成功率では高い数値を残している。 ボールを奪った後に前線3人を生かすだけでなく、的確にボールをキープできることも彼らの強みといえるだろう。 また、攻撃が手詰まりになった時にチームを救っているのはセンターバックの福森。 その左足から繰り出される正確なキックで貢献。 セットプレーを直接決めた回数は2回、CKかFKでアシストをした回数は5回と、その合計7回はリーグで最多と、貴重な得点源となっている。 攻守において磐石なプレーを披露し、1-0での白星は10回と20勝の中の半分を数えるなど、勝負強さが際立つ札幌(1-0で勝利を収めた10試合で最も多く決勝点を奪った選手は、3点を挙げた内村)。 12年以来となるJ1への舞台を目指し、このまま突き進めるか。 こうして見ると、今季好調の一番の理由は、「堅守」に他ならないと思うが、ボールを奪った後の正確なパスでしっかり自分達のボールをキープして、攻撃につなげている。 また、20勝の内半分が1-0での勝利で、最多決勝点を挙げたのがチーム得点王の都倉ではなく、5年前の昇格を知っていて全試合に出場している内村だというところが、大きいのではないだろうか? 昨年までの内村は、腰痛などのためシーズン途中で、試合に出られないときが多かったが、今季はここまで怪我でベンチを外れたことがない。 この好調さには、四方田監督の選手の起用法にあるのではないだろうか? 夏場の暑い時期には、アウェイでは極力先発を外して、後半途中からの起用だが、気候に左右されない札幌ドームでは先発で起用して、先制逃げ切りを図っている。 リードした後は、チーム全体で1点を守って勝利につなげる。 残り12試合、勿論堅守は重要だが、攻撃面では都倉の得点王と、内村とジュリーニョのそれぞれ15ゴールを達成すること。 攻撃陣3人が上の目標を達成できれば、守備陣も楽にプレーが出来、確実に首位で昇格できるだろう!
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2016年09月09日
群馬戦先発予想
天皇杯のため3週間リーグ戦が中断だったが、札幌は熊本地震のため先月25日に順延されたホームゲームを行ったため、実際には16日間の中断だった。 中断期間には天皇杯が2試合組まれていて、2試合目の岡山戦は1回戦同様若手を一部起用したが、主力の選手も半数は起用していた。 明後日のリーグ再開は、リーグ戦では今季初の厚別競技場での戦いとなる。 岡山戦でも影響を受けたように、厚別競技場は札幌ドームと違って風の影響を受けやすい。 特に風が強い時には、もろに影響される。 ただ、岡山戦で出場した主力選手たちは、風を感じることができたと思うので、明後日の群馬戦の良い練習ができたのではないだろうか? 天皇杯に出場しなかった約半数の主力選手たちにとっては、良い休養になった中断期間だったのではないだろうか? また、けがで戦列を離れていた選手にとっても、戦列復帰のための良い期間になったと思う。 そんな天皇杯に出場した選手などを考慮して、群馬戦の先発予想をして見たいと思います。 都倉 内村 堀米 小野 マセード 上里 宮澤 福森 増川 菊地 具 控え 金山・河合・前寛・ジュリーニョ・石井・ヘイス・上原 今回ベンチ入りできないと思われる選手 櫛引・進藤・中原・永坂・菅・阿波加 怪我で出場できない選手 荒野・前貴・深井・稲本・杉山 (けが人の情報は少し違っているかもしれません) この先発メンバーで、小野は希望的起用です。 上里に代わって、前寛が入るかもしれません。 又は、石井を左のWBに入れて、上里の代わりに堀米をボランチにするという方法もあります。 ジュリーニョとヘイスの怪我からの回復具合は分らないので、もしかすると変わりに櫛引がベンチ入りするかもしれません。 上の予想の内、小野・上里・堀米の起用方法によっては、他の選手が流動的になりそうです。 ただ、今季は誰が出ても同じパフォーマンスができるだけの選手層にはなっていると思いますが、小野が先発出場するとこれまで以上のパフォーマンスが期待でます。
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2016年09月08日
