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2016年06月22日

後半戦は、ボランチやSHの得点が必要!

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「圧力掛けた攻撃の威力」です。

ここ3試合、すべて先制点を奪われていたが、北九州戦では修正し、堅守で勝ちきることができた。
極端に自陣に引いて守る北九州に対し、慌てずにボールを回しじわじわと圧力を掛けた攻撃は威力があった。
前節同様に、櫛引とヘイスを先発で使ってきた四方田監督。
前節は過密日程もあり、進藤とジュリーニョを休ませる意図があったと思うが、櫛引とヘイスが結果を出したので、2試合連続の先発起用となった。
ベンチを暖めることとなった進藤とジュリーニョは、相当悔しい思いをしていると思うが、櫛引とヘイスも同じ思いをしてきたのだから、そこはしっかり受け止めて、次のチャンスにアピールして欲しい。
この日トップ下に入ったヘイスだが、今まで見せなかったゴール前で強引に相手をかわしてシュートを打つ積極性が驚きである。
前半終了間際の宮澤のゴールは、サボらずよく押し上げていた。
そしてGKの具の体を張ったセーブも、1-0の大きな要因であった。

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評価は、「良い」のBが、具「原のを止めたのは殊勲」、宮澤「しっかり押し上げたから」の2人です。
あとは「普通」のCで、櫛引「軽い1対1の対応」、増川「小松抑え込む」、福森「あの警告は怒るよ」、マセード「推進力あった」、上原「いいよゴリゴリ」、深井「何あのパスミス」、石井「1発はヘッド決めて」、ヘイス「強引さ出てきた」ジュリーニョ「いきなりヘッド」、都倉「打っても良かった」、内村「よくつなぎ得点へ」、前寛「いいトラップあった」です。

今の札幌は、ホームでは絶対的な自信を持って戦っている。
ホームでは必ず点を取っているので、その自信が攻撃の圧力となって結果に出ている。

今年のJ2リーグは、第19節を終えた時点で昇格争いをするチームは、ある程度絞られてきた。
首位の札幌から、C大阪・松本・岡山・京都・町田、そして山口・清水・千葉の9チームである。
ここに名前が上がったチームは、大連敗せずにコンスタントに勝ち点を積み重ねていけば、昇格争いに加われる。
ただ、10位以下のチームにも上位チームを破り連勝すれば、昇格争いに加われないわけではない。
ただ、現時点では6位の町田との勝ち点は9離れているので、昇格争いに食い込むのはかなり厳しいと思われる。

札幌と京都は、熊本の試合を一試合残しているので、その分は有利だが京都は決して安泰な位置にはつけていない。

今の順位は、勝ち数にと負けと引き分けの合計数に比例と反比例している。

     勝ち 負けと引き分け 勝ち点
札幌   12   6      39
C大阪  11   8      37
松本   10   9      35
岡山   10   9      35
京都    9   9      33
町田    9  10      33
山口    9  10      31
清水    8  11      30
千葉    7  12      27

昨年までの札幌は、負け数は少ないが引き分けが多くて、昇格圏内に入れなかった。
今季は、他のチームが4から8ある引き分けが3しかない。
今季はどんな相手に対しても、しっかり圧力を掛けて点を取りにいっている結果だと思う。
この先も札幌を相手にするチームは、北九州戦のようにがっちり引いて守ってくるだろうし、前線の3人のマークがきつくなるので、ボランチやSHの選手の得点が重要になってくる。

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posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |