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2011年01月13日

2011年に選手達に期待すること(GK編)

 2011年に選手達に期待すること注目することについて書いていきたいと思う。

まずはGK編。

 高原はシーズン当初は怪我によるリハビリで出場できない。
 彼が出場できないのは正直痛いが、リハビリをしっかりやってシーズン途中から出てきてほしい。
 安定感は抜群。昨年もコンサ関係のいろいろなMVPを取っただけに期待は高まるが、怪我から明けてパフォーマンスをいかに回復するかだろう。彼の特徴である安定感あるプレーや1対1に強いプレーを早く見せてほしいものだ。
 また、彼とて完全にポジションを約束されているわけではない。また、復帰してもポジションが空いているわけでもない。熾烈なポジション争いが待っているだろう。また、彼が第3キーパーだった当時、正ゴールキーパーだった高木とも争わなくてはいいけない。ポジション争いは厳しいだろうが、まずは復帰に向けてしっかりリハビリを行ってほしい。

 高木(ぎーざん)はシーズン当初はスタメンをはることになるのではないか。過去の実績を考えると当然だが、2年間ほとんど公式戦に出ていないことが引っかかる。2007年の当時よりもパフォーマンスが落ちている可能性があることは覚悟しなくてはいけないだろう。しかし、彼のよさは抜群の安定感。特別プレーに穴がない選手だけに、常に質の高いプレーを期待したい。高原が復帰したら彼との争いになるだろう。
 
 曳地はまだ公式戦出場がない。しかし、昨季待望のベンチ入りを果たしたので、今季は初出場したいだろう。だが、他のキーパーの壁は厚い。ともかく練習でそれを打ち破るだけの力を養ってほしいものだ。それには普段の地道な練習が必要。今シーズンで3年目なので、まずは練習で進歩した姿を見せて強くアピールしなくてはいけないだろう。まずは第2キーパーを目指して頑張ってもらいたい。

  は韓国大学NO.1GKのふれこみ。ただ、慣れない外国、連携が必要なGKのポジションではありながら、言葉の通じないプレーヤーとのコミュニケーションを図らなくてはいけない立場を考えるとはまずは連携を深めることに留意しなくてはいけないだろう。キャンプでチームになれ、コンディションを整えることだ。そして正GK争いをしてほしい。
能力的には高いものを持っているはずなので高原がいないシーズン当初は特にチャンスだろう。

posted by 孔明 |20:03 | 選手のこと | コメント(0) | トラックバック(1)

2011年01月11日

札幌ドームのネーミングライツ募集に関しての使用者の位置づけは?

  札幌ドームのネーミングライツ売却の件で日ハムが札幌市に抗議文を出したらしい。

 読売新聞に載っていたもので、2度札幌市に抗議しているとのこと。「1度目は「球団側に何ら連絡もなく命名権を公募することに疑問を感じる」という内容で、2度目は「選定過程に球団を入れるつもりがないならば、球団として新名称を使用しない可能性がある」」という内容らしい。
 
 「札幌市は昨年10月、札幌ドームについて、日本ハムの成績に左右されない安定した収入源を確保する目的で命名権売却の方針を表明。12月には〈1〉新名称の一部に「札幌ドーム」の名称を残す〈2〉契約金額は年間5億円以上、契約期間は5年以上――といった売却要項を発表するとともに、1月11~28日の期間に募集して2月末までに売却先を選定し、4月から新名称を使用することを明らかにしている。」とのこと。
  
 日ハムは「1度目に抗議した際、市側は善処すると言ったのに、その後、十分な説明なく要項が発表されたため、2度目の抗議に至った」と言っているらしい。

 日ハムはドームでのお得意さん。しかし、なぜこんなに抗議しているのか今一理解できない。

 1度目の抗議は「話は聞いていない」と言うことで怒りを買ったということか。

 1度目の日ハムの物言いはだだっ子のような内容だが2度目の怒りはよくわからない。

 日ハムとしてはライバル社が名乗り出たら困ると言うことだろうか。確かに伊藤ハムやプリマハム、丸大ハムがネーミングライツを獲得したら困ることはわからないでもない。しかし、このような一方的な抗議は日ハムの横暴のような気もするがどうなのだろうか。

