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2016年04月06日

使う方が問題?

道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「都倉欠場 守備にも響く」です。

4位札幌と5位町田の対戦は、完封負けと今季J3から昇格した町田に苦渋を飲まされた。

都倉が体調不良で欠場した影響はあった。

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得点ランキングトップを走る都倉は、得点以上に貢献度が高いのが、前線から相手ボールを追いかけてくれるチェイシングである。
前線からの守備でパスコースを限定してくれることで、後ろの選手がパスカットをしやすくする。

札幌の組織としてのDFはコンパクトさを欠き、町田に時間とスペースを与えてしまった。
今季初先発のヘイスは、ポストプレーの技術は高いが、運動量がなく前線での守備の緩さは都倉とは比べものにならない。

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守備の連係不足や守備の負担を考えると、ヘイスを先発で使うのはかなりの「ばくち」である。
都倉がいなくても守備に穴が空かないよう対策が必要だ。

評価ですが、「良い」のBはいませんでした。
「悪い」のDが、進藤「ボール奪われ逆襲」、前寛「大した仕事なし」、稲本「らしくないミス多し」、ヘイス「運動量ないねー」の4にでした。
あとは「普通」のCで、具「FKはノーチャンス」、菅「ヘイスより存在感」、増川「反則からFK失点」、福森「1対1対応緩し」、上原「まずまずの上下動」、宮澤「GKにぶつける」、深井「終盤ミス目立つ」、堀米「くさびがずれる」、内村「決定機逃すもキレあり」、ジュリーニョ「強引突破も打てず」でした。

記事の中に「ヘイスが悪いというより、彼を使う方が問題と思う」と書いています。
ヘイスはまだまだ、チームとの連係や運動量に問題があるようですね!
技術は高いようですので、先ずは運動量アップを、練習で身につけて次に先発を任される時には、町田戦とは全く違うというプレーを見せて欲しいものだ。

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こうして見るとやはり、先発はヘイスでなく内村を使っておくべきだったと思う。
内村も都倉と同じく前線からの守備を、しっかりやれる選手なので先発で使っておいても良かったのではないだろうか?
内村は、キャンプ中は怪我で少し出遅れていたこともあり、90分間の体力はまだないのかもしれないが、守備力と攻撃力を兼ね備えた選手であることは間違いない。
町田戦は、前線からの守備が弱く相手に先制点を与えてしまったことで、結果として苦戦を強いられてしまった。

内村を先発で使い、先制点を札幌が奪い、行けるところまで使ってみた方が、町田戦の勝利につながったと思うし、後に菅を使った方が良かったと思う。

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ヘイスに早く日本のサッカーに慣れて欲しいという監督の意図が感じる采配だったと思うが、結果としてヘイスの今のレベルが、チームが求めている水準に達していないということだけが分った起用となってしまった。




posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |