2012年01月11日
上里の働きを見守っていきたい。
昨日、上里の徳島へのレンタル移籍が決まった。 もとより今季のFC東京での在籍はないと思っていたので、予想どおりといえば予想どおりだったが、レンタルということでほっとしたというのが正直な気持ちだ。 戻ってくるかなとも思っていた。しかし、高柳や山本を取った時点で復帰はないかというような感じになっていて、おそらくJ2チームへの移籍だろうとは思っていた。 上里はFC東京では十分な働きができなかった。 やはり守備の問題があってなかなか使われなかったのだろう。ただ、ベンチには毎試合は行っていてここぞという所では途中出場をしていた。 結果として彼にとってはFC東京への移籍は失敗だったように思うが、その移籍に関しては彼の中ではどう感じただろうか。 彼の場合には彼を生かすようなシステムでなければ、思い切って力を発揮できないのかもしれない。 そういった意味では徳島ではもちろんスタメンが保証されていないとは言え、FC東京時代に比べると出場機会は格段に多くなるだろう。徳島は大量に主力が抜けている状態。彼の力を発揮させてくれるだけの環境になっているのではないだろうか。 上里ももはや中堅、コンサでも期待されながらいまいち爆破的な力を発揮できなかった。徳島に行ってここが最後と覚悟を決めて懸命にやってほしい。 チームが完全移籍ではなくレンタルの継続としたのはやはり上里の成長を見定めていくという思いもあってのことだろうと思う。 活躍具合によっては再びコンサに帰って来るような気がするし、いずれは帰ってきてほしいと思う。 フリーキックやミドルキックばかり注目される上里だが、正確なロングフィード、タメをつくれる動き、懐の深さは一級品で、そっちの方をもっと伸ばしてほしいと思うし、まだまだ伸びる要素は十分にある。 今日、本人のブログで最終戦のドームのブーイングについて書いていた。 「最終戦のブーイングは心に響きました。一人一人思いは違うだろうけど、少しは愛されていたのかなと勝手ながら思っています!」 「でも札幌が昇格したのは素直に嬉しく感動しました! J1で暴れちゃって下さい!!」 コンサのサポーターの多くは上里のことを良い意味でも悪い意味でも気にしていると思う。そのブーイングは上里の心にいろんな意味で響いたのだろう。 彼が今季どんな働きをするのか見守っていきたいと思う。
posted by 孔明 |20:21 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(1)
2012年01月09日
サポーターが待ってるCBの補強
サポーターが待っているのはCBの補強 これまでの新聞情報によると町田に行った薗田に断られ、福岡に行った古賀に断わられ、横浜FMに行った富澤に断られた。以前の新聞情報によると堀之内にも声をかけたようだが、堀之内はちょっと補強ポイントとは違うような気がするのでどうだろうか。 未契約のCBでめぼしいところは残り少なくなっただけに三上さんがどう対処するのか注目だ。 チームはできるだけレンタルで選手をとらないようにしているが、この際やむを得ずレンタルということも考えているかもしれない。 J1ではセンターバックの3番手か4番手あたりを狙うことになるだろう。 また、確実なところではJ2のレギュラーを狙うというところだろうか。それでも多くの選手は契約を結んでいるのでそこからレンタルは厳しいかもしれない。 ただ日本人枠での獲得がうまくいかないと外国人枠にも影響がある。もう一人のCBも外国人とかという最後の手段をとる可能性もあるのかもしれない。どうせなら豪州人のCBをもうひとりと言う考え方もある。 また、チョウ・ソンファンのように韓国から選手を連れてくる可能性もある。 昨年、J2の試合は結構見たが、J2のセンターバックでもいい選手はたくさんいた。大分の作田や富山の大宮からのレンタルの福田など、いずれも契約を更新しており厳しいだろう。 オフィシャルにでていなく未契約かどうかわからないのがザスパ草津の中村、御厨、水戸の塩谷、千葉の名古屋からのレンタルの竹内あたりだが、はたして三上さんがどんな選手を獲得するのか気になるところである。 そして今日、松尾の獲得が発表された。松尾はDFならどこでもできる選手で、さらには昨年はアンカーもつとめたことがあるが、CBとしては記憶がない。 CBとしては使わず、サイドバックの控えとして使うような気もするがどうなるだろうか。 そうなるといよいよ櫛引、奈良を先発として使う腹を固めたか。 しかし、松尾はサイドバックの補強で今後、CB補強はあるような気もする。
posted by 孔明 |21:22 | コメント(8) | トラックバック(0)
2012年01月07日
他のチームで力を発揮できていない選手を連れてきてJ1レギュラーレベルに力を引き上げるしかない。
1月4日、5日にかけて石崎監督が各放送局に出演した。 そのなかで前田のことを天才肌だの日本人にはない才能をもっているだのと褒めちぎっていた。他に移籍した選手のことは出てこないのかと思ったが、おそらくインタビューを受けた時点が公式に前田の獲得ニュースが出たすぐ後だったのだろう。 監督のインタビューでも他のチームで力を発揮できていない選手を連れてきて、力を引き出すというようなことを話していた。 確かにJ1清水でサブだった純平、FC東京で安定してレギュラーをとれなかった近藤は前の所属先にくらべて格段に成長していると思う。 コンサの場合にはJ1でばりばり働いているような選手を取ることはなかなかできない。 補強費がJ1最低レベルなので当然、埋もれた才能を発掘して他のJ1選手と同様なレベルまで育て上げなければいけない。 才能がありながらでなかなかその才能発揮できていない選手 前田や高柳、杉山、ノース、山本のいずれの選手もそれに当てはまるだろう。 おのおのチームでは最近は先発で出ていなかった選手達 これらの選手達をいかにレベルアップさせるのか。 前田はレギュラーだったがもっと天才的なプレーができると思っている。 高柳は怪我がちで持っている才能は凄いと言われていたが、なかなか作シーズンは出場の機会に恵まれなかった。杉山は曽ヶ端の壁が厚く出場できなかった。 ノースは2人の日本代表クラスのCBの陰に隠れて出場がほとんどなかった。 山本は才能があると言われながら、その才能を発揮させることがなかなか出来なかった。 移籍による刺激で才能が発揮されてくるという場合もあるだろう。 フィジカルの鍛え直しで、才能が発揮されるという場合もあるはず。 また、近藤のように子供の誕生のおかげという何らかのきっかけで、心機一転と言うこともあるはず。 それらの選手をなんとかしてJ1で戦える選手にしなくていけない。 サッカー版野村再生工場のようだがコンサの場合にはそんなことをしなくてはなかなか他のJ1と渡り合うことができないということも確かだ。
posted by 孔明 |20:17 | 戦略 | コメント(2) | トラックバック(0)
2012年01月05日
大島にはタメをつくる働きを期待する。
昨日はFC東京からノースの獲得と新潟から大島の獲得についてオフィシャルで発表があった。 ノースはFC東京の大本営、東京中日スポーツが報道していたので間違いないと思っていたが、大島は想定外。ポストが出来る選手と言うことで獲得したのだろうが、ここはジオゴを残すか外国人と思っていたのでまったく予想外だった。 大島は説明がいらないほどの選手で、J2では山形やJ1では横浜FMで活躍した点取り屋。コンサも一度アタックしたが振られたという過去を持つ因縁の?相手。 相手としたらかなり怖くてやられたことの方の思い出しかない選手だ。 昨年は途中から千葉に移籍して移籍当初はオーロイに変わってワントップを努め、得点も決めていた。 大島の評価は5、6年前くらいだったらかなりのものだったろうという声も聞くが、まだ31歳老け込む年ではないだろう。 本来ポスト役が巧くて、足下の技術もしっかりしていてヘッドも強い。J1で活躍するかどうかといぶかしむ声も聞こえるが、得点をばんばん決めるという役回りで獲得した訳ではないはず。 監督はおそらく前線でタメが作れる選手ということで期待してとったのだろうと思う。周りを生かして周りに点をとらせる。そんな役割を期待しているのではないだろうか。 昨年千葉に移った当初は、千葉の救世主のように言われていた。オーロイが抜けて昇格争いで脱落しそうになるチームにあってトップでタメを作って得点もとって、チーム復調に兆しになっていた。しかし、その後は腰痛で出場機会がなくなっていた。 昨年、終盤の千葉のゲームを見ていたが、大島入ったチームはかなり効いており、昇格争いではかなり優位に運ぶだろうなという印象だった。 正直あの時点で大島をとれるとは千葉がうらやましかったものでもある。 その選手がコンサに入った。過度の期待は禁物だが、過小な評価も必要ないだろう。個人的にはFWだからと行ってそんなに得点は期待していない。(得点は内村、近藤、前田、古田、キリノ?にとってもらおう。) 正直カウンター向きの選手ではなく、足も遅い。しかし、ゲームを作れる選手であることは確かだろう。正直、タメを作って後ろが上がれる時間を作ってくれればいいと思っている。大島の活躍に期待したい。
posted by 孔明 |20:02 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)
2012年01月03日
私的コンサドーレ史7(バルデスのゴールは鳥肌が立った)
コンサドーレ史上、一番印象深い試合といえばやはりこの試合をおいて他にはないだろう。 1997年の5月25日の厚別での川崎F戦。 もはやサポーターの間では伝説になった試合となったが、今思うと本当に鳥肌が立った試合だった。 そのときのサポーターの声援、拍手は凄かった。足を踏みならす音もすさまじく厚別競技場から出た音はもの凄かったのではないだろうか。 そのときも厚別のS席で見ていたが、2点リードされて、1点を返した当たりから周りのボルテージは一気に上がった。 そしてロスタイムの左サイドのコーナー ディドが上がってきて本当に最後のプレ-だと感じた。 しかし、その時の会場はやはり何かが起こる雰囲気で満ちていた。 ウーゴのセットプレーから渡辺卓がなんとかすらしてバルデスのヘッドでゴール。 会場の雰囲気は最高潮に達していた。 そして延長戦。延長戦は完全にこちらのペース。会場の声援もVゴールがいつ決まるかと行った雰囲気を後押ししていたように思う。 バルデスはVゴールの後、ゴール裏に一直線。 会場全体が歓喜に包まれた。 おそらくこの試合はコンサの試合のなかで一番忘れない試合になるような気がする。それだけ試合自体がミラクルもの。 伝説になった試合と言われるのも十分にわかるような気がする。 そして1997年10月22日厚別のナイターで初めての昇格を決定づける夜を迎える。
posted by 孔明 |19:57 | コンサドーレ の思い出 | コメント(2) | トラックバック(1)
2012年01月01日
内村得点王になる。
今日の日刊スポーツには内村のインタビューの記事 タイトルは「内村得点王になる」 内村は「やるからには大きい目標を立てたい。右足10点、左足7点 、頭で3点計20点。09の自身最高18点を超えて、昨季得点王ケネディの19点を超える」「それぐらいの意気込みでという意味」「前を向ける状況をいかに作れるか。あとはボールを持ったときの判断を、昨季より少しでも早くする。どこで離すのか、自分でいくのか。」「チーム何人が個として対抗できるかが結果につながると思う。それが2,3人ならまずJ2に落ちる。昨季は個人より組織優先だったが、組織より個。それぞれのスキルアップを結集した先に残留がある。」 内村はJ1で通じるだろう。J1で残留するためには内村が点をとるかにかかっていると思う。内村も言っているがいかに内村に前を向かせるかだと思う。内村は4-2-3-1だとトップ下に入るだろう。トップよりはプレスが弱まるが、それでも相手を背負っては内村らしいプレーができない。 前にスペースがあれば生きる内村。チーム全体に内村を生かすプレーができなければいけない。 J1では個の力を強めなくてはいけない。監督もこのままの力では通用しないと言っている。補強で個の力を強めることは必要だが、大多数は昨年も選手達。レベルアップで個人個人の既存能力を上げることも必要。 キャンプではかなり厳しいメニューが待っているはず。 J1ではわずかなミスが致命的になる。ミスをできるだけ少なくすることと、パスをいかにつなげて前にもっていくか。そして攻撃に早さをつけること。守りではしっかりブロックをつくることはもちろんだがいかに前からプレスをかけて相手の攻撃を遅らせ守備をしっかり固める形にもっていくか。 いずれにしても、今季はJ1で厳しい戦いが続く、思い切りコンサドーレ旋風をおこすんだという気概をもって臨んでほしい。 ※ 2012年あけましておめでとうございます。今年も勝手にコンサを叱咤激励していきたいと思いますので皆様どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 孔明 |20:11 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(0)