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2014年08月04日

成果のない試合だった!

北九州を相手に0-2で敗戦、小野の加入後初の連敗である。
課題が出たと言うよりは、なぜそんな負け方をするのかと、言いたくなる試合である。

シュート数では北九州5本に対して、札幌は20本と4倍打っている。
しかし精度の低いシュートは、何本打っても点数にならない。

相手はゴール前を固めて、狙っていたカウンター一発で、正確にシュートを枠に飛ばし先制する。
先制後は、再びゴール前を固めて、カウンターのチャンスを虎視眈々と狙う。

そんな相手に、簡単にミスをしてPKを謙譲してしまう。
一発退場のおまけまでついて、その与えたPKをしっかり決められて、万事休す。

櫛引のあの場面でのファールは、相手にシュートを打たせてはいけないとのプレーだったとは思うが、抜かれたとしても金山に託すとかして良かったと思う。
結果論ではあるが、PKを決められるのも流れの中での失点も、同じ1点には代わりはない。

ペナルティーエリア内で、ファールを犯し一発退場となっては、その後の反撃の足かせになってしまうからだ。
ただ、あの場面PKは仕方ないと思うが、果たしてあのプレーが一発レッドに値する反則かは疑問である。

それにしても、成果のない試合であったと思う。

ここまで25試合戦って、9勝7分9敗で勝ち点34の11位、PO圏内の千葉との勝ち点差は、僅か4である。
J2リーグは首位湘南勝ち点68、2位松本51、3位磐田47の3チームは1試合の結果で順位は変わらないくらい差が付き出しているが、札幌の勝ち点との差2以内のチームが、札幌を含めて10チームもあり、1試合1試合ごとの勝ち負けが順位に影響してくる。

残り試合17試合と言うことで、勝ち点差は数字上ではまだまだ2位以内を狙える。
しかし、実際には残り試合以上に勝ち点差がつくと、抜けないと言われている。
現時点では17試合も残っているが、2位の松本との差が17と言うことは、これ以上負けると2位以内に入ることが難しくなると言うことである。

横浜戦と北九州戦の連敗は、2位以内を目指す札幌にとっては、大変痛い負けであると言って良いだろう。
残り17試合連勝しなければ、自動昇格は難しいと言うことである。

札幌が勝って松本が負ければ、そのチャンスは再び訪れるのだが、逆になった時点で自動昇格は遠くなっていくのである。

天皇杯は普段出場機会のない選手が出場すると思うので、しっかりアピールしてほしい。

それにしても、これまでの財前監督の先発起用の組み合わせ、毎試合違うのはどうだろうか?
北九州戦は3人も変更しているが、本当のその選択正しいのだろうか?
しっかりメンバーを固定して、その中で怪我をしたり調子の落ちている選手を交代して、使っていくことを考えても良いような気がする。
毎回メンバーが違うと言うことは、連携の部分でミスが出たりするのではないだろうか?

石井の起用に疑問を感じている人も多いようだ。
ここ数試合、特にクロスの精度の無さが気になる。
小山内が石井に劣っているとは思わないのだが、石井を使っている。

また、荒野を先発から外したことにも、疑問を感じる。
正直、ヘナンが大きな働きをしたようには思えない。

都倉の起用については、調子が出ていない内村に代えてということで、良かったと思う。
だが、横浜戦の時に都倉を使わなかったことに疑問を感じた。

京都戦では、これまでに出てきた課題をしっかり修正して、勝てるサッカーをしていかなければ、今季の昇格はなくなる。

まったく考えてはいなかったが、次も北九州戦のような負け方をするのであれば、監督の交代も考えなければならなくなると思う。

posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |