2011年12月12日
J1昇格正式決定。そして今後は補強の話に移っていく。
まずはJリーグ理事会でJ1に正式に昇格が決定された。 もしかしたら債務超過問題でなにかクレームがつくかと思ったが何もなくて一安心。これで晴れてJ1復帰。 そしてサポーターの関心はこれからの補強の話。 川崎を退団したジュニーニョをとるとか、大分の前田をとるとか、新聞からいろんな話題が出てくる時期になったが、今が強化部の一番忙しい時期。この時期が来季の戦力を整えるための本当に重要な時期となる。来季はJ1で戦うのでよほどしっかりした補強しなければいけないだろう。 J1で戦うことになれば全部が補強ポイントとも言えるのだが、補強費も少ないことから他のブロガーさんも言っているとおり、補強は層が薄いところにピンポイントの補強をするしかないだろう。 自分が考えるにやはりDF、ボランチ、FWのセンターラインだと思う。そしてできればサイドハーフの補強もしたい。 CBは河合をボランチで使うと、経験の少ない山下と櫛引、奈良 彼らの能力は十分にあるが、特に櫛引と奈良は若いので、経験の少なさを補完する意味での補強が必要となるだろう。 サイドバックも層が薄いポジション。特に左サイドバックは岩沼の控えが見当たらない。 ボランチはボールを捌く方のボランチ。宮澤の能力がボランチではうまく発揮されていないように思われるので彼と競わせるか、彼を前に押しやるかというくらいの能力を持った選手がよい。 普通に考えれば外国人での補強ということになるのだろう。 FWはジオゴをどうするのか。J1ではジオゴは厳しいと判断して、ポスト役の外国人を改めてとるかどうか。 できればサイドハーフもほしいところだ。砂川、古田と競う選手、プレースキックのうまい選手がとなるだろう。 日本人ならJ1でレギュラークラスは難しいだろう。とるとしてもレギュラーではない契約満了選手からという形になるはず。一番良いのはJ2のレギュラークラス、活躍している選手に絞って獲得した方がいいかもしれない。 レンタルで出している上里、キリノ、ダニルソンをどうするのかも気になる。 ダニルソンは名古屋に完全移籍することとなっているようだが、上里、キリノをどうするのか。 レンタルを継続させるのか、それとも帰ってくるのか。これは来年のチーム戦術をどうするのかによって変わってくるものだ。 サポーターの関心も次はどんな選手がくるのかというところに変わってきている。 新聞で活字になるたびサポーターは踊らせられるのだが、結果としてよい補強となってくれれば一番良い。
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2011年12月10日
今年を振り返る(GKとDF編)
昨年とがらっとメンバーが変わったのがこれらのポジション GKは高原が戻ってくるまではぎーさんの予定だったが開幕直前の怪我でホスンが正GKに。 ホスンは開幕戦こそ危なっかしい面を見せたがそこからどうして大活躍してスカパーのJ2ベストイレブンではベストGKに選ばれた。 彼の良さはセービング能力。普通のシュートはもちろんだが危ないシーンもことごとくセーブする反射神経のよさ。その身体能力は凄いものがある。大舞台にも強くてプレッシャーがかかる試合にも平常心で臨めるメンタルも強い。 そして試合に出る毎に成長していった。はっきり言って同じ韓国人の徳島のオ・スンフンと比べて見てもものが違うという感じ。 足りないのはフィードの正確性。特に苦しい時間帯に簡単にタッチを割る難しいキックをする癖は改善してほしいところだ。 ぎーさんはリーグ戦では水戸戦の2試合に出場した。安定感は十分で彼がサブに控えていると言うことで監督も安心していたに違いない。 ぎーざんが怪我さえしなければホスンも試合になかなかでれなかっただろうし、ホスンの成長もなかったような気がする。 曵地はホスンとの正GK争いに敗れてサブが多かった。1試合でも出場した かっただろう。今は怪我を治してその悔しさをぶつけてほしいところだ。 高原は結局1年間リハビリと手術、リハビリで終わってしまった。悔いの残る1年になったと思うがまだまだやれる年齢。しっかり怪我を治して正GK争いをしてほしいと思う。 DFは総入れ替えだった。CBは河合、山下のコンビでスターとしたが櫛引の成長もあって途中から櫛引、山下のコンビに。そして最後は奈良、山下のコンビになった。 河合は間違いなく今年のMVPだろう。彼の活躍は特筆すべきもの。前半CBを山下と組むことによって、山下の能力をうまく引き出していた。 山下は守備の中心選手に成長した。 危険なところに体を投げ出してスライディングにいくプレーや。体の強さポジショニングも素晴らしかった。欲を言えば、セットプレーで得点がほしかったところだが、来年に期待しよう。 櫛引はシーズン途中からCBとして活躍した。終盤になって年代別の代表になって帰ってきたらポジションがなくなっていたというかわいそうな状況に陥ったが、プロとしての厳しさも味わっただろう。 彼のすばらしさは1対1での強さ。そして読みの鋭さ。来年は奈良との争いになるだろう。サポーターからはボランチの能力も開花させてほしいとの声もあるが、今野のようにCBとボランチの両方をやれる選手になってほしいものである。 岡山は出場は5試合で先発は1試合と見せ場は少なかったが なによりチームのムードメーカーとして大活躍した。あそこまで個人でチーム全体のモチベションを上げることできる選手はいないだろう。チーム一体になって昇格という目標に到達できたのも彼がいたおかげといっても過言ではないはず。なにしろ昇格できないと来年コンサのユニフォームは着ないと退路を断っての今年。なかなかできるものではない。 昇格請負人という称号は彼にこそふさわしいもの。 奈良は終盤の昇格がかかった大舞台で落ち着いてプレーしただけでも特筆すべき。そのなかでしっかりと結果を出したのは、凄いことだ。 ユース出身の選手は入団してからユース年代に比べて伸び悩む傾向も見られるが、彼にはそんな心配は必要ないだろう。 サイドバックは純平と岩沼。そして日高、西村 純平はサイドバック以外にもいろんなポジションをやらされていたが、サイドバックでも守備に攻撃にと活躍した。 目を見張ったのは守備力。はっきり言って守備は期待していなかったのだが、体を張っての守備には感動させられた。得意の攻撃でも果敢な攻め上がりを見せていた。清水では出たりでなかったり悔しい思いもしたそうなので、今からどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。 岩沼はしっかりとそのポジションをキープした。ボランチをやることも多かったが、守備では相手の突破をよく防ぎ、しっかりとした対応をしていて、守備力のアップに貢献した。攻撃では良質のクロスを上げていた。ただ、課題も多い。 クロスの精度が昨年よりも低くなったような感じも受けたし、攻め上がるタイミングももっと早く決断しなくてはいけないだろう。 来年は層の薄いプレースキッカーにも立候補してほしい。 日高はもっぱら控えとして出場した。両方のサイドをやったが、得意なのはやはり右だろう。攻め上がりのスピードはよいものを持っている。トップスピードに乗ったクロスもどんどん上げてほしいものだ。 西村は笠井と競争する形でキャンプから練習生として参加して契約を勝ち取った。開幕戦に出場したが怪我もあり、その後リーグ戦には出場できなかった。日本人として唯一の契約満了選手になったが、まだまだできる選手。今後に期待したい。 それからチアゴはまったくの期待はずれ。1試合もDFとしての出場がなく終わった。
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2011年12月08日
今年を振り返る(監督と戦術編)
3年目で結果を出さなければいけなかったシーズン。最後は見事に結果を出したが、かなり苦しい道のりだったろう。 当初から連敗して、順位では18位になったこともあった。そこから追い上げて昇格圏に入っていったのは見事だった。 ポゼッションを指向した監督の基本戦術はチャレンジ&カバー。前線からのプレスとショートカウンター。 そして今シーズンはまずはしっかりとした守りを重点に置いた。失点数がリーグ2位というのもうなずける。 シーズン当初は攻撃に行って前掛かりになってカウンターを受けると言うことも多かったが、それも徐々に改善していった。 フォーメーションは4-2-3-1にこだわった。 中盤を厚くして、ボールを保持してラインを上げて数的有利をつくることを目的としたためと思われるが、うまくいっていないときにはサポーターから批判の対象にもされた。 しかし、得点を取りたいときには序盤はチアゴを前線におく「チアゴ大作戦」やパワープレー、後半は試合途中に3-5-2にして前線に厚みをかけて点を取りに行くこともした。 今年はなりふり構わず攻撃に行った場面も多かった。しかし、基本の4-2-3-1のフォーメーションは頑として変えなかった。 今シーズンは相次ぐ選手の移籍でDFは一からの作り直し、立て直す時間がないまま開幕し開幕戦に敗戦。 だが、震災による中断期間の影響があり、チーム力を整える時間が1ヶ月半できたことは幸いだった。 結果は出したとは言え監督の本心では思ったような戦術はとれなかったに違いない。 よく今年の監督の采配を示す言葉として「理想から現実的」な采配になったという言葉が使われるが、監督としては必ずしも本意ではなかったのではないか。 これは試合の多くが守ってカウンターということ形になってしまったこと。 監督は今年のターニングポイントになった試合はサポーターから罵声が飛んだ室蘭でのFC横浜戦を挙げたが、そこから徐々にブルーノやアンドレジーニョを優先して試合に出場させることはしなくなった。 そしてそこからより勝負にこだわった采配をしたのではないだろうか。 また、より攻守の切り替えの早さを求めた。 それは後半になって内村が完全復活したことが大きかったのだが、カウンターがより大きな武器になっていた。 負けた対戦チームには不思議がられ「シュート数は少なく被シュート数は多く」。相手に攻め込まれながらも最後にはなぜか勝っている札幌」とまで言われた。 守ってから決めるところはしっかり決めて勝つサッカーは今シーズンのコンサのサッカーとなった。 だが、来季、J1と太刀打ちできる戦術としては監督はアウェイの京都戦0-4で敗戦した前半30分までの試合を90分やりきることと明言している。 確かにあれだけ前に前にプレスをかけて相手からボールを奪い素早く攻める攻撃。ポゼッションを高めてシュートをする攻撃は理想だ。ただ、やはりJ1相手ではFC東京戦のように押される展開が多くなるだろう。 近藤は「J1で戦うならばやみくもにプレスをかければあっさりとかわされる。」と言っていた。どうやって守って相手のボールを奪うのかを追究しなくてはなかなかJ1で勝つことは難しい。 理想と現実の狭間でどう戦うのか監督の手腕がより試されるシーズンになると思う。
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2011年12月06日
今年を振り返る(戦力補強編)
リーグ戦3位で昇格を決めたコンサ。勝手に今年1年を振り返り、来年の展望をしてみたいと思う。 まずは戦力補強編 一言で言えば今年の戦力補強は日本人はうまくいったが、外国人の当たりは少なかったと言えるだろう。 ポジション的には2010年度にFWを多く加入させたためか2011年度のFWは三上のトップ昇格と途中加入の出場のジオゴとレモス、榊 MFはブルーノとアンドレジーニョ、河合、荒野、前 DFは日高、チアゴ、山下、櫛引、練習生からの西村、途中加入の岡山、奈良、小山内 GKはぎーさん、ホスン、阿波加 そして砂川の再契約もあった。思えばこの砂川の再契約がなければJ1昇格への道はさらに厳しかったに違いない。 やはり強化部としてはDFに多くの移籍が出たためにDF陣により多くの選手を補強せざるをえなくなってしまったことが大きな誤算だったのではないだろうか。 そしてDFの総入れ替えは大きな賭だった。 案の定チアゴは太りすぎで動きが鈍くDFでは使えずに当初ボランチで予定していた河合と山下の組み合わせとなった。 山下はセレッソでほとんど出場機会がなくて使えるかどうか不安だったが、強化部の目は見事だった。彼の才能を見抜き、完全移籍させたことは素晴らしかった。 やはり失敗はチアゴ。事前調査が不十分だったのだろうか。DFで使えずにFWしか使えなかったことは、誤算だった。 櫛引が1年目でレギュラーをとったのは嬉しい方の誤算だったろう。1年目から活躍するとは思っていなかったはず。 そして一番の補強は河合。しゃべるのは得意ではないが、キャプテンとしてピッチの内外での他の選手達への発言力、指導力は抜群だった。河合がいなかったらと思うとぞっとするようなこの1年だった。河合を獲得できたのは強化部の一番のグッドジョブだろう。 そして昇格に向けて勢いをつけたのは岡山の補強。正直、現実の戦力はさほど大きなものではなかったが、それ以上にメンタル的なことでチームに貢献したことは大きかった。昇格請負人という名前は伊達ではなかった。 当初は過去のそれは運だけだったのではないかといぶかって見ていたが、スタジアムでの振る舞いを見たり普段練習している状況をマスコミから聞くになるほどと思わせるものだった。