コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2019年01月06日

カネの雨はどこで降る?

2018年シーズン、
札幌U-18出身者でリーグフル出場を果たした選手・・・
と、言えば、札幌の進藤選手!!
と、もう一人。
J3ザスパクサツ群馬のGK、松原修平選手がいます!!

・・・という書き出しで
群馬移籍後の修平くんについて書こうと思っていたら
修平くんの湘南への移籍が決まり、発表された。

 J3からJ1へ。
群馬で主力選手として頑張った1年は、
上のカテゴリーからのオファーを呼び込んで、夢の一つが叶った。

 
 子どものころから大きかった修平くんは
小学2年生のときに学年飛び越えて4年生の大会でGKに抜擢。
その後、函館では選抜チームで正GKとして活躍。
誘いを受けて札幌U-15に加入後は札幌U-18にも昇格し、
2年生から正GKの座を掴んだ。
恵まれた体格と日々の努力で札幌U-18の守護神として結果を出した。

 でも、札幌でトップへの昇格は叶わなかった。

 2011年、岡山に加入し、プロ選手になるという夢は叶えたけれど、
ファジアーノ岡山ネクストに登録された修平くんが闘う場は地域リーグ。
その後、厳しい地決を経てJFL昇格を勝ち取り、JFLでは1シーズン闘った。
 ネクストでの4年間は最初の1年以外は修平くんがほぼ唯一のGKとして
出場し続けたけれど、その舞台はJリーグではなかった。
 5年目にやっと岡山のトップチームに登録されたけど、メンバー入りさえも厳しい日々。
トップ登録された2年間で修平くんはメンバー入りの経験はできたものの、
Jリーグ出場がないまま、6年間所属した岡山を契約満了となってしまう。

 そんな修平くんを、修平くん曰く「拾ってくれた」のが讃岐。
三番手という立ち位置から修平くんはチャンスを掴んでいった。
メンバー入りし、とうとうJリーグデビューの夢も叶えたけれど、
そのデビュー戦以降の出場はなく、メンバー入り定着までで
2017年のシーズンが終わった。

 岡山時代のコーチだった布さんとの縁で、群馬への移籍を決めた修平くん。
出場機会を求めての移籍。
 実績もなく、群馬ゆかりの選手でもない修平くんは
群馬のサポーターさんたちにとっては「誰?」という感じだったと思う。
そういう位置から2018年はスタートした。

 そんな修平くんが開幕でスタメンに。
ピッチに立つその姿を中継で見ながら、本当に本当に感動した。
そして、次も、その次の試合も修平くんがピッチに立った。

 このままスタメン定着してほしい・・・と
いつもスタメン発表をドキドキしながら見たけど、
毎回ちゃんと修平くんの名前があった。
 夏を過ぎてやっと「スタメン定着だよね?」と思えるようになり、
修平くんはケガもなく、カードも溜めず、安定して出場を続けた。
 
 アウェイでのC大阪U-23戦から群馬のコールリーダーが
修平くんのユニを身に着けて応援するようになった。
その様子をスタジアムで見て、鳥肌が立つほど感動した。

 出場し続け、信頼を得ていくとこんな風に景色が変わるのかと
いろんな場面で思った。


 岡山、讃岐に在籍中、インタビューの機会があるごとに
「自分のどんなプレーを見てほしいですか?」
「ファン、サポーターのみなさんにメッセージを」
と聞かれてきた修平くん。
 答えても答えても、その場での「言葉」でしかなくて、
得意なプレーを披露する機会はなく、
メッセージもお決まりの締めの挨拶にしかならなかった。
そういう現実がもどかしかったし、悔しかった。
 
 だけど、群馬では違った。
 
 修平くんらしい「1対1での対応」「体全体を使って跳ね返すセービング」を
「見てほしい」なんて言う必要もないくらい、
何度も何度もピッチで見せつけて、チームを救った。
 ファン、サポーターへの思いはプレーで表現することができたし、
試合後に拡声器を渡され、熱気の中で思いを伝えることもあった。
 岡山でも、讃岐でも口にしていた「昇格します。」という言葉が
群馬では本当に修平くんのものになった。
その言葉を発する重み、怖さも希望もちゃんと修平くんと共にあった。

 出場し続けることで新しい景色に辿り着いた群馬での1年。
リーグフル出場を叶え・・・でも、昇格の夢は叶わなかった。


 近道でもないし、駆け足でもなかったけど、
遠回りはしていないはず。
 努力して、努力して、叶うことと
努力しても、努力しても、叶わないこと・・・。
一つ一つ前に進んで来た道の続きを今年は湘南で。

 今年はどんな景色を見るシーズンになるのかな。
「カネの雨を降らせます!」と意気込む修平くんが
どこで降らせてくれるのか。
どしゃ降りのカネの雨に打たれる日を楽しみにしてる。



posted by aya012 |19:56 | 修平 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年12月17日

進藤派へのお誘い

 この記事は北海道コンサドーレ札幌アドベントカレンダー2018への参加記事です。

 
 今シーズン、リーグ全試合フル出場&4ゴールを記録した進藤選手!!
これを機にみなさまをぜひ「進藤派」にお誘いしたい!…と思い、
進藤選手の魅力について熱く語ることにしました。

 進藤選手を応援する気持ちを「進藤派」という言葉で
最初に言い出したのは…札幌サポのなばちさん。
「ルーキーイヤーの2015年、
キックオフイベントでの受け答えがたまらなく面白くて
『この子気に入った!」と、進藤派を名乗るようになった。」
…というのが、進藤派の始まり。
 
 「進藤派」という響きが気に入ったわたしは、その年の夏に
「そのうち勢力が拡大していく予感がするから入っておこうかな・・・」と
進藤派に加入しました。

 しばらくして、なばちさんから届いた進藤選手からのメッセージには・・・
「岡山に進藤派支部作って下さい。」
1544932089-1544872582571.jpg


(「アヤちゃん」・・・って。)

 進藤選手、ノッてくれてありがとうございます。
その後わたしは、はりきって「進藤派です!」と公言するようになりました。
あれから、3年・・・岡山支部はいまだ1名で元気にやってます。

