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2020年12月15日

攻撃のタスクは厳しいが必ず乗り越えなければいけない。

 ここで何度も書いてきたが、ミスは1つだけではなく2つ以上重なると必ず失点に結びつく。ここ最近の試合でこのような失点が目だっている。まあ、サッカーは人間がやっているスポーツなので、そういうこともあるだろう。

 ミシャ曰く「安い失点」なのだが、当然、そういう失点はしないようにしなければいけないが、それよりも点がとれないことも問題だと思う。

 ミシャは1失点位どうってことがないと思っていると思う。それなら複数得点しなければいけないのだが、なかなかとれない。それはミシャが何度も言うように決定力の問題が大きい。

 しかし、コンサの場合には相手よりも困難な状況で点を取らなければいけないタスクを負わされているようにしか思えない。これはどういうことかというと、相手はこちらが数的同数かそれ以下の場合で攻撃の回数が多いのに比べて、こちらは相手が引いて守ってかなりの人数をかけているところを崩さなければいけない状態が多いからと言うこと。

 要するにこちらは前掛りになって攻めていることが多いから相手はカウンターからの攻撃も多くなって攻撃としては割合容易に点が入る場面を作っているということだ。

  逆にこちらが点を取るのはかなり難しい。

 ゆえになかなか点が取れないと言うのもわかる。

 もちろん相手が攻撃的であればこちらがカウンターから得点する場面も多くなるが、守ってカウンターのチームだとやはりかなり点をとるのが難しくなる。

 守りのチームのFC東京や広島、C大阪あたりに弱いのはこういうことだろう。 

 引いて守る相手を崩すのは本当に難しい。今のJリーグでこれができるのは川崎Fくらいではないか。

 コンサは今、大きな壁に妨げられている。これを乗り越えなければいけないだろう。

  ミシャのこれまでの戦術ではいかに相手を崩すかがやはりポイントとなる。

 それにはパスの精度や攻撃のスピード、アイデアがより必要になってくると思う。

 大分戦での深井の縦パスはまさにその必要なアイデアだった。

  かなり難しいタスクになるがこれがうまくできるようにならなければ未来はない。
 とにかくやるしかない。 



                            
                     勝手に叱咤コンサ外伝
                                       
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posted by 孔明 |20:50 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)