彼を獲ったことも大正解だった。 また、2種登録の選手の活躍は奈良。終盤、あのプレッシャーのかかる中で不動のCBとして完全にレギュラーに定着した。 MFのブルーノとアンドレジーニョの外国人2人は力がありながらそれが十分に発揮できなかった印象もあった。また、チーム事情にフィットしなかったというべきか、中途半端だったと言うべきか、あまり戦力にはならなかった。 また、結果論だがアンドレジーニョの補強は失敗だった。なぜ初めからポストプレーヤーをとらなかったのかという疑問もわいてくる。 しかしながらようやく行えたジオゴの補強は最後のピースを埋めるもので、その補強の影響は大きかった。後半のチーム躍進の立役者となっただけにこれはまさに当たった補強だった。 GKはホスンの獲得が大きかった。初めはぎーさんで行くつもりだったろう。ところがぎーさんの怪我と言うこともあったのだが、ホスンの成長でまったくGKは心配ないポジションになった。 ホスンは以前からマークしていて、昨年、赤池コーチが実際に韓国に行って見た選手でその時からホスンの身体能力はずば抜けていたそうだ。 総合的に考えると概ね選手補強はうまくいったと言っていいのではないだろうか。 しかし、やはり外国人の補強は水物。お金が十分になければさらに当たるも当たらぬも運任せになると言った状況は相変わらず変わっていない。 ただ、補強はお金がかかるのも事実。いかに費用対効果を高めるか。 J1では外国人の失敗は大きな傷口として残る。不安なポジションへのピンポイントな補強を期待するしかないのではないだろうか。
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2011年12月04日
指揮官の意地
今日の全スポーツ紙の1面がコンサ こんな誇らしいことはない。 スポーツ紙に各選手が手記を書いている中で道新は石崎監督の手記を書いていた。 石崎監督になって3年。 1年、2年となってサポーターからの風当たりも徐々に強くなっていった。 特に今年は結果を出さなければいけなかったシーズン。 日刊スポーツでは、昨年石栗コーチが清水に移籍したときにはフロントに「古辺をとってくれ」と詰め寄ったらしい。「無理なら自分でフィジカルコーチを兼任する」とまで言って譲らなかったそう。 その古辺コーチは鬼軍曹タイプ。あえて嫌われ役になって選手を叱咤し続けた。 古辺コーチが入っておとなしかったコーチ陣も意見を言うようになったらしい。 昇格を逃がした昨年終盤には「辞めろ」とサポーターから何度も言われた。 「山形でも大分でも川崎Fでも柏でもそんなことは言われたことがなかった」らしい。 今年監督のターニングポイントになった試合は室蘭での横浜FC戦だったらしい。そこでもサポーターから罵声が飛んで「なにくそ」と思ったのだろう。 昨日の試合後の挨拶でも「サポーターからの叱咤激励があって」と話していた。 道新にはこの横浜FC戦の敗戦から「次の岐阜戦から調子の良い選手達を使おうと腹が決まった。」そう。 そしてチアゴとアンドレジーニョを契約解除・移籍させ、ブルーノはそれから徐々に出場機会が減っていった。 確かに今年は結果をださなければいけない年だった。しかし、ぼやきもあった。育てた選手が次々と移籍してしまった。今年のDFラインは完全に一からスタート。 そしてバルサのサッカーを目標としてきたが、なかなか思い通りにはならず。結局J2のチーム相手にもカウンター主体の戦術になってしまった。 ただ、やはりJ1昇格を決めた手腕はたいしたもの。3年かかったがしっかりと結果を出してくれた。 監督にHFCは続投のオファーをするそうだが当然だろう。 来期は本当に今年以上の厳しい年になるだろうが来年も監督の意地を見たいものである。
posted by 孔明 |20:34 | 監督 | コメント(4) | トラックバック(0)
2011年12月03日
本当に本当に最良の日になった。
