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2011年12月30日

2011年の振り返りその9【J特】

昨日は日中に雪が降り、札幌市内もあちらこちらで渋滞になったり、道内各地で交通障害が起こり、今年は年末に向けて随分雪が多いように思います。

今年の振り返りも、残すところ3試合ですが、36試合目はアウェイで草津との戦いとなりました。
とても強い風が吹くの中で、前半風上となった時に攻勢に攻めていたのだが、チャンスを決めることが出来ずに、後半に入ると風下となり後半10分に砂川の前線へのパスに抜け出した内村が、ドリブルで持ち込み先制した。
その後は、風の影響もあり攻め込まれ、防戦一方となり終了間際にセットプレイから2点を取られ、今季初の逆転負けを機してしまった。
鳥栖が破れ、FC東京の優勝が決まった。
徳島も勝利したため、順位は2位鳥栖が勝ち点65得失点差31、3位徳島は勝ち点65得失点差17、4位札幌は勝ち点62得失点差14となった。
残り2試合で、この差が札幌の昇格に厳しい状況となった。

37試合目は、アウェイで湘南と戦った。
この試合で負ければ昇格が無くなるという試合に、平塚競技場に札幌のサポーターが2000人近く詰め掛け、選手を後押しした。
前半湘南に攻めに苦しんだが、後半3バックにシステムを変更してから、16分に古田のゴールで先制した。
34分に2ヶ月ぶりに芳賀を入れて、試合を落ち着かせた。
38分には、得点を決めた古田から近藤にボールが渡り、ドリブルで湘南の選手を引きつけて、ゴール前にいた宮澤が出されたパスを決めて、追加点を挙げてそのまま試合は2-0で札幌が勝利した。
次ぎの日、3位徳島と2位の鳥栖との試合は、2位の鳥栖が0-3で勝利して、鳥栖の昇格がほぼ決定したのだが、札幌は勝ち点で徳島と並んで65となり、得失点差で札幌が抜いて最終戦を前に3位に浮上した。
しかし、得失点差2しかなく昇格は最終戦のFC東京戦に持ち越された。

最終戦は、札幌ドームで39,243人の大観衆の中で行なわれた。
前半FC東京に攻め込まれながらも、40分に砂川から左サイドの古田にパスが通ると駆け上がりゴール前に出した低いクロスに内村が合わせて先制した。
前半ロスタイムには、近藤が相手パスを奪ってドリブルで右サイドを上がり、パスをゴール前の内村に出し、内村が上手く止めて右足のシュートがゴールネットを揺らした。
後半はFC東京の猛攻にあい、35分には遂に1点を返されてしまった。
しかしその後の攻撃を耐えて、2-1で最終戦を勝利で飾った。
終盤調子の上がってきた古田と、チーム内得点ランキング2位の近藤のアシストを、チーム得点王の内村が決めると言う見事な得点経過での勝利で昇格を決めた。

38試合すべてを戦って、昇格を決めた札幌だが、ここぞと言う試合で負けることはあったが、今年は試合に出ていない選手を含めて、全員で戦った勝利だと感じた。
また、選手の活躍にサポーターの力があったことも、重要だったと思う。
昇格がゴールではなく、J1に定着しいずれは優勝を果し、ACLに出場などまだまだ先には、世界一のチームになる必要がある。
そこまで生きているうちに見ることが出来るかはわからないが、そうなるようにこれからも応援して行きます。


posted by consa.kazu |07:50 | コメント(0) |