2016年07月06日
5得点で良いが5人
北海道新聞朝刊の、「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「効いたジュリーニョ先制」です。 14勝3分3敗で前半戦を首位でターンした。 小野と稲本を欠き、ヘイスがまだ力を発揮していないことを考えると出来過ぎの結果である。 2~3試合の結果次第で順位が変わってしまう状況で気が抜けない戦いは続く。 14勝したことで、選手たちは自信を深めチームはすごくまとまっている。 横浜FC戦では都倉を欠きながらも、今季最多の5得点で大勝。 1万442人の観衆などチームを後押しする要素はいくつかあったが、大きかったのはジュリーニョの先制パンチだった。 ヘイスとともに2トップを組んだジュリーニョは所狭しと走りまわった。 福森が中盤で引っかけ、こぼれ球をジュリーニョが迷わずに左足を振り抜いた。 引いてブロックを敷く横浜FCには、早すぎる想定外の一撃だった。 そこに荒野が追い打ちをかけ、前掛りの横浜FCの右サイドをドリブル突破し、ヘイスの得点を呼び込んだ。 ゲームに流れを的確に読んで、勝負を仕掛けたドリブルには価値があった。 後半早々のカウンタからの3点目も、流れを読んだ飛び出しからで、シュートは超ラッキーだった(笑)。 評価ですが、「良い」のBは、増川「もっと取れるでしょ」、上原「積極性がご褒美呼ぶ」、荒野「大きかった2点目の突破」、ジュリーニョ「主導権握る先制パンチ」、ヘイス「反転得点と大きな展開」と5点を取った5人です。 「悪い」のDは、進藤「絞れず2失点に絡む」の1人です。 あとは「普通」のCで、具「2失点目は股間」、福森「いいボールだった」、石井「気持ち分るが少し雑」、前寛「いいとこ狙ってるね」、深井「押しくらまんじゅう」、上里「中距離法見たかった」、堀米「仕掛けたね」、内村「こちょこちょ」です。 吉原宏太さんも書いていたが、ジュリーニョの先制点で勝負は決まっていた。 あのジュリーニョのシュートは、相手は守備陣形を整える暇はなかった。 非常に効果的だった。 逆に進藤は、2失点に絡んでしまったが、他にも失点にはならなかったが、危ないシーンはあった。 今回は、5点取ったことで最後の得点のきっかけたなった内村の評価は、平川さんしては控えめのCだったように思う。 荒野の切り替えが見事だった。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |