2014年12月17日
平川さんの期待以上の活躍を
昨夜から大荒れだったが、札幌の今朝の天気は穏やかである。 道東の方は、大荒れが続くようなので、大きな被害が無いことを願いたい。 道新には、「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿がいつも通り載っています。 今回は、今季のまとめFW編です。 見出しは、「都倉頼み 得点力不足」でした。 まず評価から、良いのBは都倉「前半戦苦労も結果出す」の1人だけです。 普通のCが、前田「得点がもっと欲しい」、石井「最後の仕上げを大事に」、丁「けが多く運動量も不満」の3人で、悪いのDが、榊「裏をとる前の工夫を」、内村「期待はずれ」、工藤「全てでプロの壁」の3人です。 今季の札幌は守備は安定していたが、攻撃が物足りなかった。 ここ数年、札幌の攻撃陣を引っ張ってきたのは、内村の速さと技術であった。 財前前監督体制のボールを細かくつないで攻めるサッカーでは存在が大きかった。 ゴール前での崩しの部分では、内村の動き出しが攻撃のスイッチとなって小野、前田、荒野らと絡んで創造性を出したが、けがもあって攻撃のスイッチがうまく入らす、ゴール前で横パスを回すだけで相手DFに脅威を与えられなかった。 そこに強さと高さをもつ都倉が台頭し、内村と対照的な都倉は財前のサッカーに順応できず力を発揮しきれなかった。 シーズン途中入団したこともあり、強さとは対極にある繊細さに苦しんだ。 速さを打ち出したバルバリッチ体制になると、完全に攻撃の軸となり、なくてはならない存在となった。 都倉は14得点と頑張ったが、問題は他のFWの得点が少なく、内村、前田が8点ぐらいは取ってくれないと上位進出は難しい。 後半巻き返したが、都倉に頼り過ぎるサッカーにも少々難があったのでは。 その反省もあって、ナザリトという大型補強した。 都倉が札幌に残留しなかったときのことを考えての獲得だろう。 総じて「得点力不足」が今季札幌が低迷した原因である。 その一番の原因は、内村がけがで結果を出すことができなかったこと。 平川さんの内村に対する期待が、どれだけ大きかったかが「ひとこと」欄を見てもわかる。 今季評価を見て、内村に対する評価が常に厳しかった。 内村の実力からすると、「出来て当たり前」という気持ちが評価に現れていた。 「内村の活躍なくして、札幌の昇格はない」と言っても良いのだろう! 来季は、平川さんの期待どおり、いや期待以上の大活躍を期待したい!
posted by consa.kazu |15:12 | コメント(0) |