 ツイッターでは #進藤派 というタグを使って、
進藤選手の魅力を発信し、進藤派の勢力拡大に努めてきました。

 そして、2018年。
進藤派4年目のシーズンに進藤選手はリーグ戦フル出場を果たし、
気付いたら #進藤派 とタグがついたツイートも増えていて・・・
 
 進藤選手の「受け答え」にツボって始まった #進藤派 は
進藤選手自身の活躍により勢力が拡大されたのです。
ばんざい。

 ピッチでのプレーといえば、
いいプレーもミスもすべてがなんだか珍プレー扱いになってしまう進藤選手。
 ディフェンダーとして相手の攻撃を阻むプレーはもちろんのこと
ゴールを決めるなんていう決定的なプレーをしても
なぜか珍プレーの呪縛から逃れられない・・・。
 
 どうしてこうなったのか・・・心当たりが多すぎて書ききれない。
 
 思い起こせば2016年。
進藤選手のピッチでの魅力が炸裂したシーズンでした。

 第2節 都倉選手がハットトリックをしたアウェイ岐阜戦。
 進藤選手は「足裏パス」というミラクルプレーで都倉選手をアシスト。

 第3節 ホーム開幕となる愛媛戦。
 前節のミラクルプレーで注目を集めた進藤選手が、
 「脱げたスパイクを手に持ったまま約1分間プレー」
 という予想の上行く珍事を勃発させる。

 第4節 アウェイ清水戦。
 相手ゴール前のFKの好機に、キッカーの位置に立った進藤選手。
 キッカーとしてに名乗りを上げたものの、福森選手にガン無視(?)され、
 結果、福森選手の見事なFKが都倉選手のゴールを引き出す。

 第5節 ホーム京都戦。
 敵陣中央の右でFKの好機、キッカー進藤のチャンスが再来!
 ざわつく札幌ドームで時間をかけてセッティング、
 ・・・からの、宇宙開発にどよめきが止まらない。
 
 うむ、もう十分。
今日のところはここまでにしておこう。

 どうして珍プレーのイメージが払拭できないのか、再確認できました。

 
 実は、進藤選手のこのキャラクターはユース時代から愛されてきました。


 2013年、進藤選手が高校2年生の12月28日。
「GO FOR 2018 CUP」前橋育英高校戦での
進藤選手のスーパーなFK映像と共に、その愛されっぷりをご紹介します

1544931430-_20181216_122917.JPG


https://youtu.be/yBqs1JHrXpE ←ここからどうぞ

見事決まったのに、なかなかの言われようなので耳をすませつつ見てほしい。


 そんな進藤選手は翌年(2014年)1月にはU-18日本代表として
ロシアに遠征へ!
第26回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメントに出場しました。

 この大会ではチェコ、ギリシャ、アゼルバイジャンとの3戦で勝利し
グループリーグを1位突破、
決勝トーナメントでは準決勝でトルコを、決勝では地元ロシアを破り優勝しました。

 実は、この大会には進藤選手の「受け答え」「FK」「珍事」の
3つすべての要素が詰め込まれています。
 
 「受け答え」

 この大会は試合ごとにチームからMVPが選出されたのですが、
初戦でいきなり進藤選手が選ばれました。
 
 その時のコメントがこちら・・・
「試合前から雰囲気もよく、高いモチベーションで臨むことができました。先制して追いつかれるという難しい展開でしたがチームの一体感が勝利を引き寄せたと思います。MVPの個人賞は常に集中して一緒に守っていた守備陣を代表してもらったと思っています。新年を迎えて多くの方が慌ただしくされている時期かと思いますが、あと4試合、U-18日本代表へのご声援よろしくお願いします。」
(詳細は→http://www.jfa.jp/news/00000367/)

 言う?
 高2でこんな言い回しする??

 そして、そのMVPでもらった記念品を進藤選手は「粗品」と表現。
当時の写真が探せなかったのだけど、確かにちょっと粗い包装で・・・。
 活躍の報告に嬉々としていた札幌ユース好きな面々は、
その進藤選手らしい言い回しに思わずニヤニヤしちゃったのでした。

 
「FK」

 2戦目のギリシャ戦では、試合終了間際の後半ロスタイムに日本代表がFKの
チャンスを得ます。
 キッカーに指名されたのは・・・進藤選手!
当時の内山監督曰く
「ウォーミングアップの時に蹴っていた姿に雰囲気があった」
対して、進藤選手のコメントは
「試合前のアップを見てくれていた監督に太鼓判を押され、
僕がキッカーに指名されました。」
(なにも間違ってないんだけど「太鼓判」って・・・、高2が、言う??)

 進藤選手は慎重にボールをセット、時間をかけてキックに臨み(←通常運転)、
放たれたシュートは美しい放物線を描いて見事にゴールネットを揺らしたのです。
(詳細は→http://www.jfa.jp/news/00000361/)

 その結果、進藤選手はチェコ戦に続いての2度目のMVPに選ばれ、
粗品2個目をゲットしました。

 進藤選手はFK,蹴れるんです!!


 3戦目のアゼルバイジャン戦は、
2戦連続MVPの進藤選手がキャプテンとなり、見事勝利。
(詳細→http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2014/22.html
キャプテンマークを巻いてもらう進藤選手の写真も!)

 これによりグループリーグを1位突破しトルコとの準決勝に挑むわけですが、
(詳細→http://www.jfa.jp/news/00000350/)
ここで、準決勝前の内山監督のお言葉を・・・
 「ここまで思いがけない発見があった。進藤のフリーキック、奥川のドリブル、北川の動き出し。 (中略)
 でも最後の最後までハードワーク、それも頭のハードワーク!結果は恐れるな。
自分たちがやっていて楽しいと思えるサッカーをしよう!」

 いいことおっしゃる!!
でも、なんかじわじわきます。


 「珍事」

 決勝戦でロシアに勝利し、優勝したU-18日本代表のメンバーとして
進藤選手は帰国。
 進藤くん、やるじゃん!!すごいね!!
と、盛り上がっていた札幌ユース好きのもとに届いたのは、
進藤選手からの「粗品紛失」とのツイート。

 その後、進藤選手から「筆箱に入ってましたー!」と
報告があったものの、
 なんだかやっぱり進藤くんはネタに事欠かないよね、ってことで
札幌ユース好きの間では「粗品事件」として語り継がれる珍事となりました。



 進藤選手の独特な魅力はプロ選手になってから、ますます磨きがかかり
ドーレくんとの「羽被り芸」、ご本人のツイート、イベント、
出待ちでのファンサ、ピッチで・・・と、
多くの人の心に引っかかって、「気になる存在」となってきました。
 
