2009年12月25日
発信出来る人は戦力(一部訂正)
試合の出来不出来、スタメンかベンチスタートか、あるいは会場でファンサービスか。 敢えて言おう。んなこたあどーでもいい。 サッカー選手は何を持って評価されるのだろう。 サッカー選手だけではなく、職業を持つ人々一般、何が評価されるのだろう。 スポーツにおいては勝負事であるわけだから、そこで活躍してこその評価という面は避けられない。 しかし、一人の職業人として考えてみると。 中山雅史 あらためてすごい人だ。 自分のサッカー興味歴は コンサ→代表→コンサであったので、代表に燃えていた時代の まさしくヒーローだった、ゴン。 フランスWCでは3試合先発出場し、ジャマイカ戦では日本人初ゴールを決めた。 日韓WCでは精神的支柱として10番を背負い選出された。 (*ご指摘を受け一部訂正しました。あんまりな記憶違い申し訳ありませんでした) その日韓WCのDVDを観た時に、ゴン並びに秋田選手の 偉大な存在を思い知った。 正直ジュビロ磐田での彼のことはよく知らないのであった。 時折取り上げられていたメディアでの彼のパフォーマンスにはいつも尊敬の念を禁じ得なかった。 タレント素質とかそんな陳腐な言葉にはしたくない。 彼はいつもサッカーを発信していたような気がする。 センス。人を魅了する言葉の選び方。場の読み方。自分が何をするべきか心得ている。 彼は決してサッカーがへたくそなわけじゃない。当たり前だ、じゃないと今までの成績はない。 しかし、どこかで文字にもされていたが 「寄る年波」 これは半端ないものだと思う。 若い時に普通に出来たことが出来ないと気付いた時の恐怖。 身体を資本とするアスリートならば、この恐怖に何度うなされたことだろうと思う。 それを謙虚に受け容れ、まだ進化したいと願う一人の人間にただただ心打たれた。 サポーターとはいえ、一般の名もなき一人の人間として、彼を身近に感じれることに感謝したい。 そして、同じサッカー選手ならばコンサの選手たちもきっと何かを得るだろう。そう信じる。 -言葉で伝えるかどうかはわからない。自分が出来るなら誰だって出来るんです。 の、ようなことを会見で言っていたが、実るほど頭をたれる稲穂かな。スゴイナ。 パーソナリティーももちろんあると思うが、昨日の会見をコンサの選手たちは全員見て欲しい。 もうすぐ43歳になるサッカー小僧は、紳士となっていく。その生き様をしかと近くで見ておくれ。 賛否両論ある今回のゴンの移籍でしたでしょうが、わたしは ヤッホー!プロがきたー! ってな気持ちでいっぱーい。 さあ、今まで行ったこともないイベントとかに来年は通うかなー!
posted by aru |09:08 | コンサ | コメント(2) | トラックバック(1)