サポーターの力で昇格をもぎ取ったと言ってもいいだろう。 やはりこの試合にもサポーターの力が大きかったに違いない。4万人弱ものサポーターが札幌ドームに集まって必死に声援、手拍子を送った。FC東京をうち破ってのJ1昇格は誇っていい。 試合は圧倒的にボールを回されブロックを作ってなんとか防ぐ展開 なかなかボールを奪えずに、奪っても簡単に取られる悪いパターン。しかし、違ったのがボールを奪ってからの早さ。1点目は左サイドを一瞬に切り裂いた。 古田がスペースに飛び出し見事に相手ペナルティエリアに侵入してセンタリングを上げて内村が押し込んだ。 これでますますドームのボルテージが上がった。そして追加点はまたもや内村。きれきれの内村が近藤からもらったパスでゴールして2-0 プレッシャーがかかる試合での2点は本当に大きかった。 後半も圧倒的にボールを回され危険な時間帯が多かったが、いつものように選手全員で体を張った守りが生きていた。最後はドーム一体となった手拍子の嵐。 そして試合終了。徳島がずっとスコアレスだったので昇格は間違いないと思ったが、結果は徳島の負け。 これでJ1昇格だ。内村も泣いていた。純平は倒れ込んで動けなくなっていた。ホスンも泣いていた。試合内容はお世辞にもよい内容とは言えなかったが、この大一番で選手達はしっかり結果を出した。 パスを回されても焦らなかったこと。しっかりと相手のラストパスを読んで対応したことは見事 初めは監督のインタビュー。3年間大変だったと思うがよくチームをまとめて昇格までたどり着けてくれた。 今日のヒーローは内村。もはやコンサに欠かせないストライカーになってくれた。そして後援会のMVPにもなった河合のインタビュー。見事にチームをまとめてくれた。 それにしても30万円はちょっと少なくないか?(笑)。チームが貧乏だから仕方ないか。最後はサンクウォークで選手達の笑顔。 それからホスンが痛んでいるときに瓦斯サポの「うそつき」コールには苦笑。そしてみんなで瓦斯サポにブーイング。相変わらずというか懲りない連中だ。もしこちらが負けてJ1に昇格できなかったら「J2さっぽろ」ってコールしたに違いない。岡山ら数人の選手が万歳三唱最後は岡山のマイクパフォーマンスで「J1に行くぞ」の大合唱 本当に本当に最良の日となった。※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |17:27 | J1昇格 | コメント(10) | トラックバック(1)
2011年12月02日
FC東京戦展望(みんなの力で最高の結果をつかみ取ろう!)
明日の最終戦のFC東京戦 今シーズン最後の試合が明日ドームで行われる。 叩かなければならない相手はFC東京。相手にとって不足はない。 FC東京はすでに優勝を決めているチーム。 ここ最近の5試合のリーグ戦の成績は4勝1分けと絶好調 ただ、前節の試合を見ると優勝を決めて確実にモチベーションは落ちている。しかしもともと各選手の個人技術は高いチーム。そして昇格の呪縛から逃れたことでのびのびと戦ってくることも予想される。 前節はホームで千葉と対戦 前半は互いに中盤をつぶし合い低調な内容で終始した。決定的なチャンスがともにほとんどないような状態で明らかに互いにモチベーションが落ちているように見える内容だった。 後半に入ると持ち直し、FC東京がDFの裏に抜けるパスをどんどんだしてペースを握る。そして相手に退場者を出すとセザーの個人技のパスからルーカスが決めて先制した。 その後は追加点は奪えなかったが、FC東京のペース。 難なく勝って優勝セレモニーに花を添えた。 FC東京の力は個人技の凄さだろう。J2では反則級の選手達を揃えチーム力は抜群 それに後半になってからはつなぐ意識を高く持ち、ポゼッションを高め相手にボールを渡さない負けないサッカーをやってきている。 はっきりいって隙はなかなかない。 システムは4-2-3-1 ルーカスをワントップにしてトップ下やワイドがどんどんDFラインの裏をとってくる。 サイドの上がりも俊敏。スルーパスを前線に送り込む回数も多い。 そしてペナルティエリアに入ってくさびを受け、ワンツーをしてDFの裏をとる動きを得意にしている。 やはりルーカスあるいはセザーにどうパスを供給させないかだろう。 また、サイド攻撃が強烈。サイドの谷澤、田邊は突破力があって個人で仕掛けてくる。彼らは簡単に前を向かせないことだ。 そして先発かどうかわからないが、石川は決定的なことをする選手。サイドから中に入る動きの早さは凄いものがあるのでマークに遅れないでつきたい。 しかしなんと言っても羽生がチームの心臓部。ボランチに入ると思うが運動量もあって守備力もある。彼がどんどんスペースに飛び出すような展開にさせないようにしなくていけない。 セットプレーではさほどの高さはないがジャンプ力のある森重、今野のプレーにもマークが必要。セットプレーの多くは森重を狙ってくる。