 
 ちなみに進藤選手のプロフィールでの好きな芸能人は大泉洋さん。

 ボケ、突っ込みでドカン、ドカンと爆発的な面白さを披露するのとは
ちょっと違っていて、
天性の頭の回転の良さから生まれる言葉の選択で
日常に潜む違和感をポロリと言い放ち、じわじわくる面白さを持っている人・・・
それが北海道の星、大泉洋さんとするなら、
それを、プロサッカー選手として繰り広げ、札幌を勝利へと導いてくれるのが
進藤選手なのではないでしょうか?どうでしょう?
(ちょっとでっかいこと言い過ぎて、書きながらドキドキするー。)


 「気になる」と一度でも感じたら、あなたはもう進藤派です。

 試合中、「なぜそこに進藤?!」と思わず呟いてしまったなら、
あなたはもう進藤派としての活動を始めてしまっています。

 え?すでに推しの選手がいる??
大丈夫!!進藤派は掛け持ち可能です。

 ぜひ、進藤派の一員に。


 


posted by aya012 |00:00 | コンサ関連 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年12月23日

ちょっと特別な若梟たちの話。

 これは「北海道コンサドーレ札幌アドベントカレンダー2017」への参加記事です。


 今年の札幌U-18の3年生たちについて、
思うままに書くことにしました。
ユースについてよく知らない…という方も
多くいらっしゃるかもしれませんが、
なんと…何の説明もなく、いきなりとりとめもなく書きます。
お許しください。

 では、いきなり…
 
 札幌U-18は広島で行われたプレミア参入戦で、
12月15日の1回戦では帝京長岡に3-1で勝利したものの、
17日の2回戦で名古屋U-18に0-2で敗れ、プレミアリーグ昇格を逃しました。
この試合が3年生にとって札幌U-18としての最後の試合と
なりました。

  本当は勝って、みんなの笑顔を最後に見たかったけど、
残念ながら、それは叶わず…
試合終了と共にピッチに倒れるみんなと
試合後、写真のために並んでくれた時の放心したような表情が
最後になってしまいました。
1514041923-DSC05410.JPG


 実は今年の3年生、
わたしにとってはちょっと特別な代だったりします。

 わたしが初めて札幌U-18の選手たちを生で見たのは
2015年、夏の「大阪招待国際ユースサッカー大会」でした。
この大会は国体チーム(U-16)の強化のための大会なので
参加している北海道選抜は国体のために、
札幌U-18や道内の高校サッカー部から選抜された1年生たち。

普通に札幌U-18の試合を見れば、主力は3年生なので
1年生にどんな選手がいるのかは、
なかなかわからないのですが、
わたしが初めて見た札幌U-18の選手というのは
国体チームに選ばれた1年生たちとなったわけです。

 とにかく初めて見るので選手の顔も名前もよく分からず
大会パンフで選手一覧を確認しまくりました。

「イケメンなのよ!」と事前に情報を得ていた
GKの立樹くんは大会パンフの写真でもイケメンなのが伝わってきましたが、
本人は直前のケガで来れなかったらしく、残念!

それから、藤村れんくん、加藤れんくんを選手一覧で確認して、
ほうほうこれが札幌アカデミーの「『れん』多過ぎ問題」のうちの
二人か!と思ったりも。
(※「れん」多過ぎ問題…彼らが中3だった前年、在籍していたU-15には4人の「れん」くんがいました。)


一緒に彼らの応援をした札幌サポ仲間が藤村くんに
「ふじれん!」と声をかけ、発破をかけると、その言葉に
コクコクと頷くふじれん…いや、ほんとめんこかった。

ふじれんは前髪斜めなサラサラヘアー、と覚えよう!
…と思ったら、あれ?もう一人前髪斜めなサラサラヘアーくんがいる!
ふむふむ、彼は修平くんか。
今では間違えることはないけれど、この時は何度も
どっちがどっちよ??…と迷いまくりました。

 試合中、気になったのは目の前でアップしていた敬太郎くん。
試合経過を見守る彼の背中からは「試合に出たいー!」という
オーラが。
ピッチ脇でのダッシュにも力が入ってて…でも、なかなか交代に呼ばれない敬太郎くん。
試合終了近くにやっと呼ばれた時は嬉しかったな。
そして、それがケガからの復帰だったのだと知ったときは
本当に嬉しかった。

 試合中、その名をたくさん叫んだのは…紗京くん!
名簿で見て、なんてかっこいい名前なのかしら、と印象に残り、
すきあらば、「さきょーっっ!!」って叫びましたよ。
初対面でごめんなさいね。

 はっ、初対面でごめんなさい…といえば空くん。
試合後にチームの荷物を運びつつ移動している空くんに、
わたしは勇気を出して声をかけました。
写真を撮らせてもらってもいいのか尋ねてみましたが、
空くんの「この人、いったい誰なんだ?」という
不審そうな目に耐えられず
「…あ、いやいやごめんなさいね。がんばってね。」と
その場を離れました。
確かに不審者だよね…。

そういえば、
ユース出身者であれば皆がその名を知るという、
あきっくさんも空くんに不審な目で見られたことがあるらしく…。
新1年生選手のうち、札幌U-15以外から入団した
空くんと琢也くんの判別ができず、
確認のために声をかけた時に。笑

 そうよね…U-15出身の子達には見慣れた怪しい大人たち(ユースサポ)も
空くんや琢也くんみたいに他チームから入団した選手には不審な人々だったことでしょう。
でも、もうすっかり慣れた…よ…ね?

 
 そんな風に一年生の時に出会えた彼らは、
その年…
監督だった四方田さんが突然トップの監督になっていなくなったり、
プレミアリーグで戦っていたチームの降格が決まったり…と
1年生としては目をパチクリするしかないような
荒波のシーズンを過ごすことになりました。


 はっ…
待って!
前置きのつもりだったのに、彼らとの出会いの話で
とんでもない長さになっているわ。

 では、いきなりまた彼らが札幌U-18として最後の試合となった
プレミア参入戦に話をすっとばします。

 試合内容は…もう、いいよね?
わたしにそういうの、求めてないですよね…。

 とにかく、前線の大樹くんはガッチガチにゴツくて
頼もしく、
雄大くんは何度もチャンスの起点となり、
途中交代で入った誠くんが相手DFと競り合い走る姿には
「まこー!まこー!」と叫ばずにはいられなかった。

