2010年02月05日
郷愁の念が湧きあがってきている
ドリカムの曲に、出だしのアカペラが非常にきれいな、 『星空が映る海』という曲がある。 今、その曲を聴いて、郷愁の念に駆られている。 なんでかというと、ちゃんと歌詞を聞いてみると、 当国ではこういった情景が思い浮かばないからだ。 '【水平線がわからないほど 真っ黒な空 真っ黒な海 灯台の灯りが 光と闇 交互に2人に投げてくれる】' これって、夜に二人で海へ出かけて、二人で景色を見るということでしょ?! そして、人それぞれのロマンや情景を想像するということだと思っている。 この国でこの歌詞の情景が思い浮かばないのは、 闇のような暗い夜に海に行くのが、ちょっと怖くて、 行ったとしても、真っ黒な空と真っ黒な海を落ち着いて眺められず、 背後に気を配っておきたいと思うからだ。 日にもよるが、リオデジャネイロでもサントスでも、 19時~24時あたりくらいまでは、街角のバーや軒先の屋台に明かりは灯り、 陽気な音楽も流れているからまだ安心だが、その時間以降はぜんぜんダメだ! 夜中に地球岬に行って、 灯台が照らす暗い水平線にロマンを感じるという感覚とは違う。 個人的に気に入り、工場夜景を見たくて時々行ってた勇払のキラキラ海岸と、 よく似た景色が、自分の住んでいる町の近くにあるんだけど、 何度か妻を誘って行こうとしたけど、その周囲に何もなさ過ぎて怖いと断られた。 最近は知らないけど、 『LAT.43°N』とか結構北海道を連想させる曲を作ってるドリカムは、 こっちに来てからも好きで聞いてるけど、 この国でドリカムの歌詞と同じシチュエーションを作るのは難しい。 で、思ったけど、 北海道のローカル局がドリカムの曲を主題歌に、 札幌ドームでのサッカー観戦を扱った恋愛ドラマでも制作すればいいのに。 『Love Letter』を見てみんな小樽に行きたくなるみたいに。 そしたらみんなサッカー見たがるでしょ、ロマンを求めて。。。
posted by コンサリスタ |12:33 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(0)