2016年12月24日
四方田監督の内村起用法
昨年途中から采配を取った四方田修平監督だったが、実質今季からすべての部分で采配に関わったことになる。 今季42試合を戦って、同じ先発メンバーの組み合わせは4回しかなかったとのこと。 そんな中、先発を外す場合には「なぜ外したのかを、選手にしっかり説明した」と言う。 選手起用には、しっかりした根拠があり、その根拠には徹底した分析がある。 その分析の結果、選手の特徴をしっかり生かした最善の選手を起用したのだ。 結果、J2優勝とJ1昇格という結果を残した。 42試合中40試合に先発出場し、19ゴールを決めて勝利に貢献した都倉は、35試合先発フル出場で途中交代は5試合しかなかった。 都倉に対する信頼は厚い! また、チームで唯一42試合全試合に出場した内村は、24試合で先発出場し残り18試合は途中出場だった。 90分間フル出場だったのは、第28節ホーム清水戦のみだったが、この試合先制点を決め前半で2-0としたているが後半に追いつかれたが、ロスタイムに都倉の決勝ゴールが生まれた試合だった。 内村は、今季11得点を決めているが、その内8得点が先発での得点となっている。 途中出場で決めた3得点は、すべてアウェイで1点目は第8節山形戦での同点に追いつくゴール、第13節は水戸戦で1-0で勝利した決勝ゴール、そして記憶に新しい第41節千葉戦でのロスタイムでの決勝ゴールがある。 正直、内村本人も先発出場したいと考えていると思うが、四方田監督は途中出場で流れを変えてくれると言う理由から、控えに回すことも多かったシーズンだった。 確かに途中出場の3ゴールは、しっかり勝ち点につながっている。 内村の途中出場には、ゴール以外にも1-0でリードしている時に、しっかりそのまま逃げ切ると言う使命を受けてのプレーも多かったと思う。 四方田監督は、そのことをしっかり考えての内村の起用法だったのだと思う。 23試合は先発出場でも途中交代させたのには、長い時間使って疲れが蓄積することも考慮してだろうが、毎試合必ずどこかで使いたい選手だったのだと思う。 そのため、累積警告が3枚になった後は特に試合が決まったところで、内村を交代させたのだとも思う。 来季もまた、都倉・内村・ジュリーニョに加えてヘイスが今年以上の成績を残してくれることを期待したい!
posted by consa.kazu |16:12 | コメント(0) |