正式に首位だが
昨日J2リーグ第8節の長崎対水戸戦(1-1)と第9節熊本対横浜FC戦(0-1)の試合が行われ、未消化だった試合全てが終わり、暫定の順位表が暫定の文字が取れて正式なものとなった。 札幌は、暫定が取れても首位は変わらず、2位以下も7位までは変わりはなかった。 未消化の試合を終えて、頭角を現してきたのが札幌がアウェイで11試合ぶりに負けた横浜FCで、町田を抜いて8位につけてきた。 熊本での震災の影響から順延になっていた試合が、天皇杯のためのリーグ戦中断期間に熊本は3試合組まれ、8/21のリーグ戦北九州戦から9/11の水戸戦まで3週間で7試合を戦うこととなった。 熊本は、8/28の天皇杯1回戦(2-1)こそ勝利したが、8/21北九州戦(1-6)から8/25札幌戦(0-1)、8/31愛媛戦(1-2)、9/3天皇杯東京V戦(1-5)、横浜FC戦(0-1)とリーグ戦は4連敗していて、順位は16位となっている。 厳しい連戦も、次の11日の水戸戦で終わる。 復興に向けて頑張っている熊本には、残り12試合頑張ってほしいものです。 先日の天皇杯では、若手を起用してチーム力アップを目指したが、これという選手は出てこなかった。 なので、チーム力の上積みは練習でしっかり各自が頑張ってもらうしかなく、トップチームはこれまで試合に出場している選手が、これまで以上に各自のレベルアップをして、チームの総合力を上げて戦うしかない。 何時昇格だとか、何節で昇格だとかという皮算用が聞こえ出してきているようだが、これまでどおり目の前の一試合一試合しっかり勝利して、その上でJ1昇格、J2優勝を勝ち取ってほしい! 現在2位の松本と勝ち点9差を保ってはいるが、J2のどこのチームが相手であっても、決して楽な試合はないので、気を引き締めて戦ってほしい!
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2016年09月07日
こだわっていなかった!?
北海道新聞の朝刊の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「勝ち点への姿勢 中途半端」です。 天皇杯2回戦は、リーグ戦の合間に行われるので、疲労しているベテランや主力選手を休ませたい。 出場機会の少ない若手にもチャンスを与えたいなどの、思惑が入り混じった岡山戦だったが、勝ちにこだわる姿勢が中途半端になってしまった印象だった。 1回戦の筑波大戦に続いて阿波加、永坂、神田の3人を先発させた。 彼らのパフォーマンスは、最低限のことはしてくれたのだが、チームにとってプラスアルファになるプレーは少なかった。 開始早々の失点は、1本のロングボールでDFラインを簡単に突破されたもの。 いつも用心深いDF菊地が、豊川の動き出しに遅れ、ついて行けなかった。 あまり見られない菊地のポジションミスが、失点の原因だった。 結果論だが、中途半端に負けるのなら全員、筑波大と同じ若手主体でやって、主力は完全休養すればよかった。 今週末はリーグ戦の群馬戦、気持ちを切り替えて。 J2残留争いから逃れようと、強い気持ちで向かってくるはずだ。 評価は「悪い」のDが、菊地「豊川に走られ失点」、マセード「何でそんなにミス多い?」、宮澤「致命的ボールロスト」、福森「2点目は絞れず」の4人とこれまでのリーグ戦に比べて、ずいぶん多い印象です。 後は「普通」のCで、阿波加「ゴールキックミス」、永坂「序盤、河合との距離感悪し」、河合「1回裏取られる」、堀米「縦絞られ沈黙」、前寛「こけんな」、神田「爪痕残せず」、小野「勝負のパスはなし」、内村「ドリブル運びPK?]、都倉「意地のPKゲット」で、菅は「採点不可」でした。 結果的には、あまり勝ちにこだわっていなかったのだと思う。 一番は、若手選手の上積みだったが、結果は現れなかった。 リーグ戦で勝ち続けて、J1昇格そしてJ2優勝を目指してほしい!
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2016年09月06日
チャレンジして!
