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2011年07月05日

年俸額世界三位で中国リーグへ

中国恐るべしと言うべきか・・・。

ジーコやら、リネカーやら、ストイチコフやらが来ていた、
Jリーグ全盛期のJの経済力は楽勝に超えているだろう!







フルミネンスのダリオ・コンカという選手が
移籍金1000万ドルで中国の広州FCへ移籍した。


信じられないのが給料で、
30か月の契約で合計3750万ドルで、月給125万ドル、年俸1500万ドル!!

ブラジルのメディアは、コンカの年俸
クリスチアーノ・ロナウド、メッシに次いで世界第三位になったという。 


リバープレートでプロキャリアを始めたコンカは、2008年にフルミネンスへ入団。
210試合に出場し40ゴールを挙げ、2010年シーズンはブラジル選手権優勝に導き、
本人は大会のMVPに輝いた。





彼は、アルゼンチン人だが、代表歴がなく、
ブラジル代表でプレーするためブラジル国籍への帰化を望まれていたほどだ。




プロとして、報酬の魅力は理解できるが、
・・・・・それにしても、中国リーグとは・・・。



世界三位の年俸額ほどの評価を受ければ、心も揺らぐのかもしれん。



かといって、記事に出されているコメントは批判的なものが多く、
“中国リーグ”への移籍を疑問視いているものが目立つ。


柏レイソルにも在籍したことのあるサッカー解説者のミューレルは、

「彼はフルミネンスでそれほど悪い給料ではなかった。精神的にもろい偉大な選手を目の当たりにするのはなんとも悲しい。彼のサッカー人生は終わりだろう。報酬は良いが、中国で消えてしまうことになる。そして、郷愁を感じて、ブラジルに戻りたくなるはずだ」


まあ、同感である。




中国のチームと契約しただけの報酬を稼げるサッカー選手は、
本当にごくわずかしかいないのは確かだが、
やはり金だけとはいかないよね、プロ選手とは。特に一流選手は・・・!




大金積まれてマンCに行ってミランに復帰できたロビーニョとわけが違う。

コンカは、世界的にレベルの低い中国リーグに行くのだから。
この報酬レベルで中国行ったら、欧州に行きにくいだろう。
契約満了となる“30ヶ月”後を狙っているのか??


金に目がくらんで中東行っても、
各国で問題起こして器用にコリンチャンスまでたどり着いた
エメルソンのようにいくだろうか??






結局、コンカが中国へ行く決断を下した理由。
結論は、年齢だろう・・・。





ダリオ・コンカ、現在28歳。
そろそろ、人生設計を立てはじめたに違いない。




短いサッカー人生で、
簡単に2年半で3750万ドルを得られるチャンスは訪れるだろうか。

もし、欧州のチームからより好条件で声をかかればもうけもの。




だけど、
“精神的にもろい偉大な選手”は、中国で我慢できるだろうか・・・。

posted by コンサリスタ |02:54 | ブラジルの話題 | コメント(3) | トラックバック(0)