 もっともわからないのは選定過程に使用者を入れるということが一般的なのかと言うこと。

 使用者が不利益を被る場合にはネーミングライツ使用主の広告物を遮断することを条件としてネーミングライツの募集をしていることは一般的なようだが(現に札幌ドームも「国際サッカー連盟(FIFA)主催試合など、施設名に企業名又は商品・ブランド名を含む愛称の表示が制限される場合があります。」と募集要項に明記している」)そのことに関しては正直よくわからない。

 一般的に考えると大口の利用者のお得意さんには参加者が集まった段階で使用者の不利益につながる場合があるかどうか何らかの協議をすることは考えられること。ただ、どこまで使用者に気を遣わなくてはいけないのかがよくわからない。使用者に不利益を与える募集者が参加してきた場合には使用者の意見だけで排除できるのか。

 また、コンサの場合にも札幌ドームをよく使う大口スポンサーということならば、何らかの意見を言えるという立場になるのだろうか。この場合にはコンサのスポンサーについている企業の不利益になる場合にはどうなるのかという疑問も生じる。例えは石屋製菓やサッポロビール等のライバル社であるロイズやアサヒビールが参加してきたらどうするのか。

  今回の札幌市の募集要項を見ると選定方法としては「札幌市が選定する」としか書いておらず関係機関に協議することは明示されていないので、日ハムが抗議するとおりやはり札幌市独自で判断するつもりなのだろう。今日のUHBスーパーニュースでもこのニュースが取り上げられていて選定は札幌市内部で行うとしていた。

 日ハムの怒りもわからないではないが、札幌市もこのような状態は考えられること。うまく根回しをしなかったのかという気もする。いずれにしてもスムーズにやってほしいものだ。

posted by 孔明 |19:41 | 雑談 | コメント(2) | トラックバック(1)

2011年01月09日

キリノの去就が気になる。

 最後に残ったキリノ去就が不明だ。

 今週キリノの去就が明らかにされるだろうか。
キリノは昨シーズン活躍できなかった。活躍できないまま怪我をして戦線離脱。そしてブラジルに帰国してしまった。

 今シーズン契約更新するのかはまったく不明
 一昨年ゴール数を重ねたのはクライトンやハファエルの力が大きかっただろう。また、戦術的にショートカウンターから相手の守備陣の裏をとる攻撃が多く、スピードに載ったプレーをどんどん仕掛けることができたことも幸いだった。しかし、昨シーズンはポゼッションを重点にするサッカーにシフトチェンジをしたこともあって、キリノのスピードが生かされず力が発揮されなかった。

 正直キリノが残留してワントップに置くならば、今のコンサのサッカーではかなり厳しいかも知れない。トップ下に純平やブルーノを置いてどれだけキリノを生かせるか。

 できればキリノに代わり新外国人を取ってほしいのだが、やはりコンサにはいないタイプのポストプレーヤーが必要だと思う。スペースやスピードで勝負する選手は内村、近藤といる。ポストプレーができるのは横野や三上くらいだろうか。しかし現段階では物足りない感じ。

 キリノが残留する場合にはワントップの場合にはトップ下やサイドでタメをつくり、コンビネーションをスムーズにしてキリノを生かすようにしなかればいけないだろう。また、2トップにすると相方のFWはポストができる選手にしたいが、今のコンサではなかなか難しいか。

 いずれにしてもキリノの去就は攻撃の大きな鍵になるだけに非常に気になる。

posted by 孔明 |20:14 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年01月07日

西嶋の「札幌側の話を聞くうちに、残ることが最善の策なのか疑問を抱くようになった」という言葉の意味

 昨日の道新夕刊の「コンサドーレ倶楽部」
徳島に移籍する西嶋のインタビューが載っていた。

 インタビュー自体、西嶋の素直な気持ちが出ているが、意味深な受け答えがあったので気になった。

質問「―移籍を選ぶまでの経緯は。」
回答 「10月中旬に他チームからオファーをもらった。その時は移籍なんて考えられなかったし、来季も札幌のために、と思っていた。その後、札幌側の話を聞くうちに、残ることが最善の策なのか疑問を抱くようになった」
質問 「――疑問を抱いた理由は。」
回答 「札幌の会社(北海道フットボールクラブ)の現状や、今後のビジョン、条件提示を含め、コンサでプレーすることが成長につながるのか疑問に思った。」

