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2013年12月19日

道新の2つの特集

今朝の道新には、斉藤宏則さんの赤と黒の闘士たち「コンサ!コンサ!コンサ!」が載っています。

今回は砂川誠です。

大見出しは、「いつもこの男がいた」です。

若手中心のチームにあって、際立つ経験でチームを引っ張っていた。
03年に移籍してから、04年にチームは育成型チームとして再出発を図る中、地道な努力を重ねた。
チームの若返りを2度も経験。
J1昇格とJ2降格もそれぞれ2度ずつ味わった。
10年末にはクラブの財政面をおもんばかり、一時は退団を決意したが、複数の主力選手が移籍する中、チームと再契約を結ぶ。

それらの過程でチームにはいつも砂川がいた。
現在のコンサドーレは、まさに砂川の存在があってこそ言えるかもしれない。
「いつも若い選手が多いチームだから、26歳くらいでベテランの肩書きを付けられた。」と砂川は笑う。
ベテランと呼ばれてから、10年以上が経った。

正直、砂川は一時期体力的に、試合に長時間出場は無理ではないかと思った時期もあるが、今年のプレーを観る限り、体力的には10年前の力はないと思うが、ベテランとしての経験があり、その経験が来季のコンサドーレにはなくてはならない選手だと思う。

道新には、「大森健作の視点」も載っています。

今シーズンの振り返りの1回目です。

見出しは「1年で成長した荒野」です。

今季の札幌は、最終戦でJ1昇格を逃したが、最後までもつれたのは、力が付いた証拠といえる。
尻上がりに調子を上げたのは、積極的なポゼッションサッカーを目指すという、財前監督の方針がぶれなかったからだ。
絶対的なレギュラー選手の存在が良い意味でなかった。
競争原理が働き、常にコンディションの良い選手がピッチに立つという状況が、選手のモチベーション高めた。

攻撃面で良かったのが荒野拓馬で、ディフェンスラインの裏に抜ける動きができていた。
視野も広く、貴重なゴールにも絡み、果敢に相手チームに仕掛けていたと思う。
守備でも貢献していた。

ウッチー(内村)は17得点と活躍したが、もう一人二桁得点出来る選手がいればもっと勝ち点が取れただろう。
前田は、相手を引きつけるという彼にしかできないプレーで貢献したが、もっと得点できれば相手とってはさらに脅威になるはず。

課題は、フェホが入った時、高さを頼って単調になりがちだった。
フェホを孤立させない周囲のサポートが必要だ。
高さを生かした攻撃を生かすために、攻撃の引き出しを増やさなければならない。

J1を目指すなら、得点力にもっと磨きをかける必要がある。

今年のコンサドーレ、最後まで得点力に泣いた1年だったように思います。
来年は、内村の他に、2人は二桁得点できるようになって欲しい!

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |