2018年10月03日
主審の判定に苦しめられたが
9月30日のスポーツ報知【宏太’チェック】です。 見出しは、「札幌は90分通して鳥栖にダメージ与え続けた」です。 J1リーグ第28節 鳥栖戦2―1(29日・札幌ドーム) 札幌が劇的勝利で、J1でのチーム最多勝ち点を更新した。 1―1の後半50分、FW都倉賢(32)が自ら奪ったPKを決め、2―1で勝利した。 ペトロヴィッチ監督の手腕がさえた。 ジェイと都倉を共存させなかったことで、役割がはっきりし、攻撃がすっきりした。 3バックの中央に宮沢を置き、ビルドアップをスムーズにさせた。 選手だけでなく、見ている人にも分かりやすい起用をしたことで、混乱することなく戦えた。 決勝点のPKを決めた都倉は、それを呼び込んだプレーが巧みだった。 反則を受ける前、都倉はあえて相手が食いついてきそうな場所にボールを置いた。 そこを相手が奪いに来たところをターンして抜け出し、決定的シーンを作った。 もし、ゴールから離れるような体勢でキープして味方が来るのを待てば、スムーズな攻撃にはなる。 しかし、それでは相手を食いつかせることはできない。 そこを考えて、ゴールに近付いていった都倉の執念と得点への執着心が、PK獲得につながった。 都倉のプレーは見事だったが、それも常に試合を優位に進め、相手の体力を少しずつ削り取っていったからこそ。 90分を通して相手にダメージを与え続けたから、最後に好機が巡って来た。 チームが一丸となって戦い抜いたからこそ、得られた結果と言える。 「90分を通して相手にダメージを与え続けた」とあるが、危ないシーンは何回もあった。 特に金崎と安住の2度のFKは、GKソンユンの好セーブがあったがあり、事なきを得たがその後CKが続きヒヤヒヤした。 この試合、主審のイエローカードが次節の戦いに、大きな影響を与えた。 特に都倉へのカードは、相手GKがわざと(VTRを見た限り)都倉の足を蹴っていたにも拘らず、都倉のファールとなった。 結果このカードが次節出場停止となる。 ただ、その代わりに都倉にPKを与えたのだろう! このPKのシーンもVTRで見る限り、エリアの外で倒されたように見えたが、倒れこんだところがエリア内だったので、サッカーの神様がPKを与えてくれたのだと思う! 終わってみれば、鳥栖の決定的なシーンは後半44分のゴールのシーンだけに抑えられた。 次節都倉・宮澤・福森と、3人が出場停止である。 鳥栖戦で勝ち点3を取れたことは、シーズン終了時点で大きな成果になっていることだろう! 3人の出場停止者がいる中、横浜FMから勝ち点3を取れれば、ACL出場の3位以内が見えてくる。
posted by consa.kazu |12:12 | コメント(0) |