2016年01月21日
J1昇格のために
道新の2つのコラムの日です。 先ずは、「J2赤と黒の闘士たち」スポーツライター・斉藤宏則が迫るです。 大見出しは、「J1へ 決定力高める」です。 新シーズンに向けた選手補強は、ブラジル人FWヘイスとMFマセード、DFはJ1神戸から増川隆洋の獲得を発表している。 今季の戦力補強のコンセプトについて三上GMに聞いた。 小見出し「精度アップ」 昨季の札幌は、J2全体のトップ3に入るほど数多くチャンスを作り出すことができたが、決定力不足の状態だった。 その課題を日々のトレーニングはもちろんだが、補強で改善しようと考えた。 シュート、あるいはラストパスの精度の高い選手(ヘイスとマセード)を、新たに迎え入れた。 2人は、単独でシュートまで持ち込む力を持っているのも大きなポイントだ。 近年札幌が獲得したブラジル選手は、下部チームの年俸の高くない選手がほとんどだったのだが、今季は国内リーグで強豪で活躍した選手を迎え入れたのである。 例年にも増して積極的な補強を敢行した。 J1、J2含めても、攻撃的なポジションに外国人を複数並べるチームは多くない。 新シーズンの札幌は外国人選手の活躍がチームの浮沈の鍵を握ると言えるだろう。 小見出し「若手を強化」 チームには永坂、内山、進藤という世代別の日本代表を経験するような若手CBがいる。 彼らを競争させることで、成長を促してきた。 その視線の先には札幌の強化だけにとどまらない戦略があるという。 現在日本サッカー界はCBの人材不足が顕著だが、その改善に積極的にトライしていきたい。 そこで、大きな意味を持つ補強が増川の獲得だ。 豊富な経験を有するベテランが若手の成長を引き出すとともに、4バックシステムも見据えた選択といえるだろう。 経験が不足している若手のDF陣に増川が加入することで安定感をもたらすだろう。 DF福森の移籍期間延長も決まり、守備陣も計算ができるメンツが整った。 小見出し「自動昇格へ」 攻守共に即戦力をそろえた2016年シーズン、「J1自動昇格」を目標に掲げる。 今季トップ2入りを目指した積極補強を敢行した。 言い訳のできない、勝負のシーズンに挑むことになる。 2つ目は「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。 見出しは「20周年 応援を結果に」です。 サポーターにとってシーズオフの楽しみといえば、移籍市場の動向だろう。 古田寛幸の戦力外には驚かされた。 ユースからの生え抜きで将来を嘱望された24歳のMFだが、結果が出ないシーズンが続けば戦力外になるのがプロの世界だが、注目どの高い選手であり、すぐに移籍先が金沢に決まった。 MF石井謙伍も一度は戦力外になって愛媛に移籍したが、2014年シーズンに復帰し活躍している。 移籍にはドラマがある。 自分も札幌を振り出しに、G大阪、大宮、水戸と渡り歩いた。 札幌を離れてから何度か札幌復帰に向け、関係者に接触したことがあったが、話はまとまらす、自分の力の無さに情けなくなった。 09戦オフには当時愛媛で活躍していたFW内村圭宏を札幌が動いていることを代理人から聞いた。 その時は悔しさもあったが、反面うれしかった。 内村のことは良く知っていたし、彼なら必ずチームを引っ張ってくれると確信していた。 サッカーは頻繁に選手が移籍するスポーツ、でも変わらないのが、サポータのチームへの愛情だろう。 札幌はクラブ設立20周年になる。 自分が在籍していた17年前から変わらず応援を続けてくれるサポーターの存在を良く知っている。 大きな節目の年に、そのサポータの期待に応える結果を残してもらいたい。 今季補強が3~4人、札幌を離れるのが9~10人となっている。 強化費は、昨年より5000万円ほど増えているのに、補強が少人数というのはこれまでとは違い高額のブラジル人を補強したからということなのだろう。 吉原宏太が札幌に戻りたいという情報は、耳に入っていたが叶わなかったのは残念だ。 そんな、吉原が内村のことが札幌に入ったことを喜んでくれたいたことは、内村ファンの私にとってはとても嬉しい! 今キャンプは股関節痛で内村は別メニュー調整となっているが早く治して、今季補強した2人の外国人選手と都倉を含めた4選手に加え、荒野や小野・稲本そして宮澤を中心に若手選手の活躍で、絶対にJ1に昇格して欲しい!
posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |