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2014年03月27日

地道な努力

今朝の道新に2つのコラムが載っています。

1つは、スポーツライターの斉藤宏則さんの「J2赤と黒の闘士たち」で、GK金山隼樹選手(25歳)です。

強敵・磐田を破る代金星を演じた開幕戦では、ファインセーブやPKストップを披露、ゴールを守るというGK本来の仕事を見せてくれた。
しかしながら彼は「試合の局面を一気に帰ることの出来るキックこそが自分の武器」としている。

現代サッカーでは、GK求められる役割は年々増え、11人目のフィールドプレーヤーとしての役目も果さなければいけない。
キックの強さや制度を求められるのだ。
金山は磐田戦で、一気に内村へラストパスを送る場面も見られた。
その意味では「攻撃的GK]という形容もふさわしい。

高校時代は、広島ユースで鍛えられたが、トップへの昇格は叶わなかった。
札幌に移籍が決まった時に、ユース時代チームメイトだった前田に「あんなに下手だったお前が、良くここまで頑張ったな」って。
僕もそう思う、広島にいたときの自分は、物凄く下手でしたから。
高校卒業後立命大へ進学してから、キックの基本練習を繰り返した。
「大学ではチームの全体練習が終わってから毎日数時間居残り練習をしました。僕は下手な選手だったけど努力するという部分には自信がありましたから」

当時の目標は「とにかくJリーガーになりたい」
大学卒業後に長崎に入団、当時長崎はJFLに所属しており、Jリーガーではない。
控えGKの立場でもあり、定位置を奪取するべく、プロ入り後も猛練習の日々は変わらず続いた。
昨年長崎がJ2に昇格し、晴れてJリーガーに。
開幕当時は3番手だったが、正キーパーのけがもあって、第4節富山戦で「Jリーグデビュー」した。見事に完封勝利を飾ると11戦無敗に、そのまま正キーパーとなり、長崎をプレーオフ進出に導いた。
2013年に努力が開花し、その活躍が評価されて、コンサドーレに移籍した。

次の目標はJ1でプレーする選手になりたいし、日本代表も目指したい。

「自分はもともと下手な選手でそこからはい上がってきたわけで、もし失敗しても失うものはない。いままでレギュラーになったことなど殆んどない。去年も今年も自分が正キーパーだとは少しも思っていない。チームメートと競争することで、さらに成長できるはず」と言う。
志は高く、さらなる努力で、J1へと導いてくれそうだ。

2つめは、前回までの大森健作から代わり、吉原宏太のマンスリーコンサです。

「36歳砂川 今も健在」という見出しです。
吉原さんと砂川は同い年ということで、今も活躍する砂川がどれだけ凄いかが分ります。

今シーズンの砂川は、昨季のシーズン終了からすぐにトレーニングに打ち込み、今季に向けて準備してきた。
開幕スタメンで出場し、磐田相手に勝利に導くフリーキックを決めるなど好調を維持している。

砂川は、正確なフリーキックや高度な技術が印象的だが、高校時代も常にミスのないシンプルなプレーを選択する能力が優れいると感心している。

砂川のような一流のスーパープレーの裏には「見方に声を出して常にコーチングをする、ボールを意図したところに止める、ボールを正確に蹴る、大事な局面で体を張って守る」など、地道に培った基礎や頑張りがあることを知って欲しい。

砂川が36歳になって得も活躍できるのは、基本技術に優れ、体やメンタルの準備ができているから、基本的なことです。
若手や子どもたちの良い見本です。
地道だけど良いプレーに歓声が上がるよういなって欲しい!

プロで活躍する選手は、基本に忠実で準備が必要であり、努力することが大事だということで、日常生活にも通じることである。

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |