2015年12月09日
今季の福森の貢献と来季の関心事項
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「3バックで福森が貢献」です。 42試合で43失点は9位、フォーメーションは、バルバリッチ監督と四方田監督ともに3人のDFを配したが、大崩はしなかった。 選手ここの特徴もあり3バックを採用しているが、本当なら4バックのほうが安定すると思う。 4バックのサイドバックが勤まるDFがいないことと、気の利いたセンターバックは河合しかいないこと。 3バックは相手FWにマンツーマンでマークするのが基本なので、対人プレーを得意とする櫛引には合っているシステムだ。 今季DFラインで1番貢献したのは、臨機応変にプレーできる福森だろう。 足元の技術高く、ボールをつなぐ能力はDFとしては突出、フィジカルコンタクトの際、タイトさに欠けるが、差し引いても気の利いたプレーは合格点だった。 最終ラインの選手でありながら4得点、FKから直接ゴールしたり、流れの中でのゴール前まで攻め上がって決めた。 来季福守が札幌でプレーするかどうか心配だったが、期限付き移籍の延長が発表された。 2015シーズン年間通信簿GK、DF編 評価「大変良い」のAは、福森「新しいストッパー像」の1人だけです。 「良い」のBは、具「経験積んで自信」、櫛引「安定も気の利くプレーを」の2人だけ、「悪い」のDは、パウロン「得意のけがは我慢の限界」、薗田「けが多く計算外」の2人です。 あとは「普通」のCで、金山「出場時に空回り多し」、杉山「出場機会ないが腐らず」、河合「リベロならまだ行ける」、前貴「定位置確保に何伸ばす?」、永坂「終盤の好機逃さず」、進藤「天皇杯では猛アピール」です。 来季も福森が札幌でプレーしてくれることは、とても良かった。 来季戻ってくるかどうかはまだ分っていないが、もし奈良が戻ってくるのなら、櫛引は欠点をどう克服するかが、レギュラー獲得の条件になると思う。 終盤の永坂の台頭が、櫛引を脅かすことができるかも、来季の関心事項である。
posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |