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2018年05月16日

超攻撃的サッカーと守り

北海道新聞の月一回のコラムの日です。

先ず一つは、「J1クローズアップ ミシャからの言葉」です。
今回はFW9 都倉 31歳です。

大見出しは、「熱い指導受け充実感」です。
サブタイトル、「FWも守備では自分がDFのつもりでプレーしろ」です。

名古屋戦で豪快なオーバーヘッドを決めた都倉選手。
4月のJ1ベストゴールに選ばれた。
第14節を終えて3位と好調な札幌で、チームトップの5得点を挙げている。
その活躍を引き出しているのがぺとどビッチ監督の熱い指導だ。

開幕当初はジェイが起用され、ベンチを暖める試合が続いた。
「苦しい日もあった」と明かす。

小見出し「チームの顔」
そこからしっかりとチャンスをモノにするのが都倉選手だ。
その勝負強さと貪欲さは国内屈指だと感じる。
在籍5年目となり、チームの顔と呼べる一人だ。

そんな都倉選手にとって、開幕前のキャンプでミシャ監督から受けた支持が印象深いという。

「FWも守備では自分がDFのつもりでプレーしろ」

キャンプ序盤から、DFの選手たちに対して積極的な攻撃参加するよう求めた。
監督の姿勢を見て「こんなに攻撃することを意識して指導する監督は初めてだ」と思った。

小見出し「超攻撃的」
「攻撃的サッカーではない。私が目指すのは『超攻撃的サッカー』だ」
就任直後に、こんな強烈なメッセージを送った。
それだけに選手たちも攻撃を強化するメニューが練習の大半を占めると思っていたが、実際には守備にも余念がなかった。
今の札幌は堅守も誇っているようだ。

小見出し「勝つために」
サッカーの本場欧州では近年、FWも前線から守備をすることが当たり前になってきている。
勝つためにはそうしたプレーが必要な時代だと。
超攻撃的なサッカーを志向しながらも、勝負に勝つために必要なトレンドを取り入れる、独特なサッカー観を持つミシャ監督。

6月で32歳になる都倉選手は「今までとは全く別な攻撃的スタイルをたたき込まれる上、守備も指導してくれる。この年齢でさらに成長できそうだ思える」と充実感をにじませる。

6月のワールドカップロシア大会日本代表監督に就任した西野朗氏から、神戸で指導を受けた。
「何も考えずに思い切って足を振れ。そんなアドバイスをもらって成長させてもらった」と振り返る。
今はミシャ監督から日々、熱い指導を受けている。

FWも守備をするときは、DFのつもりで全力を出す。
攻撃の時も守備の時も。
その意欲と貪欲さが都倉選手をヒーローにしているのかもしれない。

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もう一つの「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。 見出しは、「層の厚いGK陣に注目」です。 攻撃の向上が目覚しい札幌だが、今回はGKに注目したい。 現在の守護神として存在感を放っているのが具聖潤だ。 第10節横浜戦では、天野の枠を捉えた一撃をファインセーブ。 DAZNの週間ベスト5セーブにも選ばれた。 サポーターたちから完成よりも「そのボールを止めるのか」という驚きから、どよめきが起きたのは印象的だった。 身長195㌢、体重82㌔。 背も高くてリーチも長い。 恵まれた身体だが、彼がすごいのはゴールを空けて飛び出す勇気と判断力だ。 確実にボールを捉える能力とタイミングを見極める判断力が必要な難しい動き。 接触プレーで負傷する可能性もある。 それでも前に出て、そして失敗しない。
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新加入のGK菅野孝憲の存在も大きい。 経験豊富で柏在籍時の11年いは守護神としてJ1初優勝に貢献し、日本代表の招集歴もある。 菅野がいてくれるのは頼もしい限りだ。 彼のストイックさもすごく、体に無駄なぜい肉はなく、常にいつ来るとも分らない出番に備えている。 FWが1点を決めれば歓声が起きるが、GKが1点を阻止しても拍手だけのこと。 だが、1点雄勝は同じで、札幌のそうの熱いGKの活躍も実は見どころの一つだ。 超攻撃的サッカーには、守備も重要だ。 そんな守備には都倉の前線からの守備と、最後方でしっかりゴールに鍵をかけるGK具の働きは重要だ!


posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |