2017年08月28日
前から取りにいく姿勢から
今日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「チャナ絶妙の“まき餌ドリブル”」です。 J1リーグ第24節 仙台戦1―0 仙台戦はしっかり前線からDFに行った事で全体のラインが上がり、相手ボールの出どころも定める事ができた。 インターセプトも多かったし、これが今年の札幌のやるべき姿。 こういう試合を続けていく事が大切だ。 決勝点を挙げたヘイスは、ゴールだけでなく、しっかりポストに入っていた事で、ボールを落ち着かせられた。 河合もベテランらしく、駆け引きをしながらピンチを救う守備を見せた。 右サイドに起用された早坂も滞りなく走り、ここという場面ではいいタイミングで飛び出していた。 左の石川とともに両サイドが機能した事が、大きな勝因だった。 あとは何と言ってもチャナティップに尽きる。 体の小さい彼は、大きい選手と比べると、どうしても自分の間合いが小さくなる。 普通の選手ならそれでプレーがこぢんまりしてしまうものだが、彼はあえて相手の間合いにボールを置き、おびき寄せる。 食いついてきた相手より早くボールに触れるから、ドリブルで抜く事ができる。 DFが簡単に取れない「まき餌」という武器が、活躍の根底にある。 昨季得意とした1―0の勝利だったが、厳しい戦いこそ、成長につながるもの。 順位的にこういう試合は続くが、前から取りにいく姿勢を失わなければ、勝ち点は取れる。 チャナティップがボールを持つと、本当に奪われないから回りが上手く動くことができて、攻撃につなげられる。 宏太さんの言うとおり、前から取りに行く姿勢だが、川崎戦でヘイスが上手くかっさらって、相手GKのミスを誘い、1点を返した。 仙台戦でも、ヘイスは前線からしっかり守備していた。 以前先発した試合では、全くテレビ映像に映らないことが多かったが、仙台戦は都倉と同じくらい映っていた。 そのことで、前半からコンサドーレに数多くのチャンスが生まれた。 ホームの利を生かすために前半風上を取ったのだから、何回かあったチャンスを決めてほしかった。 しかし、それでも後半8分に調子の上がっているヘイスが、兵藤のクロスをしかり決めて、先制点を奪うことができた。 ヘイスのゴールだけしか点は取れなかったのだが、都倉も何回もチャンスがあり1本決めておきたかった。 試合後のシュート数を見ると、ヘイスと都倉が共に4本打っている。 ヘイスは調子が上がってきているのが分る。 都倉も、4本打って枠内に飛んでいるので、復調の兆しがある。 1-0の接戦は戦っている選手にとっても、体力の消耗が激しいので、できることなら複数の点を取ってほしい!
posted by consa.kazu |12:12 | コメント(0) |