 去年、先輩たちが掴めなかったプレミア参入…
その思いを引き継ぎ、後輩たちのためにも、必ず掴むと
挑んだけれど
彼らがそれを叶えることはできませんでした。

 そんな彼らに向けてサポーターが贈った言葉は
「赤黒の魂はいつまでも共に新しい世界へ高くはばたけ若梟達」
1514041866-DSC05412.JPG


 これから先の人生で、
どうか赤黒の魂がきみたちを支えるものとなりますように。
決して、重荷や足枷とならずに…
高くはばたく力となりますように。

 目を合わせるだけで勝利を誓い合えた仲間たちのこと、
頭や腰をポンッと触れてピッチに送り出してくれた大人たちのこと
全部がきみたちの宝であり続けますように。

 なんて、願いながらピッチから去っていく彼らを
みつめていました。

 そして、選手たちが乗るマイクロバスの近くで出待ち。

 しばらく待っていると、…きたきたきた!
やっぱり、神妙な顔つきの選手たち。

  3年生たちの写真を撮りたいから
揃ったら並んでもらえるよう声をかけ、待っていると…
ん?選手たち…マイクロバスの窓を鏡がわりに、
一斉に前髪整えてる…!
(ふふふ、この子達、きっとかっこよく羽ばたいていくわよね?)

 そして、写真撮影のために3年生たちが並んでくれました。
…って、え、横一列??
二列とかで前列が少し屈む…とかそういう 
コンパクトなやつじゃないの?
(この子達、絶対に自由に羽ばたいていけるわね!)
1514044904-LRG_DSC05413.JPG



 
 きみたちは四方田さんの札幌U-18の教え子としては(今の段階では)最後の代…
 それから、わたしがコンサに出会い応援し始めたのはきみたちが生まれた年…

 わたしにとって、ちょっと特別なみんな…またどこかでね。



posted by aya012 |23:34 | コンサ関連 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年06月15日

修平とトランキーロと金の雨 ・・・おまけ

 6月11日の修平くんがJデビューした金沢戦から、もう4日も経ちました。
週末にはもう大分戦が迫っています。
 
 金沢戦でのあれやこれやに浮かれた気持ちでいるわけにはいかない。
・・・なんて、言いたいところだけど、
いいの。だって、わたしが試合にでるわけじゃないから。

 選手たちは然るべきタイミングで次へと切り替えているでしょうけど・・・
わたしは、まだあの日を消化しきれていないのです。
こうして、記憶を辿ってあの日のことを書きながら、やっと
「あー、本当に楽しい1日だったんだなぁー」と実感しています。

 
 そう!楽しかったと言えば、試合後。

 だって、もう勝ったあとですから。

 朝から念仏のように唱えていた「トランキーロ!」も
試合中にうわごとのように呟いていた「吐きそう・・・」も
もう終わり!
「よかった!」だけが口をついてでてきます。

 バックスタンドに張った「松原修平」のダンマクを回収するため、
スタジアムの外をぐるりと歩いていると・・・

 「松原、よかったよな!」の声が。

 讃岐サポの若者男子3人組が今日の修平くんについて話しています!

 「うん、よかった! キック、いいよなー。うまかった!」
 (ええ、ええ、そうでしょう?それがウリなんですよ!)

 「あの低めの速いフィード!」「そうそう!」
 (あら、よく見ていてくださいました!いいもの持ってるでしょう?)

 「見てるとさー、なんか盛り上がるよね・・・。笑」
 「エネルギッシュ、ってやつだよな・・・。笑」
 (修平くんの大きなリアクションが面白かったようで、なによりです!笑)


 この試合で修平くんは「品定め」されていたと思います。

 今期の加入を大歓迎してもらえるような実績はもっていない修平くんだけど、
試合を観た讃岐サポさんたちは彼がどんな強みをもつGKなのか、
きっと感じてくれたはず・・・。

 讃岐サポさんたちから「松原のキックよかった!」と評されているのを聞くと
本当に嬉しくなってしまう。
 讃岐の選手としての1歩がやっと踏み出せたように思えて・・・
あー、涙がでますね、これ。
 
 ちなみに一緒に観戦してたファジサポさんたちからは
「マツ、揉め事に参加しようとしてたね!」って喜ばれていたけども!笑

 
 さて、出待ちです。

 修平くんの黄色い16番ユニを着て一緒に観戦した仲間と待ちます。
 ミッションは、お祝いを渡すこと、ダンマクに日付とサイン、
今日のチケットにサイン・・・写真も撮りたい・・・
どれだけクリアできるかな。あー、ソワソワして落ち着かない。

 修平くんは他の選手たちよりも早めにでてきたけれど、
たくさんの人に声をかけられていて、なかなかこちらの方に進んで来ません。

 サインや写真を頼まれ、手にするプレゼントも増えていく修平くん。
あー、本当によかった!

 他の人にファンサする姿を遠目に見ながら、さめざめと泣くわたし。
・・・気持ち悪い人だけど仕方ない。

 あ!ファジサポさんたちのところに修平くんが到達!
わいわいと盛り上がっている姿が、本当に嬉しくて・・・
はいっ、写真撮りまーす!!! と、わたしが突入。
頼まれてもいないのにわたしのスマホで記念撮影!笑

 いやー、いい笑顔が撮れました!
それにしてもみんな服装が青い!
(そんな配慮に、修平くん気づいてくれただろうか???)

 そして、いよいよ、黄色ユニ着たわたしたちのところにも修平くんが到達!
1497542987-_20170616_010814.JPG


 「はーい!バスがでまぁーっす!!!!」と警備員さんの叫び。
え?もう??そうなの???

 気づいたら、他の選手たちはもうバスの中。修平くん待ち状態に。

 大慌てでミッションをクリアし・・・あとは、写真を残すのみ。
でも、カメラの用意に手間取る時間はない。
 振り向くとファンサを受けてるわたしたちをニコニコと見守ってくれている
ファジサポさんたちが。

 ととととと撮ってくれますかっっ???

 「いいよー!!!!!」

 4,5台のカメラとスマホが向けられるなか、
わたしたちは修平くんと無事に記念撮影ができたのでした。

 よかった!感謝!!

 選手バスに乗り込んだ修平くんは一番後ろの席に。

 最後に乗ったから、席に置かれていた荷物を移動させたり
先に座っていた選手たちにつつかれて、何か声をかけられたりしながら、
よっこらしょ、と着席・・・したかと思ったら
すぐさまゴソゴソともらったプレゼントを覘いてる。
修平くん・・・まだ、早いよ。

 そんな様子もついつい観察してしまう、わたしたち。←泣きながら
そして、そんなわたしたちをバスの中から見て、
笑いながら修平くんに話しかけてる窓際の選手たち・・・。

 きっと「修平軍団が泣いてるよ!!笑」と面白がっていたに違いない。
ええ、ええ、泣いてますとも!
年齢層高めでごめんなさいねっ!

 バスが去り、
みんなで、お互いの涙目を笑いながら、よかったよかったと言い合って
「修平くんのデビューの日」は終わっていきました。

 あー、よかった。

 本当に、本当によかった!!

1497543061-1497534171366.jpg



posted by aya012 |22:19 | 修平 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年06月14日

修平とトランキーロと金の雨 その③

 (その①、②の続きです。)

 そんなこんなで後半です。

 印象的だったのは・・・

 修平くんの相手ゴール前へのフィード。
走りこんでいた原選手がボールを得た場面では、このままゴールが決まるのではないか、
とスタジアムが沸きました。

 それから、エブソン選手が相手選手に倒された場面。
ちょっと揉めかけたその時、のっし、のっしと近づいてくる修平くん!

 一番遠くにいたくせに・・・見よ、この堂々たる登場っぷり!

 ・・・到着と同時に、速攻で帰されました。笑
「おまえ、いらないから。」って、味方選手に押し戻される修平くん。
1513936722-DSC02749.JPG


「揉め事にはとりあえず参加していきます!」
・・・という修平くんっぽい姿を見て、なんだかホッとした場面でした。
(ネクスト時代の修平くんを知ってるファジサポさんたちも爆笑してたし。笑)


 そのほかの場面は・・・
もう、とにかくピッチの半分より讃岐側にボール来ないでっっ!!!と
思って見ていたわたしです。
 それなのに、相手ボールのセットプレーとか、
もう本当に、そういうのは息ができなくなるのでやめていただきたい!

 そんな苦しくなるような場面でも修平くんは冷静に守備を整え対応。
自分を前面にだすようなチャレンジ性の高いプレーは控え、
他の味方選手たちと一体になって・・・
全体の中の一部としてのプレーに徹していました。

 頭をあげることなく体を低くして集中を高めていた円陣での修平くん・・・
その姿は、この日のプレーを象徴していたように思います。

 スタジアムを沸かせるような派手なセービングはしなかったけど、
修平くんは確実にゴールを守り続け、結果、無失点。

 西選手の諦めない、まさに泥臭いプレーで得た1点を守り切った讃岐は
12試合ぶりの勝利を掴むことができました。

 試合終了のホイッスルとともに、喜びをギュっと掴むようにしていた修平くん。
1513936658-DSC03043.JPG


 あー、終わった!良かった!勝った!!・・・勝っちゃったぁーッッ!!!

 勝ちを引き寄せる役割をきちんと果たした修平くん。本当によかった。
監督、なかなかいい小石、投げましたね。ふふふ。

 最後の砦としてゴールを守り切れば失点しない。負けないGKにはなれる。
でも、修平くんは勝つためにピッチに立ちました。

 「Jデビュー」という特別な肩書はもう二度と使えない。
でも、この先もチームを勝たせる空気をもったGKとして、ピッチに立ってほしい。
修平くんのGKとしての魅力は、そういうところにもあると思うから。
 

 さて、サポーターに挨拶を終えた選手たちがメイン側に戻ってきましたよ。
ん??待って!待って!
 このスタジアムに響いているこの曲は!!!
『RAIN MAKER』(オカダ カズチカ入場曲)

 オカダさんの決まり文句を真似て、なにかにつけて「金の雨を降らせます!!」
なんて言ってた修平くん。
 
 スタジアムに『RAIN MAKER』が響いているのは、修平くんが勝利に貢献したという証。
 
 金の雨・・・ちょっとポツポツと降ってきた感じじゃない?


 修平くん、Jデビューおめでとう!
 あー、本当によかった!!!
1513936582-IMG_51dme8.jpg



posted by aya012 |18:40 | 修平 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年06月13日

修平とトランキーロと金の雨 その②

 (その①からの続きです・・・。)

 
 ピィーッッ!!!!
・・・って笛がなったら、試合開始だからね?

 と、一回確認入れてほしいくらいに、緊張していました。・・・わたしが!

 ピッチに選手が入場し、
讃岐のエブソン選手と原選手の出場回数を祝うセレモニーが始まるなか、
「吐きそう・・・吐きそう・・・」と呟きつつ、
ピッチに並ぶ修平にカメラを向けました。

 こわい。
1497363858-_20170613_230650.JPG


 めっちゃ、怖い顔してるじゃないか!

 セレモニーの華やかな雰囲気とか「おめでとう♪」っていうキャッキャした空気の
その後ろで・・・

 1497363872-_20170613_230719.JPG


 どどーん。顔がこわい。

 
 人は脳がリラックスすると笑顔になる。緊張するとこわばった顔に。
でも、緊張したときに口角上げて笑うと脳は勘違いしてリラックス状態になる、と
教えてもらったことがある。
 脳への逆指令!

 だから、試合前日の練習後の出待ちでは「いっぱい笑顔見せてがんばって。」と
伝えた。
(ガチガチに緊張して話しかけてるわたしが言うセリフじゃないよな、と思いつつ。)


 集合写真も撮り終えて、ピッチの奥へと移動し始める選手たち。

 さっき、般若の顔だった修平くん・・・どうか、笑顔になって!
「笑って!笑って!!」と思いながらカメラを修平くんに向けると・・・

1497364460-LRG_DSC02230.JPG


1497364480-LRG_DSC02226.JPG


 え・・・そんなに笑う?ってくらい、笑ってた!笑

 いいぞ、修平!
 さぁ、みんなで円陣!!

 円陣組んでる選手たちって、とてもかっこいいですよね?
そんなシーンで「俺はやっってやるぜー!」って顔をニョキっと見せてくれるのが
札幌ユースの頃からの修平くんの特徴。
 そんな頼もしい目立ちたがり屋(?)な顔を撮りた・・・かったんだけど、
あれ?修平くん、どこー??

 もしかして、チラッと見えてるあの黄色いお尻は!

 1497364292-DSC02237.JPG


 修平くん!低い!低いよ!
まだ、他の選手たちは声かけあってなんか確認とかしてるっぽいけど、
修平くん、きみ、まったく参加してないよね!?

 結局、ずっとお尻だけだった円陣。
1497364221-11_02_11.jpg


それは、修平くんが集中を高めた円陣でした。



 ピィーーーっっ!!!!!
(待って、待って、わたし、まだ吐きそうなんだけど!始まっちゃったよ!)
1497364663-LRG_DSC02255.JPG


 

 
 ・・・で、とにかく、前半45分が長かった!
(お察しください、書けるほどの内容覚えていないのです。)

 修平くんが味方選手と交錯しつつも体を張って相手のシュートを弾いたときなんて、
心臓が口から出るのを体験しちゃうかと思った!
 
 修平くんはずーっと、ずーっと、動いていてガオガオと叫んでいました。

 GKはゴールに跳んでくるボールを止めることだけが仕事じゃない。
バーンと好セーブを見せたら、それは本当にかっこいいし、チームの士気もあがるけれど、
そもそも相手にシュートを打たせない布陣を組むこともGKの役割。
 味方に指示したり、相手を威嚇(?)したり身振り手振りの大きな修平くんを見てると、
GKはピッチ内のコンダクターだなぁ、って思う。
 1497364754-LRG_DSC02376.JPG


1497364772-LRG_DSC02383.JPG


1497364785-LRG_DSC02541.JPG


 それにしても、GKに注目して「お願いだから失点しないで!!」と思いながら見る
45分って、なんて長いのでしょう・・・。
 「お願いだからゴール決めて!!」と思って見る試合と全然違う。

 とにかく、失点はなし。

 長かった修平くんの前半45分は終了! 讃岐0-0金沢
1497364965-LRG_DSC02648.JPG



 一緒に観ていたみんなと「長かった!」「もう息が苦しい!」「吐くかと思った!」と
手を取り合って、お互いの無事を確認。笑

 「試合に出ると2、3キロぐらいはすぐに体重が落ちる」って修平くんが言ってたけど、
本当に、それ、わかる!
 見ているだけでこんなに疲れるのに・・・あらやだ、修平くんが痩せちゃう!!!

 なんて言ってる間にもう後半が始まるらしいよ!
・・え?ハーフタイム、短すぎない??わたし、全然休めてないよ!

 ピッチでは後半に向け、修平くんの低い円陣が・・・集中っっ!!!!
1497365916-_20170613_235729.JPG


 さぁ、後半は・・・また明日!笑
 (この試合についての話もいつになったら完結するのだろうかと思うくらい
長いけど、ひとまず前半終了。後半と出待ちへ続く・・・そして完結するはず!!)


posted by aya012 |23:26 | 修平 | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年06月12日

修平とトランキーロと金の雨 その①

 (今回は札幌ユース出身、松原修平選手がJデビューしたお話を。
書きたいこと多すぎて、ひとまず試合前の前置きを・・・。)


 去年のシーズン終了後、修平くんが岡山を契約満了で退団するとわかった時は、
きっと、どこかのチームに決まるだろうとは思いつつも
カテゴリーは下がるかもな・・・
遠いチームになるかな・・・
Jデビューを近くで見たかったな・・・と、
ほんっとに、ほんっとに辛かった!

・・・のですが、急展開で移籍先が決まったかと思ったら、
カマタマーレ讃岐・・・って、こら。近すぎ。すぐ行けるから。

 カテゴリーも落とさず、遠くにも行かなかった修平くん。
わたしの涙を返してくれよ!
「ふふっ、それは返せないっすね。笑」
(もっとなにか言い方あるっしょ、修平さん!)

 
 そして、なんと修平くんは
6月11日、第18節ホーム金沢戦でスタメンを掴んだのです!!

 Jデビューを近くで見たかった・・・という思いまで叶えてくれるとは。

 
 試合前日は、すでに修平くんがスタメン確実という状況でした。
今頃きっと修平くんは緊張しているんじゃないかな、
なんて考えていたら、わたしまで緊張してきてしまって・・・うう、吐きそう。

 当日は朝から「トランキーロ、トランキーロ・・・」と念仏のように唱えながら
焦るな落ち着け、と自分に言い聞かせ支度を。
 こんなにも「トランキーロ、あっせんなよ!(by内藤哲也)」の言葉を
噛みしめる日が来るとは!

 カマタマーレのホームスタジアム、ピカスタ(香川県丸亀市)に到着すると
修平くんのJデビューを見届けに駆け付けた仲間たちが・・・。
 うえーん、みんなの顔を見たら、涙がでてきてしまう。なんて嬉しい日なんでしょう!

 チームは11試合勝利がなく、そんな時に正GKの清水選手が怪我で離脱。
そして、修平くんにやってきた出場の機会。

 どこのチームも同じだけれど、長く勝利からはなれると不穏な空気になる。
勝つところがあるなら、必ず負けるところもあるとわかってはいても、
「勝ち」以外はほしくない。

 勝ちが得られない中で不安や不満が大きな川のようになってくると、
その流れを変えるのはだんだんと難しくなってくる。

 そんな中での修平くんの起用。
川に投げ込まれた小石のように波紋を生むことが求められてるのかな、と。

 「Jデビュー」という、たった1度のその日を迎える修平くんだけが作れる
試合への特別な空気。

 特別な思いがあるからって勝てるほど試合は単純なものではないけど、
でも、ふと何かを引き寄せることもある。

 修平くんが飛び込むことで生まれる波がチームの流れを変えるほどの大きな波になれるか、
そのまま波紋が消えていくか・・・
 キャラ的にはザブーンッッと転がり落ちてきて川をせきとめるくらいの岩だと思うので、
どうかチームをいい流れにのせてほしい。

 ・・・そんなことを考えながらピッチ内練習をしている修平くんを見ていたら、
あらやだ、大型ビジョンではカマタマーレの選手紹介が始まる気配。

 修平、一番最初に出てきちゃうよね・・・心の準備とカメラの準備が間に合うかしら??

 さぁ、いよいよ、選手紹介。
ドキドキしながら、わたしがカメラを構えると・・・
あれ、なんか視界に、サッとカメラ(スマホ)を構える人たちが!
修平くんがビジョンから消えると、スッとカメラを下ろし画像を確認してる!
ふふふ、わたし、この人たち知ってるー!さっきも、会ったしー。笑
見事に動きがシンクロしていたこの人たちは・・・
修平くんをファジアーノネクスト時代からずっと見ていたファジサポさんたち。
 みんな揃ってブルー系の服を着て、すっかりピカスタに馴染んでいるけれど、
あらやだ、そのストラップ、隠し切れないファジレッドですよー。ふひひ。

 もうさ、みんなで「修平を見守る保護者の会」として団体観戦にすればよかったよね。

 さぁ、試合開始時刻も近づいてきてますよ・・・
ってとこで、次へ続きます。
 (明日、書けるかな・・。)

1497285325-LRG_DSC02129.JPG


ピッチ内練習開始時にサポに挨拶する修平くんと瀬口選手 
 
1497285204-_20170613_012803.JPG



1497285275-LRG_DSC02123.JPG


修平ダンマク

1497285297-LRG_DSC02141.JPG


ビジョンにはアップする修平くんの姿が


posted by aya012 |23:01 | 修平 | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年12月12日

子連れ観戦のススメ・・・のその後。

 北海道コンサドーレ札幌アドベントカレンダーへの参加記事です。 

 以前「子連れ観戦のススメ」という記事を書いたことがあったのですが、
最近では「子連れ」どころか「子離れ観戦」状態になっています。

 長男は中学生になり、週末はサッカーの練習や試合で埋まるので、
スタジアム観戦に行くどころではなくなりました。
 
 次男は地元のチーム、ファジアーノを応援しているので、
スタジアムで観戦するのは大好き!・・・なのですが、
友達と観戦する方が楽しいらしく、わたしとは別行動が当たり前に。

 次男はここから!(バックスタンド中央あたり)次男の友達と!
1481554548-_20161212_223815.JPG


 わたしはここから!(メインホーム側、上の方)わたしの友達と!
1481554643-IMG_20161016_133401.jpg


 ゴールが決まった時の興奮も、失点の悔しさも・・・
次男とは全く共有できないよ!笑

 以前は3人であちこち遠征にも行ったのにねぇ・・・。
最近は、3人ともサッカーを楽しんではいるものの、バラバラの場所に・・・。

 が、しかし!
今年の夏、久しぶりに親子三人での遠征が叶いました。
し、か、も・・・コンサドーレの試合!(岡山在住なのでコンサ現地観戦は貴重!)

 7月31日、日曜日・・・、
なぜかサッカーがオフになった長男と
ファジがアウェイ戦なので観戦に行けない次男が
「ひまー!ひまー!!」と自宅でゴロゴロ。

 そんなキミたちに耳寄りな情報があるよ!
なんと、隣の隣の県でコンサドーレの試合があるよ!
キックオフは19時!今から支度して車で行っても間に合うよ!!
行く??行っちゃうかい??

 「行きたい!!」
うむ。では、行こうではないか。いざ山口へ!

 山口まで運転なんてしたことなかったから
隣の隣の県だし、近所でしょ?行ける、行ける・・・ぐらいに思ってたけど、
4時間弱の運転は、さすがに遠かった!!
 岡山と山口の間にある広島・・・横に長すぎるって!!

 でも、わたしは頑張りましたよ。
だって、コンササポであるわたしの洗脳(?)も虚しく、
ファジアーノのファンになりつつある子どもたち(←岡山生まれの宿命!)に
コンサを応援する楽しさを教える絶好のチャンスが到来したのですから。

 レノファのホームスタジアム、維新百年記念公園陸上競技場に到着すると、
いそいそとコンサユニに着替えます。

 長男はこれ着て!ほら、タオマフは後ろで縛って!
あらやだ、かっこいいじゃない!
 次男はこれ!あら、ちょっと大きいけど・・・まぁいいか!
これ?このユニはだめ!ママが着るんだから!
・・・と、駐車場に停めた車の中で大騒ぎ。


 うちの子どもたち、待機列にもちゃんと並べるくらいには成長しましたよ。
トイレに行きたくなっても、ママと一緒に女子トイレになんて行きません。
男子トイレに単独で行けます!
 飲み物の入ったクーラーボックスも持ってくれちゃいます。
1481556215-1481550772831.jpg


  
 最前列でピッチを眺めている二人の後ろ姿を見てると、
観戦に連れて行き始めた頃を思い出します・・・

1481556388-P7172015.JPG


あらやだ、かわいい!!

 そして、今。
1481556517-1481550725003.jpg


 大きくなったよねぇ。
ん?なんか次男が大きくなりすぎている気が・・・。

 最初は、試合が見やすように「高めの位置で観戦したい」と
言っていた子どもたちでしたが、結局ゴール裏最前列に陣取りました。

 そして、応援が始まると、二人ともテンション急上昇!
ぴょんぴょん飛び跳ねての応援!いいぞいいぞ!跳べ跳べ!!
1481641828-IMG_-rk2iru.jpg


 わたし、声出す人!(足がもつれるから)
 きみたち、跳ぶ人!(歌を覚えきれてないから)

 試合は、レノファ1-2コンサで、勝利!!!

 長男は「小野が出たね!」と満足そうな顔。
小野選手の本を図書館で借りたことがあったよね。
ごらん、あの人が本物の小野選手だよ!コンサの選手だよ!
ほらね、コンサ、最高でしょ?

 帰りの車中では子どもたちがコンサの応援歌を熱唱!!

 帰り道も長いけど、勝てたから頑張れる!
・・・と、次男が「ママ!ファジのステッカーつけてる車が走ってるよ!」

 ん?あ、そうか、ファジはアウェイ北九州戦だったから・・・。

 「北九州行った人なのかな?ママ!北九州って遠いの?」と次男。

 遠いよ!岡山からすっごく遠いよ!
(山口からはちょっと頑張ると行けるのは秘密。笑)

 家に到着したのは深夜。車の中で寝ていた子どもたちは布団に直行。
ちょっと無茶だったけど、たまにはこんなのもいいよね。夏休みだし!
・・・わたしは、仕事あるけどね!!

 あと何回ぐらい子連れ観戦ができるのかなぁ?
そのうち、子どもたちがわたしを連れて行ってくれるようになるのかな。

 また近いうちに「子連れ観戦・・・のその後、のその後」が書けるといいな。


posted by aya012 |23:29 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2016年12月11日

STAY GOLD

 修平くんがファジアーノを契約満了で退団することになった。

 このことを知った時、わたしは車の中だった。
エンジンをかけ、運転前にスマホを確認したら、その知らせだった。

 これから運転って時に、参ったな・・・、と。

 カーステから流れてきたのは宇多田ヒカルの「STAY GOLD」
ちょっと古いけど、最近の長男のお気に入りの1曲。

 ぼんやりと過ごした車中で通り過ぎていったその歌は
それから数日間、わたしの頭の中から消えてくれなかった。


 契約満了となったことを知ったその時から、
いろんなことを思って、ブログにも何か書こうと考えたけど
今日まで結局、書き始められなかった。

 札幌のユースだった修平くんが岡山に来てくれて本当に嬉しかった。
 
 GKを見る楽しさも、地元にプロチームがある喜びも、新しい出会いも
全部、修平くんが教えてくれて、繋いでくれた。
 
 それから・・・願っても願っても届かない時があるということも。

 6年間、本当に本当に楽しかった。ありがとう。

 早く、次の場所が決まりますように。
 たくさん試合に出て、輝いて、選手として幸せになれる場所に
 行けますように。

 
 修平、stay gold

 その輝きを観に、必ず応援に行くからね。

syuhei danmaku



posted by aya012 |17:41 | 修平 | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年09月07日

おかえり修平。雪のない札幌にようこそ。(天皇杯2回戦 厚別編)

「おかえり修平!雪のない札幌にようこそ!!!」

とうとう修平くんが、オフの「帰省」ではなく
シーズン中に「試合」で札幌に帰ってきましたよー!!

・・・わたし、出迎えてる目線で言っちゃってますけど、岡山で留守番です。

ファジアーノが1回戦で勝ち、修平くんが札幌に行く可能性が出てからは
そわそわとした日々を送っていました。
どうしても予定が合わず、行けないことはわかってるのに、
ついつい、岡山から千歳までの航空券を検索・・・。
1日1本しかない千歳から岡山への帰りの直行便は満席・・・。
うん、だよね、満席なんだし仕方ない!
・・・これで、なんとかキッパリ諦めることができた!

修平ダンマクは厚別へ行く仲間に託し、あとは修平のメンバー入りを信じて
正式な発表を待つだけ。

そして、試合当日。
ファジアーノ公式さんのラインを「通知オン」に設定し、
スマホの音量も大きめに。

さぁ、いつでも、通知こーい!!!

「ピコン!」 
はい、きたー!! メンバーは??・・・控え選手に・・・修平!!
きたー!!! ダァーッ・・・←泣いてる。

厚別の様子は主にツイッターで情報収集しました。
(厚別の様子はmimicchiさんひとみさんがブログで書いてくださっています。)

わたしのTLに次々と流れてくる修平ダンマクの画像!
(HITOMIさん、ありがとうございます!)

「ダンマク、みつけたよー!」
「修平ダンマクがあるー!」
…と、現地のコンササポさんたちからの反応が嬉しくて嬉しくて。←涙目

実は、札幌ドームでのコンサドーレVSファジアーノ(4月9日の第7節)でも
修平ダンマクはアウェイゴール裏に登場していました。
(この時の様子もmimicchiさんがブログに書いてくださっています。)

「修平ダンマク」は、この時が初めての札幌入りでした。

この試合の時は修平のメンバー入りは、状況的に難しいとわかっていました。
本人が行ってないのに、ダンマクだけが(しかも、デカイ!)
札幌ドームに貼られることを、修平くんがどう感じるのか、
不安な気持ちもありました。
(実は、いまだに怖くて、どう思ったのかを聞けていない・・・。)
でも、「札幌ユースから巣立った松原修平は岡山で頑張っています!」を
伝えたくて、札幌に遠征するファジサポさんにダンマクをお願いしました。

ユース時代から修平くんを見ていたコンササポさんやいろんな方が
ダンマクに気付いて、反応してくれて・・・。
あー、やっぱり、本人が札幌に行かなきゃ!
それを心待ちにしてくれている人がたくさんいるんだもの!
どうか、それを叶えるために修平くんの日々が積み重なっていきますように、と
それまでより、もっと、願うようになりました。

・・・で、とうとう来たんだよね、その時が。

「おかえり、修平。雪のない札幌にようこそ。」

修平くん本人と修平ダンマクが一緒に写ってる画像をツイッターのTLで
見たときは、テンションが上がりすぎて、また涙目に。

修平くんがアップする姿をおさめた写真もコメント付きで次々と・・・

「修平、おかえりー!」
「一回りも、二回りも大きくなって・・・」
「パツパツすぎるー!!!」
「ユニが黄色だから、ビブスが赤ければプーさんみたいで最高なのに・・・」
なんかもういろんな意味で涙目になるな、これ!笑

選手紹介で修平くんの名前が呼ばれた時は、コンサ側からもたくさんの拍手が
あったとか。
たくさんの人からの「おかえり」「がんばっているね」という気持ちが
きっと修平くんにも伝わっただろうなぁ。
もうほんと、拍手をくれた御一人おひとりに、
岡山に来てからの修平くんの奮闘っぷりを
スライドショーでお見せしたい衝動にかられます。(用意はないけどw)

スカパー!での試合中継では、
解説の吉原くんが修平くんについて触れてくれたので、
カメラがベンチにいる修平くんをしっかりうつしてくれました。
ありがとう、吉原くん!GJ、スカパー!



試合後には千歳まで修平くんを見送りに行ったコンササポ仲間から、
「会えたよ!」「大きかったよ!」と報告が!
1473262206-1473262108307.jpg


(ちょっきさん、なばちさん、ありがとう!)

千歳から岡山まで直行便で帰る修平くん・・・
はっ!!帰りの便が満席なの、ファジアーノ選手御一行様のせいだったのか!笑


岡山に入団した時からずっと
「いつか、試合で札幌に行きたいっス!」と話していた修平くん。

ネクストに登録となってから、ひとつひとつ乗り越えて、
6年目にトップ登録で札幌に行くことができた。
地元を出て、プロとなったからには真っ先に叶えたい夢の一つだけど、
これを叶えるのはなかなか大変だったよね。

おめでとう!!

・・・とか言ってる間に、
もう次の夢に向かうための日々が始まっています。
Jデビュー、スタメンで勝利、スタメン定着、スタメンで札幌へ・・・
これまたなかなか大変そうです。

修平くんがどんな風に日々を重ねるのか、夢を叶えていくのか、
泣いたり笑ったりしながら、見ていけたらいいなぁ。


そして、
こんなにも修平くんのことでテンションを上げておきながらも、
コンサが負けたという試合結果に一気にテンションだだ下がりに・・・。

修平くん・・・。勝利を持ち帰ってもいいだなんて、言ってないよ!!!



posted by aya012 |23:00 | 修平 | コメント(0) | トラックバック(0)