北海道新聞の9月3日のコラム(電子版だけなのかもしれません)に、吉原宏太さんの「次のゴール」が載っています。 見出しは、「どんどん失敗、どんどんチャレンジ」です。 たくさんの失敗を重ねてきた。 僕はシュートを決めなくてはならないフォワードです。 「成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないこと」という言葉が、好きだ。 プロサッカー選手として過ごした17年間は、成功より失敗の方がはるかに多かったように思うが、それは人より多くチャレンジしてきたという自信でもある。 僕のサッカー人生で最初の大きな失敗は「プロテストにすべて落ちた」こと。 高校3年の夏、関西にあるJリーグの4つのクラブ(ガンバ大阪、セレッソ大阪、京都サンガ、ヴィッセル神戸)で、テストを兼ねた練習に参加した。 各クラブのレギュラークラスの選手と一緒にプレーさせてもらったが、何も通用しなかった。 当時のガンバ大阪のゴールキーパーだった本並健治さん、岡中勇人さん(ともに元日本代表)を相手にシュートを打たせてもらいましたが、全然決まらない。 フィールドプレーヤーの選手も筋肉がものすごくて、フィジカルではまるで歯が立たなかった。 そんな簡単に合格できるなんて思ってなかったし、プロ選手のレベルを実際に感じてみたいという気持ちだったが、ここまでレベルが違うものかと驚いた。 でも、あきらめの気持ちはなく、「今に見てろよ」と思った。 既にそれらのクラブに入団が決まっている同級生もいたが、「絶対に追い抜いてやる」と心に誓った。 そこからチャレンジが始まり、練習の取り組み方や意識が、それまでとはまったく変わった。 フィジカルの練習が嫌いで、山の中をひたすら1時間以上走るトレーニングはチームメートの中でいつも下位だったが、先頭集団に加わるようがむしゃらに走ったし、いろいろなシュートを決めようと、考えて練習するようになった。 「変わった自分を見せてやる」と臨んだ最後の全国高校選手権で得点王になり、コンサドーレを含めて複数のクラブから声をかけてもらった。 修正できず、悔やまれる失敗もる。 急きょ日本代表に選ばれ、パラグアイの南米選手権に行った時は、30時間ほど飛行機に乗り、疲労と時差ぼけな状態だったとはいえ、出場した試合で何もできなかった。 日本代表のメンバーはとにかく上手く、ミスなんてほとんどしない凄い選手ばかり。 心のどこかで「自分がいる場所じゃない」と思ってしまい、自分の中で「限界」をつくってしまった。 それ以降、日本代表に選ばれることはなかった。 今のコンサドーレの若手選手にも言っているのだが、プロの世界は厳しい。 とにかく数字にこだわって結果を出し、評価されないといけない。 失敗を恐れて何もチャレンジしなければ結果も出ないし、そこで終わり。 今のスポーツをしている子供達も可能性は無限大、どんどんチャレンジしてたくさんの失敗をしてほしい。 そこから『どう感じてどう行動するのか』が大切。 このことは、引退して新たな道を歩んでいる自分自身にも言い聞かせている。 日本代表にまで選ばれて、G大阪などで活躍した吉原宏太選手でも、失敗を沢山してきたということが分った。 よく宏太さんは、「今の若手選手の技術は凄い」と言っています。 しかしそれなのに、レギュラーになれない選手がいる。 それがチャレンジしていないことなのだろう。 失敗を恐れているとは思えないが、プロになったことで満足している選手はいないとは思うが、今の状態を良しとせずガムシャラに、練習に取り組んでいないのではないだろうか? トップチームで活躍している選手たちは、技術もあるし人一倍練習して、今の活躍につながっているのだと思う。 若い選手がそんな選手を追い抜くには、そんなレギュラー選手の何倍も多く練習して、またどうすれば上手くなるかを考えながら練習しなければ行けないのだと思う!
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2016年09月05日
小野の輝きで!
天皇杯2回戦岡山戦の映像を視ました。 この試合若手のレベルアップを期待しての起用でしたが、合格点に達していた若手はいなかったように思います。 ただ、この試合はチームとしても一番悪い失点の仕方をしていました。 前半開始早々は、札幌が攻め込んでいるように見えたというか、実際に上手く攻めていました。 しかし、岡山陣内から矢島が蹴ったボールに豊川が抜け出し、先制点を僅か4分に決められた。 一番やってはいけない時間帯での失点だった! このとき矢島に渡ったボールを、簡単に蹴らせたことによるもので、神田の寄せが甘かったことにある。 また、後半41分にもやはり矢島からのパスを藤本が押し込んで追加点を入れられた。 矢島に思ったようなプレーをさせないことが重要だったのだが、それをできなかったところに敗因があるのだと思う。 逆に岡山は、札幌のエース都倉を徹底的にマークし、PKを取る前までは全く仕事をさせてもらえなかった。 良いところがほとんどなかった札幌だが、やはり小野が入るとチャンスも増えて行った。 特に内村とのパス交換は見事だった。 残り12試合小野が、長い出場時間を得ることができれば、必ずJ1昇格につながるし優勝も可能だろう! 若手の底上げには至らなかったが、ベテランの輝きがJ1昇格に力を貸してくれることだろう!
