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2015年04月23日

道新のコラム

今日は朝このブログを書き出したのだが、時間がなくなったので途中で中断、優雅か用事を済ませて帰宅したので今仕上がりました。

今朝は道新に月1回の2つのコラムが載っています。

一つは、「J2赤と黒の闘士たち スポーツライター・斉藤宏則が迫る」です。

今回は、WF24福森晃斗選手です。

見出しは、「新天地で自分を磨く」です。

出場機会を求めて川崎から期限付き移籍し、今季ホーム初勝利を演出するなど、札幌にはなくてはならない選手になりつつある。

福岡戦で相手GKがミスキックしたボールを、約45メートルの距離から無人のゴールに決めた。

個人的見解として、二つのポイントをあげた。

一つは、幸いにもボールが転がってきたのが、ロングシュートの技術を持つ福森だったこと。
いくらがら空きでも、45メートルのゴールをしっかりボールを収めるのはそう簡単ではない。

もう一つのポイントは、DFの福森が相手GKの近くまで走りこんでいたこと。
本人も「理由はわからないけれど、気がついたら全力で攻め込んでいた」と振り返る。
重圧のかかる場面でキックの名手がシュートを決めたのは少しも不思議ではないが、本来いるはずのない福森が最前方にいた不思議。

このワンプレーには必然と偶然が混在していたのだ。

川崎に加入した1年目からリーグ戦デビュー、空中戦の強さや1対1での守備対応力など、高い能力もさることながら、左足から放たれる高精度のキックが注目を集めた。
しかし、日本代表クラスのハイレベルな選手がそろう川崎で、レギュラーポジションをつかむのは容易ではなかった。

思うように試合出場を果たせないまま、4年が過ぎた。
新たな環境で出場機会を増やすために札幌への期限付き移籍を決めた。

あの場面では「俺が決める!」と、気がついたら無我夢中で走っていた。
移籍後初ゴールを挙げ、試合後にヒーローインタビューを受けたのも大きな出来事だったが、新しい自分を見せたことが最大の収穫だったに違いない。

今季にかける意気込みが自然と福森を最前線に押し出し、ビックプレーに結びついたのだ。

新天地で見事に新しい自分を見つけたが、シーズンは始まったばかりだ。
もっともっと多くの「新しい自分」を見つけてほしい。


もう一つのコラムは、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。

見出しは、「勝利の鍵握るFW配置」です。

19日の水戸戦は5試合ぶりに勝利したものの、それまでの4試合は3分1敗。
「今季の攻撃の形」は、まだ手探りしているように見える。

今季のレギュラーは固まりつつあるにもかかわらず、攻撃の形が決まらないのはなぜか。
理由の一つとしてFW陣の配置や使い方があると思う。
ナザリトと都倉の両選手が同時に出たときは、互いにゴールを決める気持ちが強すぎて2人のコンビネーションがうまくいっていない。

都倉の良さが最も出るのは、なんといってもゴール前だ。
中盤にいても相手にとっては強くない。
内村は中盤でプレーできる技術はあるが、こちらもゴール前で本領を発揮するタイプだ。

相手チームからすると、ナザリトと都倉の両方が出るよりも、どちらかが最前線にドッシリ構えて回りの選手に献身的に動かれるほうが嫌だろう。

ナザリトと都倉の両選手がスタメンで機能しないようだったら、早い時間帯でどちらかをベンチに下げることも必要と感じる。
選手交代という手段で「この試合は絶対に勝つのだ」と、メッセージを伝えてもいい。


福森の活躍を見ると、J1のチームにはまだまだ力があっても、試合に出られない選手が多いのだと思う。
奈良がFC東京に移籍して急遽の補強だったと思うが、見方によっては奈良以上の活躍をしてくれているのではないだろうか?


昨日から、小野が全体練習に加わったようだが、試合に出られるようになれば、今のシステムを変えてFW陣の配置がうまく行く可能性も出てくるのではないだろうか?

石井も昨日から全体練習に加わっているということで、怪我人も殆ど戻ってきていて選手層が厚くなってきた。
ここからJ1昇格に向けて巻き返しだ!

posted by consa.kazu |18:12 | コメント(0) |