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2014年05月07日

熊本戦を観て浮かび上がった収穫と課題

GW11日間で4連戦という過密日程で、勝ち点8を目標に掲げていたが、結果2分2敗で勝ち点2しか取れずに、順位も13位となってしまった。
プレーオフ圏内の6位との勝ち点差は4となり、1試合勝っても6位より上に行くことができないところまで、順位を下げてしまった。
長いJ2リーグ12試合を終わっての13位だが、残り30試合を残しているので、これ以上離されなければ挽回可能な成績である。

熊本戦は、相手のCKから2失点したが、前田のシュートと砂川のFKから2点を返すことができ、何とか同点で終わることができた。
試合の終盤は攻め込むこともできたが、逆に攻め込まれる場面も多く、クロスバーやポストにも助けられた。
CKでの失点や終盤でのピンチは、どれも相手選手のマークが上手くいっていなくて、ピンチを招いてる。
守るときのポジショニングだったりマークをしっかりしていかなければ、この先勝ち点を積み重ねることは難しい。

そして、気になったのが都倉のポストプレーで、自分たちの攻撃に繋げることが役割なはずなのに、ハイボールの競り合いに負けることが多く、自分たちのボールにできない。
都倉を入れても自分たちのボールにできないのであれば、榊を使ってピッチ内を走り回れる選手を入れたほうが良いと思う。

この試合で、前半途中に負傷退場した左SBの松本に代えてボランチに河合を入れたことで、石井を左SBに入れ宮澤をトップ下したようだ。
他にも工藤や前田のポジションも変わった。
宮澤が前目のポジションに入ったことで、それまでよりはボールが回るようになったように見えた。
また、石井もポジションが変わっても、守備と得点にはならなかったが攻撃が、しっかりできていたように思う。

砂川のFKのシュートは鮮やかであったが、それ以上に前田が凄かったと思う。
それは、FKの本数が熊本9本に対して、札幌が25と圧倒的な多さである。
前田がボールを持つと、相手選手はことごとくファールで止めていたというより、動きを予測できずに引っ掛けてしまっている。
札幌としては、前田が得たFKを如何に攻撃に生かすかが、課題だと言って良いだろう。

そしてこの試合がプロ入り初先発で、90分間出場した工藤もゴールにはならなかったが、動きが良かったと思う。
この先、どんどん先発で使って欲しくなる活躍だったと思う。

このGW結果は出なかったが、課題と収穫があったと思うので、次の愛媛戦に繋げて欲しい!

北九州戦以来の複数得点ではあったが、勝利には繋がらなかった。
もっと得点が取れるようになって欲しいものだ!

posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |