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2023年02月01日

今年のキャンプにおける課題のポリバレント化でどんな戦術を目指しているのか?

 今日はコンサの今年の戦術のことを考えてみたいと思う。

 報道等でしかわからないが、ミシャは今年のキャンプで昨年までのオールコートマンツーマン戦術の精度を高めるため、ポリバレント化を進めている。

 この効果を勝手に解釈する。

 守備では昨年まではこちらのコーナーのこぼれ球を相手に奪われてカウンターを受けて失点するというような状況も多かった。また、前線でのパスミスからボールを奪われて失点することが多かった。

 これをなるべく防ぐためではないかと思う。

 コーナーでは比較的上背の低いシャドーやサイドの選手が後ろで待つシーンが多いが、この選手達の守備力が上がれば、カウンターをある程度防ぐことができる。

 また、高い位置で奪われる場合には、元々サイドやCBが攻撃のために上がっている場合が多いだろうから、後ろがスカスカになるシーンが多い。相手のカウンターには相手ボールフォルダーに一番近い選手が戻って守備をするが、その選手が守備の力があればある程度防ぐことができる。

 この守備はこれまでもやっているが、その選手の守備のスキルがあれば失点を防ぐことができるということだと思う。

 攻撃ではこれまでも左右のCBが上がって攻撃に参加していたが、真ん中のCBも右サイドから上がって枚数を増やして相手に圧力をかけることもやっているようだ。

 相手にとっては真ん中のCBもサイドから攻撃に参加してくるということで、マークの混乱が起きるので守備は非常にやりにくいだろう。

 そうなると後ろの守備がますます不安。この場合にはボランチやWBが下がって守備をするのだと思う。

 攻撃と守備はもちろん連動している。攻撃から守備、守備から攻撃がスムーズにいかないと失点が増える。今年のミシャ式では新たな連係も必要になってくると思う。推測でしかないがそこら辺をキャンプでその辺を徹底させているのだろう。

 元々、本来の戦術は欧州のビッククラブでのスタンダードになりつつある、前から人数をかけてプレスをしてボールを奪って相手を崩してゴール目指すという戦術。そしてボールを奪われたらすぐさま人数をかけてボールを奪いに行く。

 パスミスやボール奪われたときにすぐさまボールを奪い返すのか一番

 もちろんパスミスをしないことや相手にボールを奪われないようにしなければいけないというのが大前提。
 それを前提としてできない場合に備えて、個々の守備力を高めるということが必要となる。そのために個々のポリバレント化を目指しているのではないかと思っている。


  勝手に叱咤コンサ外伝
                                       
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posted by 孔明 |19:54 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)