質問 「――2カ月近く悩んだようですね。」
回答 「最終的に5チームからオファーをもらった。札幌への愛着うんぬんを切り離して、各チームをフラットにみると、どうしても残るという選択肢が見えなかった。でも、札幌が大好きという気持ちが強すぎて、どこにもOKが出せなかった。選手生活が終わるまでコンサに貢献したいと思っていたけど、札幌側と話していて、移籍という選択肢が現実味を帯びていった。」
質問「――最終的に決断の決め手になったのは。」
回答「札幌は施設やサポーターなど全部が素晴らしいし、居心地が良い。でも、ぼくはそこまで強い人間ではないから、どうしても甘えてしまう。長年、このチームにいて、このままでいいのか、と心に引っ掛かるものがあった。それを取り除くには、一度環境を変え、ゼロからスタートする必要があるかなと思った。」

  最終的には環境を変えてゼロからスタートをしたいと言うことだったらしいが、それにしても西嶋がJ1ではなく、同じJ2リーグの徳島に行くことが発表されたときには衝撃を受けた。

 西嶋の言っているように徳島の条件もかなりよかったのだろう。
しかし、このインタビューで心変わりをさせた「札幌側の話」とはどんなことだったたのだろうか。

  やはり西嶋の言っている「今後のビジョン、条件提示を含め、コンサでプレーすることが成長につながるのか疑問に思った」ということなのだろうか。
  この西嶋の回答を見ていると、HFCに今後の希望が持てないということや今後のビジョンに不満が芽生えたのが移籍のきっかけのように思える。

 これまでJ2では他のJ2のチームから選手を引き抜いても引き抜かれることはないだろうと高をくくっていたが、この西嶋の移籍には正直ショックだった。

 同時に今のコンサの地位がJ2でも決して上位にあるものではないと思い知らされたものだった。それはJ1昇格への可能性だったり、チームの経営規模だったり、もはや他のJ2のチームに対して優越感を持てる立場ではなくなった。

 一番気になるのは西嶋にHFCの今後のビジョンが合わなかった点だ。うがった見方かもしれないがもしかしたらHFCは西嶋の期待したような明確なビジョンを示せなかったのかもしれない。また、HFCは5段階計画をチーム強化の基礎としているが、選手にとっては現在のチーム強化策にずれが生じているような印象を受けたのかもしれない。 

 西嶋の他にも上里や石川、征也が自らチームを離れた。いずれも環境の変化に身を置きそれに伴い成長をしたいとの移籍理由だったが、西嶋のような感想をもった選手もいたのかもしれないと思うと非常に気になるインタビューだ。

posted by 孔明 |19:36 | HFC | コメント(9) | トラックバック(1)

2011年01月05日

上里には心機一転頑張ってもらいたい。

 オフィシャルで上里がFC東京にレンタル移籍という正式発表があった。ようやく来たかというか、来てしまったかという感じ。 

FC東京の年始休みが今日までだったので明日発表かと思っていた。今日発表されたのが意外だった。

 結果はレンタル。完全移籍でなかったことは良かったが、同じJ2だといってもコンサより層が厚い選手層。先発で出場するのはかなり大変だろう。

 しかし、コンサにこのままいれば成長しないと思ったのだろう。これは上里が自ら選んだ道。そして自らを追い込んだ道。彼は自分の選択が間違いでなかったことをこれから自分で証明しなくていけない。かなり厳しいが、やり遂げなくてはいけないだろう。