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2016年09月04日
岡山崩せず
今朝の道新の記事の見出しが、今日のブログのタイトルです。 他にも、「2回戦敗退 若手起用裏目 単調に」です。 札幌は、阿波加・永坂・神田の3人はほとんどリーグ戦に出場していない選手で臨んだ2回戦だった。 一方岡山は、リオ五輪代表の矢島をはじめレギュラー中心で臨んできた。 試合開始直後は、札幌が優位に攻めていたので、同じJ2のチームではなく格下のチームと対戦しているような展開に思えたのだが、一発のカウンターで試合の様相は一変した。 あっさり岡山のカウンター攻撃が決まり、岡山に先制されてしまうと札幌の攻撃は単調となってしまった。 その上、若い選手(特に永坂)のパスミスが目立ち、攻撃が上手く繋がらないばかりか、ピンチになっていた。 筑波大戦で先制ゴーを決めた神田も、ほとんどシュートは打てずじまいだった。 先制点を奪った岡山は、しっかりゴール前を固め、上手く攻め込めない札幌をあざ笑うかのようにカウンターを狙って、札幌ゴールに攻め込まれる場面ばかりが目立つ試合となってしまった。 後半に入っても岡山ゴールに攻め込めない札幌に対して、岡山は試合も終盤に差し掛かったときに追加点を奪われ、試合は万事休すとなった。 試合終了間際のロスタイムに、都倉がペナルティーエリア内で倒されてPKを得たが、時すでに遅しで都倉のPKが決まったところで、試合終了の笛がなり札幌の2回戦敗退が決まった。 この試合の一番の狙いは、若手選手の戦力アップによるチーム力の底上げだったが、結果的にはまだまだ若手選手は、今リーグ戦に出ている選手との力の差が浮き彫りとなった。 リーグ戦も残り12試合となり、けがや累積警告により出場選手の遣り繰りに困ることも出てきると思うので、若い選手の力不足は今後のリーグ戦を戦う上で、支障とならないことを願いたい! 今回の天皇杯の観客数は、1回戦2436人、2回戦2698人と共に3000人にも達しなかったが、これは今季リーグ戦で好調なことで、天皇杯まで見に行ける観客が減ったからなのだろうか? リーグ戦が再開したときには、1万人は超えてくれることを願いたい。 昨日の試合で気になったことがあるのですが、スタジアムのビジョンの表示が、1回戦の時と明らかに違いがあった。 照度が低く、ホームゴール裏からは表示が見え辛かった。 また今回もドーレくんが、選手たちが練習前にゴール裏にあいさつに来た時に、旗振りに来てくれました。 さあ、天皇杯も終わりJ1昇格、J2リーグ優勝目指して、残り12試合全力で戦いましょう!
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2016年09月03日
リーグ戦再開への弾みに!
今日行われる天皇杯2回戦は、札幌と同じJ2の岡山である。 札幌は1回戦の筑波大戦では、若手中心で3-0で勝利したが、リーグ戦出場に向けてアピールできたのは、神田と阿波加くらいだろうか? 今日の試合は、前節とは違い中6日と通常のサイクルでの試合ということと、昇格争いをしている岡山ということもあり、若手や控えの選手は使うが、主力の2トップには内村と都倉を起用するなど、きっちり勝ちに行きながら若手のアピールの場としても、考えているようだ。 神田と阿波加のほかに永坂と菅が、1回戦続き先発出場の予定で、特にDFの選手層の厚みを目指しているのだろうか? リーグ戦に再開に良い流れで入るためにも、岡山に勝利して(順当に行けば)3回戦の鹿島戦に向かってほしい! リーグ戦では岡山には、1勝1分と勝ち点4を得てはいるが、得点は2試合で僅か1点と、苦戦している。 天皇杯でもう一度岡山と当たれるのは、リーグ戦再開までの良い調整ともなりうる。 他の昇格争いをしている2位以下のチームに対して、札幌を抜くのは容易ではないと思わせる結果を残したい!
