2006年09月06日
飛行機
OB戦のことは知っている。興奮している。しかしみんな書いてるので よかろう。おもしろくもなんともない、日記いきます。 飛行機に乗ったのは何年ぶりだろう。 6年前かな、稚内に住んでいた時に、札幌に家を建てる目的で 何度か足を運んだ。時間がなかったので稚内―札幌(丘珠)を飛行機で 往復した。 それは札幌を後にし、稚内空港の上空でおこった。 飛行機が旋回している。長すぎる!どう考えても長すぎる! アナウンスすらない。 ハイジャックでも起きたのか?!マジで考えた。 機内がざわめき始めたその時、ようやっとアナウンス。 「視界が悪く、着陸を見合わせております。今しばらくお待ちください」 そうか・・・ならばよい。 それにしても長すぎやしないか。おまけに揺れまくり。 後方の席の初老期の女性の息遣いが荒くなってきている。 過換気を起こしそうだ。ゲ○用の袋なら目の前にある。 いざという時は助けてあげよう。そんな余裕もあったのだが。 ふと思い出した。なんとその数日前にネットで知人と遊んでいた時に あの「123」のボイスレコーダーなるものをうっかり聞いてしまったことを。 ふざけて聞くものではない。「なになに?」とクリックした己を責めた。 猛烈に反省した。今考えても、恥ずかしい。 猛烈に襲ってくる恐怖。隣の夫と手を握った。汗ばんでいる。 地上にいる子どもたちへ想いが募った。涙が出てくる。 突如アナウンス。 「燃料の残量を考慮し、丘珠まで戻る可能性もあります」 ね、ねんりょう! んじゃ、早いとこ帰ろうよ!無理して着陸しないでよかとよ! 帰ろう?ねえ帰ろう? 機長に直訴したかった。 いったいどれ位の時間を稚内上空で過ごしたのか。 結局、丘珠へもどった。 飛行機代は戻ってきた。JRのつなぎの時間が悪い。夫は翌日仕事だ。 レンタカーを借りて、陸路稚内へと走ったのであった。 陸路サイコー!ブラボー!ビューティフル!叫びながら走った。 もう二度と飛行機になんて乗らない!固く固く誓った6年前。 なのに、あっさりと山形へ空路行ってしまったよ。 おそるべしコンサ。 ましてJALを選んだ自分は偉い。夫にちゃんと「JALにしてね!」と言った。 他に選択肢があったのかどうかは定かではない。 でも山形へのJALはちっさかった・・・。めっさちっさかった。 とっても怖かったので、パズルしながら外は一切見なかった。 そうだ、このブログにも稚内の方が数名いらっしゃる。 よく行くという方もいらっしゃる。 だからビビらせてはいけない。土地の人が言うには、稚内空港 上空ではしょっちゅうある現象のようである。 慣れたもんである。乗客も慣れていれば機長も慣れている。 なので、心配するには及ばない。 スケジュール変更になるかもしれないことだけ覚悟しておけば。
posted by aru |09:13 | 日記 | コメント(9) | トラックバック(1)