 上里は日本代表にもなれる素材だと思っている。彼にはまだ伸びしろがあるはず。移籍を契機にそれを発揮しなくてはいけないだろう。

 彼はそのキック力ばかりもてはやされるが、やはり彼がより高みにいくにはそのキープ力や視野の広さを生かすことが必要だと思う。昨年は判断の遅さが失点の原因になることもあった。もっと判断を速くして、運動量を多くしなくてはFC東京では通用しないだろう。FC東京でもスタメンを張れるように頑張ってもらいたい。

 同じJ2ということで、J1に行った選手より近くに感じることができるだろうが、これからはライバル。

  レンタルだがコンサに帰ってくることは考えずに心機一転やってほしい。

posted by 孔明 |20:30 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年01月03日

私的コンサドーレ史6(ウーゴ・マラドーナのFKは芸術的だった。)

 やはり、ウーゴマラドーナのフリーキックは凄かった。  

 本田技研戦は厚別での対戦。

 ナイターでの首位攻防戦だった。試合前にはよさこいのチームの演舞があった記憶がある。

  ナイターなのに相手が強敵と言うことでかなりの観客がきていた。

 試合は膠着状態だったような記憶がある。相手もなかなか強く攻め手がなかった。それが鳥居塚を中吉に変えてDFを1枚減らしそれまでの3バックから4バックに変えて活性化した。

 次々と攻撃を仕掛け、バーやポストにあたる惜しいシーンも演出して得点は後一歩のところまできていた。そしてゴール前のよいところで、ファイルをもらいウーゴのFKの場面となる。その年のウーゴのFKは冴えていた。ゴール前でファウルをもらえば後はウーゴに任せておけば得点になりそうな安心感がいつもあった。

 そのときも試合の緊張感はあったが、なぜかしらウーゴのキックが決まるという確信があった。

 FKは左45度の位置 当時の新聞にウーゴは「壁が動いたのが見えた」と書いてあったが壁のいなくなった位置を狙ってニアに蹴ったボールは見事にゴール左隅に突き刺さった。先制点。ウーゴが手を水平に上げて喜びを表す。厚別はお祭り騒ぎ。座っていた席ではウエーブが起こる。見事な得点だった。その後相手の攻撃を抑えて見事に勝利。前節東京ガスに敗れたので連敗を免れた大事な一戦となった。

 この年のウーゴのFKの得点は何点か忘れたが、かなり得点をとったような強いインパクトを与えてくれていた。まさに彼のFKは芸術だった。

  そして今では伝説になった厚別での川崎フロンターレとの対戦でバルデスのヘッドを見ることになる。

posted by 孔明 |20:09 | コンサドーレ の思い出 | コメント(1) | トラックバック(1)

2011年01月01日

今年はまずはスタートダッシュを目指せ

 年が明けてコンサとしてチーム創設15周年になる2011年。

 昨年末の怒濤の補強発表でサポーターもなんとか不安を払拭することができたのではないだろうか。

 そして今年の目標もHFCはJ1昇格。まだ補強は全員ではないがこのメンバーをみると昇格争いができるのではないかという希望が持てる布陣となった。後は石崎監督がどう選手の力を操り、戦術を徹底させるか。そしてサポーターはチームを後押ししなくてはいけない。

 今年こそ最後に喜びを爆発させたいものだ。今月は中旬からキャンプが始まるがキャンプではシーズンを戦う体力をつけて、フィジカル的にも怪我のないような体づくりをしてほしい。まずは、体制を整えること。特にDFラインが大幅に入れかわったので、戦術の徹底が難しいかも知れないが、なんとか早く戦術を徹底させ、チームの体制を整えてほしい。

 そして何しろ今シーズンの目標はまずは「スタートダッシュ」だろう。昨年、一昨年とスタートダッシュに失敗して、初めから昇格争いに入ることができなかった。チームの経営安定のためにも、スタートダッシュは必須だろう。まずはスタートダッシュを目指して頑張ってほしい。

 ※ 2011年も皆様どうぞよろしくお願いたします。今年も勝手にコンサを叱咤激励していきたいと思います。

posted by 孔明 |20:38 | 今季 | コメント(6) | トラックバック(1)

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