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2021年06月28日

石橋を叩いて渡るいつもの采配では勝ち点を得る可能性は低かったと思う。

 福森で失点してもそれ以上点をとればいいとはミシャの言葉だが、半分はその通りになったが肝心の点がとれなかった。

 ワントップの荒野は肝心な時にまたトラップミスをするし、ルーカスもいいところまでいくがトラップミス。青木は何人もテクニックでかわすもオフサイドを何度かしたりして、また、シュートはGKの頭にあたってしまった。

 ボール支配は完全にしていたが、肝心な時にミスばかりしていたらミスの少ない相手には勝てない。

 そしてミシャのいつものような采配では一発逆転を期待することもできない。
 八方ふさがりだ。

 昨日の試合はやりようによっては勝てたとも思う。

  前半の荒野の不出来を見たら後半頭から選手交代をするべきではなかったか?

 試合の流れを読めない、そしてチャレンジしようとしない指揮官。それにただ唯々諾々と素直に応じようとする選手たち。これでは勝てるわけがない。

 コーナーでは完全に福森のところを狙われていた。鹿島はもちろんそういうスカウティングだったろう。

 それを修正できずコーナーからまたもや失点してしまった。ベンチは指示や対策をしていたのか?

 守備は目をつぶるのはミシャの方針だが、1点もとれないのは何をか言わんやだろう。

  ストライカーがいないというのは仕方ないが、それを補うような工夫や精度足りなかった。

  ちゃんとした戦術家なら荒野のワントップが機能しなければ事前に2の矢3の矢の対策を考えて即座に実行していただろう。

 例えばスピードと高さがある大嘉を後半頭から入れて、左サイドに金子を移してルーカスと左右から高さのあるクロスをあげさせるとか。

 ピッチは濡れているので何が起こるかわからない。大嘉が競り合いに勝てなくても、相手のDFに当たってそのこぼれ球を誰かが拾ってシュートまでいったかもしれない。

 もちろん結果論だが、結果がでなくても手をつくした感があるだろう。いつものような手で同じようなやり方では何かが起こる確率は低い。

 なにより大嘉に経験を積ませるというように今後のためにもなる。

 それが2失点して何分もたってからこれしか策はないだろうばかりにドドを入れる。滑りやすいピッチにけが上がりの深井を早くから入れる。最後の数分にとってつけたように大嘉を入れる。??だった。

 流れを変えるには思い切ったことをしなければいけない。一種の賭けだが、賭けに負けてももともとだ。

 悔しいが采配ではこちらの弱点を明確についてきた相手の監督の方がかるかに上だった。

 ミシャには試合中の采配には期待していないがいつものように石橋を叩いて渡る采配では勝ち点は入ってこない。またそんな感想をもった試合だった。



  
                   
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posted by 孔明 |21:26 | 今節の反省 | コメント(3) | トラックバック(0)