2006年05月05日
厚別不敗神話‐仙台戦雑感
この言葉を書きたかった!厚別不敗神話!前にも書いたけど。 丁度この言葉が世間を賑わしていた頃、自分はコンサにはまった。 後に、いろんな選手が去っていき、岡田監督も去り、急に冷めた。 まあ、 「なんでなのさ!」と裏切られたような気分になったり、 もういいや、所詮そんなものさ、とか コンサは選手育成工場でしかないのだよ・・・とか。 そりゃ、選手を育てて、その選手を高く売って(失礼)クラブの借金 を減らしていくことも大事だからさ。 納得しようと頑張ったけど、出来なかった。結局自分はにわかだ、 とつくづく思ったのであった。 そんなこと考えるのも面倒になったし、経営の話なんぞつまらん かったし、ネットにも飽きてきたし。一時休止の措置をとった。 「厚別不敗神話」なぞ、とうの昔になくなったのだ・・・。 そう思ってた。 しかーし!なんかなんか、また始まる?始まるのかい? 負けなかったんだから。まだ一回だけど、不敗だ。 そりゃ勝ってもらいたかったけど、先制された後すぐにこちらも 得点していて同点だったら、もっと欲を出してしまって 「うーむ」 となっていたかもしれない。 しかし、ロスタイムでの得点には感動した。 入れた石井選手は素晴らしかったが、誰もが諦めなかったのだ。 もちろん自分も諦めなかった。最後まであの長ーい応援コールに 合わせ手拍子もしたさ。それくらいしか出来ないのだ、我々は。 だから、応えてくれたようで幸せになれた。単純だなおい。 ・ この日こそゴール裏デビューしようと目論んでいたのだが、ぎちぎち そうなのでやめた。渋い席でもらうものだけ貰ってSAに移動。 結局、高校生のようにめんこい大学院生と観戦したようなものだ。 その時だけでかい声でHNで呼ぶのはやめてくれ。 世間は広いようで狭いのだ。せっかくパンと牛乳あげたんだから。 まあ、会って2度目で 「貧乏学生でしょ?食べなー」と言った自分も 充分に反省するに値するが。 ・ なんかすぐ下を選手がピッチ練習で出入りするんです。 もう声かけまくってしまった。 大塚選手には 「フッキ頼むよー」 なんて…すまない。 フッキには 「バイバイバイバイ」 と言ってしまったが、BYEBYEに 聞こえていないことを願うばかりである。 ・ ドールズにめたくそ反応する輩がいるのと同じように、自分はボール ボーイに反応するのである。中学生であった。 自分の目の前の子は帽子を目深に被り俯いてやっている。 恥ずかしいのはわかるが、前を向けー頭を上げろー そんなんじゃサッカーでアピール出来ないぞー ぶつぶつ呟く。 手が下がってきてるよー頑張れー。マジ頑張るんだよ、部活でも! ・ 試合開始少し前に、自分の隣の席の空白に父親と息子の二人連れが いらっしゃった。なんだか、優しそうな父親。息子さんも小学生だなー。 いよいよ選手入場のシーンが近づくので、タオルマフラーを掲げる用意 をした。 隣の親子に「ボクたち、タオル持ってる?もひとつあるから貸す かい?」と聞く。 「あ、ありますよ にっこり」 あ、すみません、ボク達って 一人は大人でしたね(^^; わけわからん言い訳をしてお互い笑う。 何回やってもいいな。マフラー掲げてブルンブルンするあの行為。 自然とテンションがあがってくる。 ・ はーい、試合開始ですよー。 あ…見づらい…すんごく見づらい。 銀色の柵が視界をかなり狭くする。もうあたしら前列の人間は、 身体を前後左右にくねらせながら観戦した次第である。双眼鏡で確認 したい場面もその先は銀色。隣の父親も肩が凝り始めたのかしきりに 首を回転させている。わかる、その気持ち。 「見づらいっすねー」と言葉を交わす。 ・ 開始直後、大塚選手が肩を痛めたようだ。かなり痛そうだ。×印に落涙。 戻ってくる大塚選手に大学院生と「早く治して戻ってきてー」と叫ぶ。 どうやら、肩鎖関節脱臼のようだ。水戸戦に出たい意志を表明している ようだ。無理しないでと言いたいが、必要だ。もんもん。 代わりに入ったのは藤田選手だ!こんなに長く試合に出たのは初めて ではないか? もうね、遠慮しなくていいから、好機があれば打て打て! ちなみに、丸刈りにしたら、元駒苫の糸屋くんに似ていると思うのは自分 だけだろうか。あれくらい、きかんぼうになってくれ!まだ大人にならなく ていいんだ。 ・ 後半残り10分くらいからは、周りからも「もう時間ないよう…」という弱気な 言葉も聞こえてくる。パス回しなんかやるなー。ボールをもらってせっかく すぐに前を向いても、ワンテンポの迷いであっちゅーまに囲まれる。 もうね、相手DFに当たろうが何しようが前を向いたら蹴ってくれー! その思いがつのる。打て!打て!打て! 「打たなきゃゴールは生まれない」 大学院生がつぶやく。そうだ! ・ ロスタイム2分。大学院生が 「たまにはロスタイムに点入れてみろー!」 と叫ぶ。その通りだ!まだ諦めるなー! 決まったよ。 もう、華奢な大学院生とハイタッチしまくり、しまいには持ち上げて振り回し てピッチに投げ入れようかと思ったほど嬉しかった。 隣の父親ともわけわからんハイタッチもどきをする。 試合終了。ああーいがった。いがった。 小学生の少年にサッカーしてるの?と聞くと 「はい。攻める方してます」 誰が好き? 「相川」 おお、おばさんも好きだよー。 またね!またね! これだよ、これ。もうしあわせでしあわせで、すごく似た名前の居酒屋に 行って幸せ乾杯をしてきましたよ。 ・ しかし、えーと、なんだ。応援コール同じの長すぎ。 一つので15分位続いたような気がするんですけど…気のせいかな。 最初は歌うんですけどね。だんだん飽きてくるんだわ。 なんだか、曲調は明るいけど、昔の山形念仏を彷彿とさせるような単調さ。 なんとかならないかねえ。 そのうち、ゴール裏デビューして間近でUSの観察をさせて頂いてから、 またこの件に関しては書こうっと。今は、しがない外野の人間ですからね。 ・ まあ、あれだけの人数の意見を汲み取るのは至難のわざですよねえ。 大きくなればサポーターも分裂していくのが常。 コンサのサポーターにもそういうのが出てくるかもしれませんね。 思いついた。 サポーターが分裂しちゃって、収拾つかなくなったら、それこそ選手やHFC が慌てるかもしれません!コンササポはあったかい。それに甘えることなく いてほしいですね。 サポーターの世代交代も確実に起こっています。上手く交代出来るように いたいものですね。ぶはっ。 ・ むっちゃ長いわ。追記にしようと思ったんですけど、余計なクリックする事 で、アクセス数が無駄に増えるかなとか、最近気付きだしてやめたんです。 本当のところどうなんだか、知らないけど。 我が家にGWなんていうものは存在いたしません。ふっ。
posted by aru |13:59 | コンサ | コメント(10) | トラックバック(0)