また、FKでは森重が良いキックを蹴ってくるので、ゴール前のファウルはしないように十分に気をつけた方が良い。 上里の出番はきっとあるだろう。ドームを知っているだけに大熊監督は彼を途中出場させるに違いない。 FC東京はJ2では反則級の人材の多さだが、来年J1に行った場合には現在FC東京レベルのチームにはホームで必ず勝たないと残留はないことを心すべき。 明日は、トップ下に坂田を起用して、こちらが前掛かりになってくることを予想してDFの裏を狙ってくる戦術でくるようだ。またトップはルーカスに代えてセザーということも考えられる。 FC東京予想スタメン ルーカス 坂田 田邉 谷澤 羽生 高橋 椋原 今野 森重 徳永 権田 ただ基本的にはパスをつないでくるはずなので、強烈なプレスをかけて相手のパスワークを分断し、ボールを奪い取りたい。そしてそこからのショートカウンターに活路を見いだしたい。 こちらとしてはとにかく早い攻撃をしていきたい。相手の守備は強力。それを打ち破るには素早い攻撃しかない。時にはロングボールで内村を走らせ、DFの裏をとると言う攻撃も有効だろう。 相手はこちらが前掛かりになることも予想している。 カウンターには要注意をした方がよい。 システムは同じ。ゆえに1対1で負けないように、さらには運動量を多くして相手より数有利な状況を作らなければいけないだろう。 そしてサイドからの攻撃は当然に活性化させなくてはいけない。砂川と古田には積極的に仕掛けてほしい。前線とのワンツー又はくさびを入れてからのスペースへの抜け出し等どんどん仕掛けてほしい。またサイドバックの上がりも俊敏に。特にクロスの精度を高めてしっかりと何人もゴール前に入っていくようにしたい。 セットプレーは有効だろう。相手は高さが足りないので、コーナーをどんどんとって何度もチャレンジしてほしい。 とにかくこの試合は今シーズンの集大成の試合。悔いのないように思いっきり走り回ってほしい。ホームで普段通りの力を出せれば勝てないことはないはず。 戦術的には昇格には是非とも2点はとりたいところ。 1歩や半歩足りないところはサポーターが後押しする。選手達はとにかく思い切り戦ってほしい。 最後はドームで歓喜の瞬間を味わいたい。 みんなの力で最高の結果をつかみ取ろう! 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |19:58 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)
2011年12月01日
最終戦の布陣は?
いよいよ土曜日は決戦の時。 コンサドーレはどんな布陣で臨むのか。 UHBの特集で平川氏はこの試合だけ勝とうと思ったらジオゴを外して近藤を入れた方がいいと言っていたが、確かに前節、近藤がよい働きをしただけに先発にいれてくるかがポイントだろう。 監督も悩むところだろう。トップをジオゴにもってくるか、近藤をトップにもってくるのか。 前回の対戦では近藤が古巣と言うこともあり、すごいモチベーションで躍動していた。今回も出場すれば古巣対決プラス昇格がかかっているものとして活躍してくれるに違いない。 ただ、近藤を先発に持ってくるとジョーカーが岡本だけになる。 FC東京は層が厚い。交代選手もセザーやら鈴木やら選手達のレベルは高い。後半勝負になったならこちらの方が流れを変えるだけの打つ手が乏しくなると言うことも考慮しなくてはいけないだろう。 ただ、試合には流れがある。初めから近藤を入れて先手をとって流れを掴むという積極的な試合運びが必要ではないか。 サイドハーフはドームが得意な砂川とこのところ好調な古田でいいだろう。 特に砂川は昨年の最終戦のことがある。きっと活躍してくれるのに違いない。 ボランチは芳賀を先発でもってくるかどうか。ただ芳賀と河合になった場合は守備はいいが、攻撃のインパクトがない。 センターバックは練習で奈良が再び参加することになった。おそらく奈良が先発になってくるだろう。 今日、道内テレビでは宮澤と岡山、岡本と古田が生放送に出演して力強くJ1昇格を宣言してくれた。なかでも宮澤はゴール宣言まで飛び出した。 とにかく土曜日は大観衆の下、最後には昇格を喜び合いたい。 先発予想 近藤 砂川 内村 古田 河合 宮澤 岩沼 奈良 山下 純平 ホスン
posted by 孔明 |19:35 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)