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2016年09月02日
厳しい戦い
昨夜行われたW杯アジア最終予選リーグ初戦のUAE戦は、これまでのデーターで言うと「絶対に負けられない試合」を、1-2で日本代表が敗れた。 前半清武のFKを本田がヘディングで決めて、日本代表が先制点を挙げたまでは良かったが、同点に追いつかれたFKを与えるまでのプレーが良くなかった。 あのFKは、相手を褒めるしかないだろう! ただ、その後のPKを決められたシーンは、不満の残る判定だと思う。 その後、宇佐美が相手ペナルティーエリア内で倒されたにもかかわらず、ファールの判定は出ず、その他にも日本のプレーにはファールとされたりイエローカードを出されるということが多かった。 極め付けなのが、浅野が決めたと思われるシュートは、ゴールと認められなかった。 主審の判定には、明らかに偏りがあったと思う。 中東UAEとの試合で、同じ中東のカタールの審判が笛を吹くのは、おかしい思う。 なぜ、そういう主審の派遣となったのだろうか? 日本側は抗議文を出すということだが、日本側の主張が通ったとしても結果には反映されないということで、本当に痛い敗戦である。 初戦で負けてしまったが、リーグ戦である以上残り試合すべて勝利すれば、W杯出場はできるので最後まで諦めず、戦ってほしい! 2年後に札幌の選手が代表に選ばれて、W杯に出場するチャンスを残してほしい! 明日は、天皇杯2回戦のファジアーノ岡山戦です。 岡山とは今季1勝1分と勝ち点4は奪ってはいるが、2試合で1点しか取れていない相手です。 厳しい戦いになると思うがホームでの戦い、絶対に勝利して3回戦の鹿島戦に進んでほしい!
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2016年09月01日
コンサの選手が世界に行くために!
7月と8月は一ヶ月に公式戦6試合という過密日程の終わりました。 今日から9月に入り夏の暑い時期が過ぎたと思ったのですが、まだまだ札幌は30度以上の気温が続き、暑いようです。 札幌は今週末の天皇杯2回戦岡山戦に向けて、若手は出場機会確保のために頑張っているでしょうか? 今夜はW杯アジア最終予選があります。 今日の初戦は、UEA戦ですが絶対に負けられません。 その理由は、「これまで最終予選に負けたチームはW杯に出場できていない」というデーターがあるからです。 ただ、データ云々よりも1試合ても負けると、W杯出場は厳しくなるくらい、アジアはチーム力が拮抗してきているのです。 チーム力が拮抗といえば、J2リーグもチーム力が拮抗しているのが見て取れます。 現在札幌は、2位の松本と勝ち点差が9リードしていますが、2位松本と6位京都との勝ち点差は6で、残り試合12試合あるので、まだまだ2位以内は分りません。 プレーオフ圏内の6以内については、勝ち点38(残り13試合)の12位の長崎までが、可能ということだと思います。 降格争いをしているチームも、22位金沢が勝ち点25、21位北九州27、20位岐阜28、19位讃岐30、18位山形31、17位東京V32で、16位熊本33・15位群馬33・14位水戸35・13位徳島33なので、ここに名前の上がった10チームは残り試合を考えると、可能性がなくなったわけではありません。 こうして見ると、12位と13位が昇格と降格のそれぞれの可能性のボーダーラインということでしょうか? ただ、ボーダーラインにいるチームが昇格や降格することは、ほとんどないと思われます。 降格の可能性があるチームの中で、特に昨年J1だった山形の今後の展開次第では、昨年J3に降格した大分の二の舞にならないこと願いたい。 アジア最終予選から話はそれましたが、是非日本代表には今日のUAE戦位勝利して、W杯に出場してほしい! 今年リオ五輪に出場できなかった札幌の若手選手たちは、今季札幌がJ1に昇格して来年J1で活躍すれば、フル代表選出の可能性は必ずあると思うので、今からしっかり力をつけて来季レギュラーを取れるよう頑張ってほしい! 天皇杯2回戦は、北海道から世界への第一歩につながると考えて、しかっり臨んでほしい!
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |