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2007年01月24日

読み返す本。コンサネタゼロ

本を読むのが好きだ。
ハードカバーは重たいのであまり好きでないが、好きな作家のものは
文庫になるのを待ちきれず買ってしまう。

就眠儀式に必ず本を読む。重たくない文庫本が多い。
最近本屋さんに行っていないので、家にある本を読み返す。

今年になって読んだ本。読み返した本というのが本当。
グロいものばかりだ。

前にも書いたが
・処刑前夜 メアリー・W. ウォーカー著
 この主人公が大好きなんです。全部読みたいな、この作家のは。
 これからも期待だ!

・夜より暗き闇 マイクル・コナリー著
 おもろい。読んだの3回目。なのに犯人を忘れてた・・・
 人間の持っている闇。それを客観的に見ることができると思う。
 現在の日本も、凄まじい事件が起きている。闇だ。
 理解するべきか? 信じられない!と感じるべきか?

・ザ・ポエット マイクル・コナリー著
 どちらを先に読んだのかもう忘れた。(マイクル・コナリーに関して)
 おもろい。 まあ、どちらもグロテスクなスリラーミステリーなんだけど、
 登場人物が味わい深い。なので好きだ。
 江戸川乱歩を読み返したくなるぞよ。人物描写がうまいし、
 著者自身が記者だったので、マスコミのことも哀愁漂う。
 と・・・・今、初めてグーグルで彼の検索をした。
 チャンドラーに惹かれていたらしい。 うむ。 こういうの嬉しいな。

・長いお別れ レイモンド・チャンドラー著
 今、途中。読んでいるのはもう4回目かな?
 含蓄のあるせりふの数々や時代に惹かれる。
 翻訳者というものに興味を抱く小説だと思う。
 実は、自分の昔の夢の中に 「翻訳者」というものがあった。
 外国語を訳すのは、ある意味センスが必要だ。
 映画の字幕が誰であるかによって、収益に違いがあるのと同じく
 日本で初めて翻訳されるものは、その翻訳家に拠っているところが大きい。
 チャンドラーの翻訳をする清水俊二氏は、凄いと思う。
 チャンドラーの小説は何本も映画になっているらしいが、見たことがない。
 いつか見たいな。

・思いっきりズレるけれど、はるか昔 週刊文春で連載されていた
 「OL委員会」というものを知っている人はいるだろうか。
 大好きだった。
 特に読み返したものは 「おじさん改造講座 OL委員会ナセバナル 5」
 だ。 世代は微妙にずれてるとは言え、共感できること多数。
 この頃はまだ、顔文字なんてものもなかった。なんの飾りもなく、言葉だけで
 正真正銘言葉だけで、相手をその気にさせる文章があった。実にオモロイよ!
 素人の投稿なんだけどね。
 なので、自分も、できるだけ 顔文字や それに匹敵するような表現は
 しないで頑張りたいと思っているのは、この影響のためだ。
 力がないので、使ってしまうのだが。
 
 あと、週刊朝日でデキゴトロジーというものもある(あった?)。
 これも文庫で買い求め、トイレの中にある類の本だ。
 笑わせる文章というものは素晴らしいと思うのである。

posted by aru |12:15 | 日記 | コメント(12) | トラックバック(0)