2016年08月24日
勝ち点1でもOK
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「苦手な夏の京都で勝ち点」です。 京都戦は、ナイトゲームにもかかわらず気温30度で、もわっとした空気感。 京都のサッカーは、組織としてはまとまっていないのに個々の選手の能力が高く、隙を見せると痛い目に遭う。 今回勝ち点3はゲットできなかったが、京都のペースに引き込まれることなく、今季の素早いサッカーを見せられたと思う。 札幌にとっては勝ち点1でもOKである。 京都戦でリオ五輪帰りのGK具を四方田監督は使った。 指揮官の具に対する信頼は相当厚いようである。 疲労が懸念されたものの、大きなミスはなく、前半にあったピンチも的確に前に出て防いだ。 金山はこれまで同様、腐らずに準備してほしい。 このゲームでもうひとつ注目していたのは、岩沼と荒野の対決。 岩沼は荒野と同様、複数のポジションをこなすユーティリティ能力が売りで、前半マッチアップした。 勝負は痛み分けだった。 穴をあけられない位置取りは分るが、もう少し冒険してほしかった。 評価は「良い」のBは、福森「精度の高いFKと速攻起点」の1人です。 上里の「採点不可」以外は「普通」のCで、具「的確に前に出て止める」、菊地「前半は積極的に前へ」、増川「ナイスカバー顔大丈夫?」、荒野「岩沼ならやっつけてよ」、宮澤「ミスパス2本」、深井「決めたかった序盤の好機」、堀米「ミスパスのお仕置き?」、マセード「前に運び攻撃を活性」、ジュリーニョ「顔出すも仕留められず」、都倉「ぶっ飛ばす」、内村「ボール運べるね」、小野「反転切り返し打つ」です。 引き分けの結果なので、評価はCが多いのは当たり前、その中で福森のBはちょっと予想外である。 上里の評価は採点不可となっていたが、終盤のピンチを体で止めたシーンがあり、C評価でも良かったように思う。 暑い中で、そして相手がシステムを変えた中でも、慌てることなくしっかり自分達のサッカーをして、鬼門である西京極でで勝ち点1を獲得できているのが、今季の好調の理由だと思う。 明日の熊本戦は、中3日と厳しい日程ではあるが、札幌ドームでの試合であることを考えると、勝ち点3はきっちり取っておきたい!
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |