2006年11月27日
前略 柳下監督様
昨日はお疲れさまでした。 逆転勝利、ネットでの観戦ではありましたが、充分堪能させていただきました。 勝ったことはもちろんうれしいのですが、自分たちのサッカーで攻めきり、決して安易な道を選ばなかったこと、そしてなによりも「札幌の形」を見せたことが一番印象に残ります。 先日、柳下監督が今季限りで退団されることが報道されたました。 以前からそのような噂が流れていましたが、残念な気持ちでいっぱいです。 ただ疑問に思うのが、なぜやめるのかという理由がわからないことです。 監督は複数契約を断り、今年1年にかけるという思いでJ1昇格を目指してきました。 攻めるサッカーでJ1に定着できるチーム作りをされてきました。 その結果、天皇杯での千葉、先日のヴェルディ、そして昨日の柏、攻撃的なサッカーで見事に勝利を勝ち取ってきました。 この3戦で選手たちの心の中には「やればできる」ということと、「監督がいつも言ってることはこういうことなんだ」ということが今になってやっとわかってきたところではないのでしょうか。 今まで批判の声や様々な揶揄を耳にしながらも監督はチームをここまで育て上げてくれました。 チームを応援する人達にもサッカーの面白さを教えてくれました。 これだけチームに貢献した柳下監督は何故やめなければならないのでしょうか。 その理由がわかりません。 北海道にプロサッカー文化を根づかせるためには、今は柳下監督の続投がどうしても必要です。 いまやめることは自分が目指してきたものを自身で否定することになってしまいませんか。 振り上げた拳を収めることはそうたやすい事ではありません。 格好悪いかもしれません。 自分のプライドが許せなくなるかもしれません。 でも一生のうちで1回くらい、肩の力を抜いて、格好悪いとこ見せてもいいんじゃないでしょうか。 私は監督の続投を愚直に懇願し続けます。 このブログ、柳下監督のお目にとまれば幸いです。 草々
posted by choro |07:40 | コメント(2) |