2016年09月13日
J2得点王を都倉に
今季初めてJ2に落ちた清水は、第31節を終えて勝ち点54で5位にいる。 2位の松本との勝ち点差6で、J2にかなり苦戦しているように思えるが、総得点数は60でリーグ1位、得失点差は30で札幌と並んでトップである。 失点は札幌が21点で少ない方から1位に対して、清水は30で5位である。 清水は総得点でトップでも失点の少なさがトップでないことが、今J2リーグで苦戦している要因である。 そんな清水の総得点の原動力は、鄭大世の17得点で都倉と並んで1位である。 この先J2リーグ得点王を誰が取るか? 勿論都倉が取ってくれることが、札幌サポーターの望みです。 そこで、都倉が得点王を取れる可能性を探ってみようと思います。 鄭大世は、ここ2節は無得点に終わっているが、その前の10試合では11点とコンスタントにゴールを挙げている。 一方都倉は、群馬戦で2ゴール挙げてはいるが、20節からの10試合では5点しか上げられていない。 群馬戦もそうだったが、相手のマークが厳しく最後のフィニッシュまで持っていくことが難しい試合も多い! そんなマークが厳しくなるのは、鄭大世も同じだがチームの総合力では、清水の方が上回っていると思うので、有利なように思う。 都倉には、取れるところで確実に決める必要があり、相手のマークを上手く交わす必要がある。 ただ、都倉一人だけで打開するのは難しい! そこで、群馬戦の2点目のように、ヘイスが放ったシュートに上手く触ってコースを変えるというようなゴールが必要になってくる。 また、チーム内2位の内村と3位のジュリーニョが、それぞれゴール数を増やすことが必要になってくる。 強いチームは、何人ものゴールゲッターがいる。 石井が群馬戦で今季初ゴールを挙げたが、マセードや堀米といった2列目の選手ももっとゴールを上げなければいけない。 都倉の得点王争いのライバルは鄭大世だが、もう一人怪我から復帰した同じく清水の大前元紀も脅威である。 早速山形戦で途中出場から、直接FKでゴールを決めている。 こちらもまた、都倉のライバルと言って良いだろう。 都倉が得点王を取るためには他の選手がと書いたが、清水は鄭大世と大前元紀の二人が今後ゴールを量産しそうである。 ただ、残り試合札幌は上位チームとの対戦はほとんど終わっているが、清水は松本・C大阪・岡山・京都など自動昇格の2位からプレーオフ圏内の6位以内を争うチームとの対戦が残っていることが救いである。 ライバル2人よりも上に行くには、毎試合確実にゴールを決める必要があると思う。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(1) |