2009年10月29日
ヴィエリのブラジル移籍からコンサのクラブ運営を考える①
元イタリア代表のクリスチャン・ビエリが『ボタフォゴSP』との契約目前である。 ブラジルメディアは、この話題で持ちきりだ。 驚いたのは、このビエリを獲得した『ボタフォゴSP』というチーム。 ブラジル選手権一部(日本でいうJ1)のチームではなく、二部でもなく、 なんとサンパウロ州選手権一部という地域リーグに所属するチームなのだ。 なんでぇ?! 引退していたとはいえ、 イタリアの至宝と言われたビエリを引っ張ってこれたのか?! さらに、『ボタフォゴSP』は、 これまた元イタリア代表のフランセスコ・ココという選手も獲得するだろうと言っている。 チームの代表であるルイス・ペレイラは、 「クラブの友人がビエリをつなげた」とし、 「二選手の給与は投資家が支払う」という発言に留まり、詳細は避けた。 このチームの胸スポンサーには「コカコーラ」がついているが、 それにしてもである。 ブラジルでの、メインスポンサーはチームによってバラバラだが、 一部リーグの上位チームになると約5億円ともいわれている。 しかし、メディア露出の少ない『ボタフォゴSP』がそれ以上とも思えず。 じゃあ、いくらで契約がまとめられたのか気になるところ。 ビエリ自身もヨーロッパ以外でのプレーを希望していたことも 契約がまとまった一理由だろうか。 一つ言えることは、人脈ゆえの成果であること。 これは、 コンサのクラブ運営においても非常に重要な要素ではなかろうか・・・。 つづく・・・。
posted by コンサリスタ |23:58 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(0)