2009年10月30日
ヴィエリが否定的?!今までのブラジルメディアの盛り上がりはなんだったんだ?!
仕事が休みだったので、 一日パソコンの前にへばりついて、ヴィエリの動向を追っていました。 そして、ここにきて、こういう報道が流れると、 あれだけ盛り上がったブラジルメディアはなんだったんだと! http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/p-sc-tp3-20091030-560910.html どうせ、翻訳記事なんでしょうが、 通信員とはいえ、こんな大雑把な記事を出すのに翻訳ミスなどするはずないと思うので、 まんざらうそでもないかと。 それで、事実を確認しようと、イタリア語のサイトに飛びました。 たしかに、ブラジルメディアの報道に驚きを見せている様子はわかります。 http://www.gazzetta.it/Calcio/Estero/28-10-2009/vieri-dietrofront-brasiliano-601777910334.shtml で、この日刊スポーツの記事の真相をと思いまた、 イタリア語ニュースをいろいろあたったのですが・・・・ http://sport.repubblica.it/calcio-dal-mondo/sport/ho-smesso-da-due-anni-ora-non/3707503 http://www.goal.com/it/news/7/calciomercato/2009/10/29/1590988/ma-vieri-vai-in-brasile-oppure-no やはりイタリア語、さっぱりです・・・! ちょっとポルトガル語を覚えたので、 同じラテン語の流れを組むイタリア語もと思ったが、、、 まったくもって、降参! 確かに否定したと言われたら、否定した書き方にも見えるんですが。 イタリア語はだめなので、 英語のサイトに載ってないかと調べたら、見つけました! http://www.tribalfootball.com/ex-ac-milan-barcelona-fullback-coco-botafogo-made-contact-me-also-411061 ただ、ニュースソースが書いていないので何とも言えませんが、 これはココについての話がメイン。 ここでは、ココはブラジル行きには否定的のようです。 で、一方のブラジルメディアでは、 いまだに「ヴィエリがブラジル行き否定」というニュースは出ていない。 むしろ、ボタフォゴSPのある地元リベロン・プレート市のメディアは、 『ヴィエリには、ロナウドと同じトレーニングが必要だ』 と、もう入団が決定的といわんばかりの報道具合だ。 http://www.jornalacidade.com.br/editorias/esportes/2009/10/29/vieri-tera-tratamento-parecido-ao-de-ronaldo.html ロナウドと同じトレーニングというのは、 つまり、「太りすぎでは試合に出れない」という意味である。 コンサドーレにも、こういった話題がこないだろうか?!
posted by コンサリスタ |11:03 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(0)
2009年10月30日
ヴィエリのブラジル移籍からコンサドーレのクラブ運営を考える②
『ボタフォゴFC』は地域リーグの一部とはいえ、詳細の説明は省きますが、 日本とは違い、ブラジル選手権一部の強豪チームも所属しており、 メディアに全く注目されていないというわけではない。 コンサドーレのスカウトは、 助っ人の当たり外れが多いので評価は賛否両論だろうが、 かなり優秀な選手がコンサドーレから巣立っていることを考えれば、優秀なほうだろう。 それにしても、チームがJ1昇格を逃したり、1年でJ2に降格したりなど、 勝ちきれない理由の一つとして、選手の質の問題であることは否めない。 実際、三浦前監督もJ1昇格を決めた時、補強を重要視し、 フロントに訴えていたことをよく記憶している。 少ないお金でいかに満足できる補強を行うか・・・・。 今のコンサドーレのブラジル人補強は、 提携チームであるバイーア・ヴィトリアからの獲得が比較的多い。 理由は単純、きっと安いからだろう。 ダヴィみたいに優秀な選手もいれば、 現在もヴィトリアにいるエジソンとか、イタカレみたいに 活躍できずにコンサドーレを去る選手もいる。 確かに補強は有名な選手を取れば、活躍してくれるという保証はない。 リネカーとか、イルハンみたいな例もあるわけで。 それにしても、 クラブ運営、あるいはチーム強化においては 有力な人脈の確保が、育成とともにかなり重要と考えている。 思うに、コンサの補強ルートはかなり限定されていると思う。 コンタクトのある代理人も限定され、ブラジル人補強から抜け出せず、 今のフロントは補強にかなり保守的になっているだろう。 例えば、琉球FCがトルシエを総監督として迎えた人脈は、 結果はどうあれ画期的だったし、世間が注目した。 人のネットワーク構築が非常に重要だ。 出来レースと言われているが、 やはり東京がオリンピック候補地に名乗りを挙げたが負けたのも、 ロビー活動の弱さと、人脈のなさは明白だった。 150億円かけた結果があれなのだ。 ヴィエリがどうしてブラジルの地域リーグへの移籍を決めたのか?! 決してお金だけじゃない、人の心をつかむのは。。。
posted by コンサリスタ |00:24 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(0)