スポンサーリンク

2017年09月27日

2点のリードに落とし穴が

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「痛恨ドロー 2点差の落とし穴」です。

新潟との大一番は、最後の詰めが甘く追い付かれ、痛恨のドロー。
勝ち点3をゲットできていたら、13位へ浮上し今後の戦い方も楽になっていたはず。
仮に次節広島に敗れ、甲府か勝つようなことがあれば、札幌は一気に降格圏に沈む可能性もある。
そうなると、今後少なくともアウェーの清水戦に絶対に負けられないことになる。
新潟戦の引き分けはそれほど痛かった。

サッカーにおいて2点リードのスコアが最も危険とされている。
2-0から1点返されると、相手が勢いづくし、リードしているほうは、精神的に追い込まれ、浮き足立ってしまうことが多いからだ。
2点差があるからと時間稼ぎするだけのゲーム運びをすると、相手に流れが傾いてひっくり返されることもある。
3点目を取りにいくとどめを刺すことが大事なのだ。

四方田監督は、残り10分で1点返された時、ジェイに代えて稲本を投入して、中盤の守備を強化し試合をコントロールして逃げ切りを図ったのだが、コンディションの問題もあり、期待に応えられたとは思えない。
むしろ2-1になる前に、前線から守備のできる都倉を入れて3点目を取りにいく姿勢が必要だったかもしれない。
まあ、結果論であるが・・・。

評価は「良い」のBが、早坂「やっと結果出す」、ヘイス「あの壁じゃ入るよ」の2人です。
「普通」のCは、具「グッドなパントキック」、金山「1点目は何とかして」、菊地「滑るもあと一歩届かず」、横山「反転され打たれる」、福森「惜しいFK」、兵藤「よく引っかける」、宮澤「体投げ出したが」、石川「センスなかった決定機」、チャナンティップ「取られないが得点も・・・」、ジェイ「早坂へ頭で落とす」、稲本「まだ時期尚早」でした。
河合「都倉が出る予定だった」(評価なし)でした。

2点差で勝ち点3を取れなかったのは、非常に痛い。
終盤に失点してしまうのは、今季何回も見てきたような気がする。
昨年は、J2で1-0の試合を確実に勝ち進んでJ1に昇格したのだが、やはりJ1では守りに入って守りきれる相手はなかなかいない。
最下位にいる新潟でもその例外ではないということだと思う。
90分間緊張を切らさず、そして常に積極的な試合運びをしないと、2点のリードでは守りきれない!

残り7試合、ガムシャラに戦ってJ1残留を勝ち取ろう!

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |