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2016年02月18日

シーズン終わりにはみんなで喜びたい!

出遅れていたヘイスの調子が上がってきているようだ。
先日行われた大学生相手の練習試合では結果を出したが、格下相手なのでJのチーム相手のどれだけできるか気掛かりだ。

さて、今日の道新には月一回の二つのコラムが載っています。

先ずは、「J2赤と黒の闘士たち」スポーツライター・斉藤宏則が迫る です。
今回は新コーチのブルーノクアドロス39歳です。

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大見出しは「古巣に厳しさ注入を」です。

5季ぶりのJ1昇格を目指すコンサドーレには今季、選手以外にもかつて札幌で活躍したブルーノクアドロスをしコーチとして補強した。

小見出し「昇格に貢献」
かつて札幌では、守備の要のCBとして、J1昇格に貢献した赤黒戦士のレジェンドの一人だ。
歳月がたち、今度は指導者としてチームをJ1昇格を果たそうとしている。
U-18を指導者だった四方田監督は、当時から指導している選手が多く「兄貴的」な存在で選手と接している。
ブルーノには違った角度からの「厳しさ」をチームに注入してほしい。
今季ブラジル人が3選手加わり、彼らに対し母国語で技術指導をし、日本で活躍するためのポイントを伝えてほしいとも考えている。

小見出し「流儀を徹底」
日本サッカーで活躍するポイントを、
「国によってサッカースタイルは違うし、生活文化はもちろん異なる。それを理解しなければ、どれだけ実力のある選手だとしても活躍はできない。積極的になじんでいく努力が大事なんだ」とブルーノは口にする。

07年にブラジルの地方都市から札幌に加入し、大活躍したストライカーのダビは当時、「ブルーノの存在は、僕にとってあまりにも大きかった。日本で成功するためには何が必要なのか、どういう精神で過ごさなければいけないのか。日々、教えてくれたんだ」と言った。

小見出し「日本語巧み」
日本文化に溶け込み、日本語を流ちょうに話すブルーノは、「外国籍選手が、プレーする国の言葉を学ぼうとするのは当たり前。そうした姿勢を見せることは、周りも認めてくれるし自分のためでもあり、チームに一体感を生むことができる」

13年春先、旅行で来日し練習を見学した時に、「再び、コンサドーレで仕事ができたら最高だ。素晴らしい環境と素晴らしいサポーター、ここでまた、みんなで喜びを分かち合いたい」
そんな念願が叶った今季、キャンプでは並々ならぬ意欲で指導している。
選手時代と同じように赤黒戦士として、チームをJ1に導く。


もう一つは、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。
見出しは、「鍛えて『戦える体』に」です。

J2開幕まで、あと10日。
沖縄キャンプで気になったことを、何点か上げたい。

札幌は、ニューイヤーカップ沖縄ラウンドに初めて参加し、1勝2敗に終わった。
テレビ中継で観戦したが、常に攻撃の起点になっていたMF荒野の動きは良かったし、他の若手もブレークを予感させてくれる試合だった。

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ただ、ゴール前で数的有利な状況をつくりながらも、得点につなげられない場面も多かった。
攻撃陣の若手の中で目立っていたのは荒野だけだった。
今季新キャプテンに就いたMF宮澤への期待も大きいが、まだ存在感を示せていない。
荒野がゴールやアシストで結果を残せるか、宮澤がキャプテンシーを発揮できるか、それがJ1昇格の鍵になると言っても過言ではない。

開幕が近づくにつれ、チームの連係を意識した練習が多くなるが、パス回しが得意な札幌の場合は、キャンプ中では個々の選手の体力強化に努めるべきだと思う。
シーズンを通して戦える体をつくるために、とにかく自分を追い込む。
その先に、J1昇格が見えてくる。


今季の補強の中で、ブラジル人選手が十分な活躍ができるかは、ブルーノの指導に掛かっていると言っても過言ではないのだろう。

また、トレーニングゲームやプレシーズンマッチでは結果が出ているように見えるが、キャンプ中の勝ち負けは何の役にも立たない(言いすぎ?)と考えて、常に体力づくりを忘れてはいけない。

シーズンが終わった時に、みんなで昇格を喜びたいものである。


posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |