2015年09月15日
超えて行け
スポーツ報知にコラム【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「前貴、時にはおとりを使え」です。 2―0で勝利した横浜FC戦は、一人一人の距離感が良かったことが、勝利につながった。 攻守にわたり安定していたことが、スコアの差になった。 更にチーム力を上げるため、前半44分、相手陣で前貴が相手のパスを奪った場面、前には左に小野、右にナザリトがいた。 前貴は短いドリブル後、左にパスを出すも通らなかった、あそこは小野を「おとり」にするくらいの気持ちがほしかった。 守る側は当然、小野やナザリトは警戒する。 前貴もパスを出すふりをして相手を1人交わせば、もっと大きなチャンスになった。 ベテランを使ってでも、自分の色を着けていかないと。 その場面に限らず、特に若手が違う選択をすればと思うプレーが、多々あった。 彼らがもっと成長しないと、今後も活躍するのは小野や内村に限られてしまう。 この試合のスカパーの解説は吉原宏太だったが、試合中にも「若手が小野を押しのけるくらいのプレーをしないと、伸びない」と言っていた。 小野や稲本のプレーは素晴らしいが、チームが成熟するためには小野や稲本に頼るのではなく、しっかり学んで超えていかなければいけない。 サポーターは、小野や稲本のプレーは見ていたいが、若い選手が成長して楽に勝てる試合をして欲しい! 小野や稲本がプレーすることで観客が足を運ぶようになるが、若手選手はそんなベテランを押しのけて、「自分たちのプレーを見に来て欲しい」と言える力をつけて欲しい!
posted by consakaz |08:12 | コメント(0) |