2017年11月22日
宏太’Sチェックと皮算用
20日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。 見出し:「オールコンサ」でつかんだ悲願 J1リーグ第32節 清水戦2-0 2試合を残して残留を決めたのは好成績と言える。 以前は圧倒されていた清水に対して、ボールを支配してカウンターもさせないという、いい勝ち方をした。 残留を果たした一番の要因は、ピンポイントの補強にほかならない。 決定力を持つジェイらが加わり、開幕当初は難しいと思えた試合も、ものにできるようになった。 全員がシーズンを通して、プレーにやりがいを持って戦ったのも大きかった。 選手だけではない、3―0で勝った柏戦は、勝つ確率を上げるために会場を札幌厚別に変えたように、オールコンサドーレが一体となったからこそ、目標に到達することができた。 残留決定は本当にうれしいが、手放しで喜んでいる訳ではない。 宮沢などは現状に満足せず、もっと貪欲にやってほしいし、他の選手にも言いたいことはまだまだある。 来年、10位以内を狙うには、ここから更に上積みが必要で、皆が更に高い志を持って取り組んでいくことで、十分可能になる。 札幌はJ1残留を決めているが、より上を目指すためには残り2試合を勝たなければ行けない! 先ずは次のG大阪戦で札幌が勝利したと仮定して、他チームの結果次第で最高10位まで上がることが可能な位置にいる。 先ず札幌が、G大阪と鳥栖にそれぞれ1-0で勝利したと仮定した場合、札幌の最終勝ち点は43点で、総得点37、総失点45、得失点差-8となる。 G大阪の勝ち点は、最終戦FC東京戦で勝てば勝ち点45で、札幌は追い付けないが負ければ勝ち点42、引き分けの場合勝ち点43、得失点差+7なので札幌は得失点差で上に行けない。 11位の仙台が2勝した場合は勝ち点46で叶わないが、1勝1敗であれば勝ち点43、得失点差-8で札幌と同じなので総得点が、43以上となる仙台の上には行けない。 12位のFC東京は1勝1敗以下で、札幌の上には行けないが、1勝1分で札幌と勝ち点で並び得失点差-3で札幌の上に行くことになる。 最終戦のFC東京とG大阪の試合が引き分けに終わった場合、札幌はこの2つのチームの上に行くことは厳しくなるが、どちらかが負ければ11位になる可能性はある。 ここに来て札幌は得失点差で、順位が上に行けない状況が出てきそうである。 できる限り残り2戦で複数得点差で勝利することが大事で、その他は他力本願にはなるが、G大阪・仙台・FC東京の3チームとも次節で負ければ、札幌が最大10位まで上がることが可能になる。 ただ、大量得点を取ってもG大阪が2連敗しなければ、10位は難しい状況なのは確かである。 来季、今年より上の順位を目指すのであれば、得失点差の貯金ができるようになって欲しい! 今季残り2節での皮算用でした! あともう一つ、降格争いも厳しい戦いが続いているが、勝ち点31の清水、勝ち点30の広島、勝ち点28の甲府の3チームは、次節勝敗が同じであれば最終戦までどこが降格するか分らない。 残り2試合の結果次第で、降格と残留が決まる重要な試合が続く。 今季札幌が2試合を残して、残留を決められたことが、如何に重要で大事だったかがわかる!
posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |